稲垣吾郎「愛がなんだ」今泉力哉監督とのタッグは“最高の体験” 「心の中が見透かされている」不思議な感覚も<窓辺にて>


【モデルプレス=2022/10/26】俳優の稲垣吾郎が26日、都内で開催された「第35回東京国際映画祭」コンペティション部門正式出品の映画『窓辺にて』舞台挨拶に出席。今泉力哉監督作品の印象や、自身の役作りについて語る場面があった。

「窓辺にて」舞台挨拶に出席した稲垣吾郎(C)モデルプレス
「窓辺にて」舞台挨拶に出席した稲垣吾郎(C)モデルプレス
◆稲垣吾郎主演「窓辺にて」

稲垣吾郎、今泉力哉監督(C)モデルプレス
稲垣吾郎、今泉力哉監督(C)モデルプレス
本作は、妻についてある悩みを持つ主人公のフリーライター・市川茂巳(稲垣)、市川の妻・紗衣(中村ゆり)、高校生作家・久保留亜(玉城ティナ)らが織りなす大人のラブストーリー。『愛がなんだ』『街の上で』『猫は逃げた』など次々と話題作を連発する稀代の映画監督・今泉が務めた。

◆稲垣吾郎、茂巳役は「俳優にとってとても最高の体験」

稲垣吾郎(C)モデルプレス
稲垣吾郎(C)モデルプレス
本作の脚本は、稲垣をイメージして執筆。観客からの質疑応答で役作りについて聞かれた稲垣は「これまでここまで役作りしない役ってないんじゃないかなっていうくらい(笑)」と回答し、「僕が言いそうな言葉、僕が思っていることを監督が見透かしているかのような」と撮影を振り返った。

稲垣吾郎(C)モデルプレス
稲垣吾郎(C)モデルプレス
また、稲垣は“当て書き”について「例えば僕が世間で思われているイメージ。例えばパブリックイメージであったりとか、そういうものに当てて書くっていうのはあると思う」と分析し、今作は「こんな風に演じてもらいたいとか。そういうのではなくて、本当に僕の素、僕の心の中が見透かされているような感じが不思議だった」と告白。「本当にこれは自然にそこに佇んでいれば、この役は茂巳として存在できるんだなと思ったので」と自然体で演じられたことを明かした。

◆稲垣吾郎、今泉力哉監督作は“自然に俳優さんたちが演技している”

稲垣吾郎(C)モデルプレス
稲垣吾郎(C)モデルプレス
その後も、今泉監督の作品について「本当に自然に俳優さんたちが演技していますよね。おしゃべりをしていますよね」と語った稲垣。「今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていくという形で合わせていったっていうのはもちろんありますけれども」と続け、「それは僕にとっても、俳優にとってとても最高の体験でしたね」と今泉監督とのタッグを楽しんだ様子で笑顔を見せた。(modelpress編集部)



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