「セカンドミール効果」って知ってる？楽痩せのヒントは朝食にあり
【ダイエット／モデルプレス】「食べないダイエット」よりも「食べるダイエット」が重要視されてきました。そんな中、朝食であることに気をつけるだけで、ダイエット効果がアップすることを知っていますか？現在、食べても血糖値を下げる効果がある「セカンドミール効果」に注目が集まっています。今回はセカンドミール効果とは何なのか、そしてやり方をご紹介します。
「セカンドミール効果」って知ってる？楽痩せのヒントは朝食にあり（Photo by Arman Zhenikeyev／Fotolia）
「セカンドミール効果」とは、最初にとる食事（ファーストミール）が、次にとった食事（セカンドミール）のあとの血糖値に影響を及ぼすことを指します。
もともと私たちの体は、食事をとると血糖値が上がりインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。インスリンは糖をエネルギーに変え、血糖値を下げる働きを持っています。
しかし、血糖値が急激に上がってしまうと、インスリンが多く分泌されてしまうことが。すると、今度は余った糖分を脂肪に変える働きがあり、ダイエットに悪影響を及ぼしてしまうのです。
効率良くダイエットしていくには、血糖値を急激に上げないことが重要になっていきます。
◆最初の食事が次にも影響を与える「セカンドミール効果」
ダイエットスムーズにやるためには、1日の最初にとる食事（ファーストミール）が次の食事（セカンドミール）の血糖値にも影響することが近年明らかになりました。
ある研究によると、あるものを食べることで朝食、昼食の血糖値の上昇・動きが他の食材と比べて穏やかという結果が出ています。
美しくダイエットしたい（Photo by DragonImages／Fotolia）
では朝食にはどのようなものを取り入れていけば良いのでしょうか。ポイントは血糖値を緩やかに上げる効果がある低GI食品を摂ることが大切ですよ。
■野菜
野菜は食物繊維が豊富。食物繊維は糖質をコーティングし、糖分の吸収を緩やかにする働きがあるためダイエットに効果をもたらす働きがあります。
野菜を摂取するときは、ニンジンやじゃがいもなどの根菜類は意外にも隠れ糖質を持っているためNG。キャベツやほうれん草など葉物系のものを選ぶのがベターです。
■大豆製品
大豆に含まれるオリゴ糖はインスリンの分泌を抑制し、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
また、納豆は他の食品のGIを下げる働きもあるのだとか。豆腐や味噌などの大豆製品を朝食に積極的に取り入れるようにしたいですね。
■穀物類
ごはんは炭水化物だから血糖値を上げるのでは？と感じるかもしれませんが、大麦、もち麦、玄米など水溶性食物繊維が多いものならGI値が低く、ダイエットに悪影響を及ぼしません。
水溶性食物繊維は糖質の吸収を抑える働きがあり、また消化のスピードが遅くするので、消化を遅らせ糖の吸収を穏やかにする働きがありますよ。
風味や食感が苦手な人は、白米に混ぜて炊くのも一つの方法です。上手く工夫をして美味しくダイエットをしていきましょう。
朝食で食べるものに気をつけよう（Photo by GTeam／Fotolia）
「セカンドミール効果」は食事の血糖値を緩やかに上げるだけでなく、他にもメリットがたくさん。
まず低GI値の食材を摂取することで、消化・吸収が緩やかになることから、満腹感を持続させることができ、空腹感に悩みにくくなります。
さらに、GI値が低い物は低カロリーのものが多いため、健康的にダイエットをすることも可能になります。
◆食べ順で血糖値の急上昇を抑えることも可能
朝の忙しさや気分によって朝食がなかなか食べられない人も多くいることでしょう。
血糖値を急激に上げないようにするために、食べる順番に気をつけるのも一つの方法ですよ。
最初に野菜やスープなどの低カロリーで食物繊維が豊富に含まれているもの、次にお肉や魚などたんぱく質、そして最後にご飯やパンなどの炭水化物の順で食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。
特に野菜を最初に食べることで、血糖値が上がりにくくなるだけでなく、余計なエネルギーの吸収も防いでくれるので意識して食べるようにしてくださいね。
