乃木坂46久保史緒里&ゆうたろう、舞台への心境「頭の中で少しずつ浮かび上がってきました」チラシビジュアル解禁<桜文>


【モデルプレス=2022/07/21】乃木坂46の久保史緒里が主演を務め、9月5日~25日に渋谷・PARCO劇場(大阪・愛知・長野公演あり)にて上演される舞台『桜文』のチラシビジュアルが解禁。併せて、久保と本作に出演する俳優のゆうたろうのコメントも到着した。

(左から)榎木孝明、久保史緒里、ゆうたろう「桜文」チラシビジュアル(提供写真)
(左から)榎木孝明、久保史緒里、ゆうたろう「桜文」チラシビジュアル(提供写真)
◆久保史緒里主演舞台「桜文」

本作『桜文』は、古き良き日本を舞台に、幽玄でエロティック、情感あふれる物語をユニークな感性で美しく描きだすことに定評のある秋之桜子による書き下ろし。

演出を手がけるのは、俳優の心の奥に眠っている感覚を炙り出し表現させ、作品世界を多様化させる演出術で、今や引く手あまたの寺十吾。秋之とは「西瓜糖」でタッグを組んでおり、その相性の良さは折り紙付き。明治期、吉原随一の花魁をめぐる耽美な悲恋の物語が、機微に触れた情感たっぷりの演出で描き出される。

◆久保史緒里&ゆうたろう、耽美な世界を体現するのに相応しい俳優陣集結

そしてこの耽美な世界を体現するのにぴったりな俳優陣が集結。吉原随一の花魁、桜雅役は乃木坂46のメンバーとして活躍しながら、女優として舞台やTVドラマにも精力的に出演し注目を集める久保。

また、桜雅が一人前の遊女になる前の少女時代、心から想い合っていた相手・仙太役と、仙太と他人の空似ながら瓜二つの容貌だったために、桜雅と深くかかわっていく小説家志望の青年・霧野一郎の二役に、若手個性派俳優として、舞台・TVドラマ・映画とジャンルを問わず活躍し今後がますます期待されるゆうたろう、そして、松本妃代、石倉三郎、さらに、当代きっての大店、紙問屋の旦那で、物語が大きく動くきっかけとなる桜雅の豪華絢爛な花魁道中を開く西条宋次郎役に、榎木孝明といった演技巧者が揃い、明治期の吉原を体現する。

◆久保史緒里&ゆうたろう、心境明かす

久保史緒里「桜文」チラシビジュアル(提供写真)
久保史緒里「桜文」チラシビジュアル(提供写真)
稽古を経て、久保は「高下駄を履いての稽古を通し、いよいよこの作品に色が染まっていくのだなということを強く実感しております。桜雅花魁として生きる世界。台本を読みながら、彼女の目に映る光景が、頭の中で少しずつ浮かび上がってきました」と心境を明かし、「それは決して美しいものだけではなく、時に目を瞑りたくなるような時もありますが、それこそがこの作品の美しさなのではと感じ、作品と向き合う日々です。是非、劇場にお越し頂けたら嬉しいです。宜しくお願い致します」と呼びかけた。

一方、ゆうたろうは「本稽古も始まろうとしてる中で取材、本読み、ボイストレーニングがついに始まり、いよいよ動き出しているんだなとひしひしと実感しています」と思いを明かし、「自分の中の課題が山積みなので日に日に少しずつ、着実にクリアにしていきたいなと思っていますので劇場に来てくださる方々はゆうたろうの霧野一郎・仙太を、そして舞台『桜文』を是非期待して待っていて頂けると嬉しいです」と意気込みを語った。(modelpress編集部)

◆あらすじ

時は明治中期、桜満開の吉原。当代随一と謳われる花魁、桜雅は、その妖艶な佇まいとともに、決して笑顔を見せないことでも、その名を知られていた。何とか桜雅の笑顔を引き出そうと、当代きっての大店である紙問屋の旦那、西条宋次郎は、その財力で豪華絢爛、贅を極めた花魁道中を開くことに。

一方、吉原のような世界とは全く縁のない堅物で生真面目な小説家志望の霧野一郎に花魁道中の記事を書かせようと、新聞社が白羽の矢を立て、見物に参加させていた。全く笑わない桜雅を目の前に、霧野は、純真な心で思わず『笑ってください』と、叫んでしまう。途端に、『なぜ…』と発しながらゆっくりと倒れていく桜雅。混迷する花魁道中、騒然となる大勢の見物客。

それは、決して思い出さないように心の奥深くに閉じ込めていた想いが、一瞬にして呼び覚まされてしまった瞬間だった。桜雅がかつて花魁の見習い、雅沙子として過ごしていた頃、心から想いを通わせ合っていた少年、仙太。二人の淡く儚はかない初恋の想い。しかし、その誠実さと繊細さゆえに、自ら命を絶ってしまった仙太に、霧野は瓜二つだったのだ。

花魁道中で笑顔を引き出せそうもなかった西条は、桜雅が突然意識を失ったことで体面が保たれた、と霧野をかばい、匿う。果たして、この奇妙な出会いがもたらす運命とは?物語の歯車が動き出す…。

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