倉科カナ「刑事7人」涙の卒業 東山紀之がお姫様抱っこも


【モデルプレス=2022/07/13】俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人 season8』(毎週水曜よる9時~)に出演する女優の倉科カナが、涙のクランクアップを迎えた。

(左から)田辺誠一、塚本高史、吉田鋼太郎、倉科カナ、東山紀之、白洲迅、小瀧望(C)テレビ朝日
(左から)田辺誠一、塚本高史、吉田鋼太郎、倉科カナ、東山紀之、白洲迅、小瀧望(C)テレビ朝日
◆東山紀之主演「刑事7人」

2015年に放送開始して以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。もはや“水9”の刑事ドラマ枠で、なくてはならない存在となっている同作だが、ついに『シーズン8』がスタートした。
 
冒頭から、さまざまな衣装に扮して潜入捜査する新専従捜査班メンバーが登場し、視聴者を驚かせたが、中でも画面にくぎ付けにさせたのが、倉科扮する水田環の美しすぎるウェディングドレス姿。珍しくおしとやかで、しおらしい環だったが、犯人(我が家・坪倉由幸)を前にすると、いつもの男勝りな一面を披露。彼女の面目躍如と言える、胸のすくような啖呵を物語序盤から聞けて、喜んだファンも多かっただろう。

そして、小瀧望(ジャニーズWEST)が扮する、新たに配属となるZ世代の坂下路敏(ろびん)に対しても、教育係を買って出て、コスパを重んじる彼に、「汗をかかないで解決した事件などひとつもない」と、刑事としての心得を熱く諭すシーンも胸に迫った。ここで路敏もなにかを悟ったような表情を見せたことから、これからの彼の成長や活躍をさらに期待させる印象的な場面になった。

しかし、片桐正敏(吉田鋼太郎)の言う「……また一人、抜けちまうか」というセリフが、まさか環のことを指していたとは…。

◆倉科カナ「刑事7人」涙の卒業

倉科カナ(C)テレビ朝日
倉科カナ(C)テレビ朝日
環は新専従捜査班メンバーに、自らの旅立ちを打ち明ける。その言葉を、放心状態で聞き入る青山新(塚本高史)。難解な事件にタフに挑みながらも、時折描かれる環と青山とのほのかな恋心は、一服の清涼剤として、視聴者をほっとさせ続けてきたが、2人のこれからも気になるところ。そして、メンバーに見送られながら、晴れ晴れと将来を見据えた表情で歩き出す環。彼女らしい、気丈なラストシーンとなった。

そんな環を演じた倉科自身も、気丈に最後の撮影を終えたが、スタッフからの「水田環役の倉科カナさん、全編終了です!」との声とともに、東山から大きな花束を贈られると、瞳から熱いものがあふれる。「朝は実感がなかったんですけど…実家を出た時よりも、すごく寂しい」と、大役をやり切った安堵感と、現場から離れる寂しさが入り混じり、涙が止まらない。シーズン1から出演してきた倉科にとって『刑事7人』の現場は「私にとって大切な場所で、ホーム」。「また、いつか戻って来たい」と語ると、東山をはじめとしたキャスト陣、スタッフら盟友たちから「待ってます!」「待ってるよ!!」と口々に声がかかり、大きな拍手で送られた。

そして、最後にはなんと東山が倉科を花束と共にお姫様抱っこする一幕も。倉科は相変わらず瞳を濡らしながらも笑顔で、愛の溢れるのクランクアップとなった。

環が旅立ち、男性だけとなった新専従捜査班。一体どんなことになっていくのか。天樹を筆頭に、彼らがますます骨っぽく、硬派に挑む、サスペンスフルなストーリーと今後の展開に注目だ。(modelpress編集部)

◆水田環役/倉科カナコメント

朝は実感がなかったんですけど…今は寂しい気持ちでいっぱいです。お世話になって8年間、月日を重ねていくごとに、『刑事7人』が私にとって大切な場所になっていったんだと実感しています。私はこの現場をホームみたいに思っていまして、キャストの皆さんともスタッフさんとも仲が良いので、初めて実家を出た時よりも寂しさがこみ上げてきます。女優として、より前に進めるようにこれからも頑張りますし、また、いつか戻って来たいなと思っています。皆さん、お体にお気をつけて、頑張ってください。長い間、本当にありがとうございました。

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