セカンドミールで効率良くダイエット（Photo by Kaponia Aliaksei／Fotolia）
今回はダイエット効果を1日中持続させる「セカンドミール効果」についてご紹介しました。
朝食に気をつけることでその日1日のダイエット効果を持続させることができるなんて凄いですよね。
ぜひ参考にして、朝食を見直してみてくださいね。（modelpress編集部）
「セカンドミール効果」とは、最初にとる食事（ファーストミール）が、次にとった食事（セカンドミール）のあとの血糖値に影響を及ぼすことを指します。
もともと私たちの体は、食事をとると血糖値が上がりインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。インスリンは糖をエネルギーに変え、血糖値を下げる働きを持っています。
しかし、血糖値が急激に上がってしまうと、インスリンが多く分泌されてしまうことが。すると、今度は余った糖分を脂肪に変える働きがあり、ダイエットに悪影響を及ぼしてしまうのです。
効率良くダイエットしていくには、血糖値を急激に上げないことが重要になっていきます。
◆最初の食事が次にも影響を与える「セカンドミール効果」
ダイエットスムーズにやるためには、1日の最初にとる食事（ファーストミール）が次の食事（セカンドミール）の血糖値にも影響することが近年明らかになりました。
ある研究によると、あるものを食べることで朝食、昼食の血糖値の上昇・動きが他の食材と比べて穏やかという結果が出ています。
では朝食にはどのようなものを取り入れていけば良いのでしょうか。ポイントは血糖値を緩やかに上げる効果がある低GI食品を摂ることが大切ですよ。
■野菜
野菜は食物繊維が豊富。食物繊維は糖質をコーティングし、糖分の吸収を緩やかにする働きがあるためダイエットに効果をもたらす働きがあります。
野菜を摂取するときは、ニンジンやじゃがいもなどの根菜類は意外にも隠れ糖質を持っているためNG。キャベツやほうれん草など葉物系のものを選ぶのがベターです。
■大豆製品
大豆に含まれるオリゴ糖はインスリンの分泌を抑制し、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
また、納豆は他の食品のGIを下げる働きもあるのだとか。豆腐や味噌などの大豆製品を朝食に積極的に取り入れるようにしたいですね。
■穀物類
ごはんは炭水化物だから血糖値を上げるのでは？と感じるかもしれませんが、大麦、もち麦、玄米など水溶性食物繊維が多いものならGI値が低く、ダイエットに悪影響を及ぼしません。
水溶性食物繊維は糖質の吸収を抑える働きがあり、また消化のスピードが遅くするので、消化を遅らせ糖の吸収を穏やかにする働きがありますよ。
風味や食感が苦手な人は、白米に混ぜて炊くのも一つの方法です。上手く工夫をして美味しくダイエットをしていきましょう。
「セカンドミール効果」は食事の血糖値を緩やかに上げるだけでなく、他にもメリットがたくさん。
まず低GI値の食材を摂取することで、消化・吸収が緩やかになることから、満腹感を持続させることができ、空腹感に悩みにくくなります。
さらに、GI値が低い物は低カロリーのものが多いため、健康的にダイエットをすることも可能になります。
◆食べ順で血糖値の急上昇を抑えることも可能
朝の忙しさや気分によって朝食がなかなか食べられない人も多くいることでしょう。
血糖値を急激に上げないようにするために、食べる順番に気をつけるのも一つの方法ですよ。
最初に野菜やスープなどの低カロリーで食物繊維が豊富に含まれているもの、次にお肉や魚などたんぱく質、そして最後にご飯やパンなどの炭水化物の順で食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。
特に野菜を最初に食べることで、血糖値が上がりにくくなるだけでなく、余計なエネルギーの吸収も防いでくれるので意識して食べるようにしてくださいね。
今回はダイエット効果を1日中持続させる「セカンドミール効果」についてご紹介しました。
朝食に気をつけることでその日1日のダイエット効果を持続させることができるなんて凄いですよね。
ぜひ参考にして、朝食を見直してみてくださいね。（modelpress編集部）
