永山瑛太・東出昌大ら、井浦新&田中麗奈W主演作キャスト第2弾12名解禁


【モデルプレス=2022/09/29】俳優の井浦新、女優の田中麗奈がW主演を務める映画「福田村事件(仮)」(2023年公開)に出演する永山瑛太、東出昌大ら12名のキャストが解禁された。

(上段左から)永山瑛太、東出昌大、コムアイ、向里祐香、松浦祐也、木竜麻生(下段左から)杉田雷麟、カトウシンスケ、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明(提供写真)
(上段左から)永山瑛太、東出昌大、コムアイ、向里祐香、松浦祐也、木竜麻生(下段左から)杉田雷麟、カトウシンスケ、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明(提供写真)
◆井浦新&田中麗奈W主演「福田村事件」

本作は、森達也監督の初の劇映画作品。題材は、1923年9月1日に発生した関東大震災、その発災から5日後、千葉県福田村で起こった実際の虐殺事件。行商団9人が地震後の混乱の中で殺された。彼らはなぜ殺されたのか、村人たちはなぜ彼らを殺したのか。

荒井晴彦が企画し、脚本は佐伯俊道、井上淳一、荒井の3名が担当。関東大震災時に各地で起きた「朝鮮人虐殺」、そして朝鮮人に限らず“善良な人々”が虐殺された日本の負の歴史をつまびらかにする。8月20日にクランクインをした撮影も先日9月19日、無事すべての撮影を終えた。

◆井浦新&田中麗奈W主演「福田村事件」キャスト解禁

今回新たに発表するのは先日情報解禁された井浦、田中と並び個性あふれる計12名が揃った。

2002年に『青い春』でスクリーンデビュー以降、数々の映画、ドラマに出演。近年では短編映画で自身初の監督を務めたり、「永山瑛太、写真」と題し、写真家として展覧会を開催するなど多才なアーティストとして活躍の場を拡げている永山。そして2012年『霧島、部活やめるってよ』にて俳優デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後数多くの映画、ドラマに出演する東出。

音楽ユニット・水曜日のカンパネラの初代ボーカルで、声や身体表現を主とするアーティスト。NHK『雨の日』、Netflix『Followers』などに出演し、俳優としても活動するコムアイ。2022年は『愛なのに』での好演が話題、ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』へのゲスト出演も果たし、来年配信予定のハリウッドドラマ『SHOGUN(原題)』のメインキャストに抜擢されるなど、今後の活躍が期待される向里祐香。

2001年に「ほぞ」で初の映画出演を果たし、2016年に公開された『ケンとカズ』では第31回高崎映画祭にて最優秀新進俳優賞を受賞。演技派俳優として注目を集め、ドラマ・映画・舞台・CMと幅広い分野で活躍しているカトウシンスケ。これまで映画を中心に60作を超える作品に出演。2019年、片山慎三監督による自主制作映画『岬の兄妹』で映画初主演を飾る松浦祐也。

瀬々敬久監督「菊とギロチン」野尻克己監督「鈴木家の嘘」でキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など、数多くの映画賞を受賞し、最近でも加藤拓也監督の「わたし達はおとな」で主演を努めた木竜麻生。2019年、『半世界』で稲垣吾郎ふんする主人公の息子役を担い、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞し、その後話題作への出演が続く杉田雷麟。

電気グルーヴのメンバーとして音楽活動を続けながら、俳優としての顔も持ちつつ近年ではYoutubeやnoteと単独でも活動をしているピエール瀧。お笑いタレント・漫才師・著作家・コメンテーター、漫才コンビ浅草キッドのツッコミ担当であり、れいわ新選組・参議院議員とさまざまな顔を持つ水道橋博士。

1997年青山真治監督『WiLd LiFe』で映画初主演を果たし、その後阪本順治監督作にも多く出演し、2018年には映画製作を手がけるシンセカイ合同会社を設立、舞台演出家や映画プロデューサーなど活躍の幅を広げている豊原功補。役を演じ始めて、約50年、劇団マールイ、自由劇場を経て、1976年に劇団東京乾電池を結成し、座長を務め、これまで出演した映画は200作を超える柄本明。培ってきた畑も世代もことなる多種多様な錚々たる面々が名を連ねる。(modelpress編集部)

◆ストーリー

1923年春、澤田智一(井浦新)は教師をしていた日本統治下の京城(現ソウル)を離れ、妻の静子(田中麗奈)と共に故郷の福田村に帰ってくる。智一は、日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であった。しかし、妻の静子にも、その事実を隠していた。

その同じころ、行商団一行が関東地方を目指して香川を出発する。9月1日に関東地方を襲った大地震、多くの人々はなす術もなく、流言飛語が飛び交う中で、大混乱に陥る。そして運命の9月6日、行商団の15名は次なる行商の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。支配人と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いが、興奮した村民の集団心理に火をつけ、阿鼻叫喚のなかで、後に歴史に葬られる大虐殺を引き起こしてしまう。

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