中山優馬、即興劇初挑戦の心境明かす「たくさん失敗もしました」<砂の城>


【モデルプレス=2022/10/14】俳優の中山優馬が14日、都内で行われたエン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」(東京・紀伊國屋ホールにて10月15日~30日、大阪・ABC ホールにて11月3日~13日)のフォトコール&取材会に、共演の岐洲匠、夏川アサ、野島健児、池田純矢、鈴木勝吾、升毅とともに出席。即興劇初挑戦の心境を語った。

初挑戦の即興劇を全身全霊で楽しんでいた中山優馬(C)モデルプレス
初挑戦の即興劇を全身全霊で楽しんでいた中山優馬(C)モデルプレス
◆中山優馬主演「砂の城」

結婚式のシーンの夏川アサと中山優馬 (C)モデルプレス
結婚式のシーンの夏川アサと中山優馬 (C)モデルプレス
エン*ゲキシリーズは役者・池田純矢が自身の脚本・演出により"演劇とは娯楽であるべきだ"の理念の基、誰もが楽しめる王道エンターテインメントに特化した公演を上演するために作られた企画。シリーズ6作目となる最新作では、"即興音楽舞踏劇"と題して、即興で音楽を奏で、舞うという挑戦的で革新的な試みに挑戦する。

◆中山優馬、即興劇初挑戦の心境明かす

共演者に褒められ照れた様子も見せていた中山優馬 (C)モデルプレス
共演者に褒められ照れた様子も見せていた中山優馬 (C)モデルプレス
翌日に初日を控える中山は「新ジャンルと言っていい舞台なので、いつもの本番前とは違う感覚があります。どんな化学反応が起きるのか…」と心境を吐露。「今までの舞台の準備や過ごし方が違います。即興を演じられるコンディションを整えていこうと思っています」と明かした。

稽古中は「ピアニストとの見えない糸でのコンタクトを取り、他のキャストの皆さんとのチームワークを高めていった」と即興劇ならではの稽古を振り返った。

フォトコール冒頭でピアノの演奏とともに美声を響かせた中山優馬 (C)モデルプレス
フォトコール冒頭でピアノの演奏とともに美声を響かせた中山優馬 (C)モデルプレス
即興芝居のシーンについて、中山は「稽古ではたくさん失敗もしました。たくさん動いた中で『なしだね』とか『いいね』とか話し合った」と告白。「舞台芸術であり、1つの作品なのでルールのもと、みんなで守りながらも自由であること」を心がけていると語った。

◆中山優馬、即興劇は苦手?

儚さと力強さの2面性を舞台上で発揮していた中山優馬 (C)モデルプレス
儚さと力強さの2面性を舞台上で発揮していた中山優馬 (C)モデルプレス
即興芝居が得意かと聞かれると「得意じゃないんでしょうね」と苦笑した中山。「即興で『何かをやってやろう』と立つわけではなくここ(舞台上)で出てきたものをお届けしたい。皆さんにいただいたものを自分に乗っけて届けていきたい」と意気込んだ。

また「今日の歌もほとんど聞いたことがない。初めて聞いた歌ばかりでした」とコメント。即興劇が苦手としながらも「僕が歌った歌も初めてでした。楽しいです」と笑顔を見せ、自信を覗かせていた。

見どころについて中山は、岐洲も登場する中盤のシーンを挙げ「アザリの丘のシーンは気に入っています。たぶん、カンパニー全員が好きだと思う。出演者全員が身体を使って見せていく、ヒューマンパワーがすごいなって」と回答。池田は「見どころは即興なので毎日変わる」と笑顔で話した。

初日に向けて気合十分な中山優馬 (C)モデルプレス
初日に向けて気合十分な中山優馬 (C)モデルプレス
最後に「こんな時期だからこそ、今この瞬間に目の前にあるものを大事にしないといけないと思う瞬間がたくさんある」と言い、「この劇場で、この瞬間の今に繰り広げられる、劇場でしか届けられないものをお届けしたいと思っているので、ぜひ劇場でご覧下さい」と力強く呼びかけた。(modelpress編集部)



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