松山ケンイチ、松本潤主演「どうする家康」出演決定 11年ぶり大河で“嫌われ者”役<本人コメント>


【モデルプレス=2022/06/30】俳優の松山ケンイチが、2023年に放送予定の嵐・松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」に出演することが発表された。

松山ケンイチ (C)NHK
松山ケンイチ (C)NHK
◆松山ケンイチ「どうする家康」出演決定

30日、“徳川家臣団”を演じるキャストたちが新たに発表。松山が演じるのは、家臣団の嫌われ者・本多正信(ほんだ・まさのぶ)。

本多は大久保忠世(小手伸也)の紹介で登用されるが、胡う散さん臭くさく、無責任な進言をするイカサマ野郎。常識にとらわれない発想の持ち主で、悪知恵が働き、家康(松本)の小さな野心を刺激する。後に友人となり、家康の天下取りに欠かせない男となる。同じ本多姓でも、忠勝(山田裕貴)とは水と油の仲という役柄だ。

松山は「平清盛」(2012年)での主演・平清盛役に続き2作目の大河ドラマとなる。

松山ケンイチ (C)NHK
松山ケンイチ (C)NHK
松山は役柄について「胡散臭い、無責任、イカサマ、悪知恵が働く」「ネガティブな表現のその裏には、ヒトの常識や価値観、生き方まで変える力を孕はらんでいます。その匂いを家康だけは感じ取り、うまく付き合っている」と表現。

「その家康の凄さがわかるように精一杯胡散臭く、無責任で、悪知恵が働くイカサマ師を遊ぶように演じていけたらと思っています」と意気込みを語った。(modelpress編集部)

◆松山ケンイチ コメント

― 演じる人物の印象と意気込み

胡散臭い、無責任、イカサマ、悪知恵が働く

ネガティブな表現のその裏には、ヒトの常識や価値観、生き方まで変える力を孕はらんでいます。

その匂いを家康だけは感じ取り、うまく付き合っている。それが家康の凄さ。

その家康の凄さがわかるように精一杯胡散臭く、無責任で、悪知恵が働くイカサマ師を遊ぶように演じていけたらと思っています。

― 大河ドラマの思い出

東日本大震災が起こった2011年に撮影された『平清盛』では、復興の中で僕ができる事はなんだろうと考えながら台本に向き合っていました。その中で得られたものもありますし、逆に失ったものもあったように感じます。14ヶ月の長い撮影中、ずっと共に平安時代を生きたスタッフの皆様に支えられ、共演者の皆様には台本の読み方、声の出し方など、沢山のアドバイスを頂きました。清盛の壮大な生き方から、大きな苦しみ、そして大きな喜びを体験出来たことは僕の大切な宝物です。

― 古沢良太作品について(古沢作品初出演)

初めて古沢さんの台本を読んだとき、時代劇に感じませんでした。良い意味で裏切られ、僕の中の時代劇のイメージが読み進めていく度にガラガラと崩れ、新しく再構築されていくように感じました。

まだ撮影は始まっていませんが、この台本から撮影現場を想像すると、キャスト、スタッフ皆さんがニコニコしながら撮影しているイメージが湧いてきます。楽しみにしています。

― 共演者とのエピソード

松本潤さんとは僕が初めてテレビドラマに出演した時に共演させて頂きました。当時は絡みが無かったため、今回また一緒にやらせていただく事が嬉しいですし、一緒に枯れていく様も含めて楽しんで行けたらと思います。

ムロさんとは清盛でご一緒させて頂きましたが、今でも初めてリハーサルをした時のことは忘れられません。初めてお会いしたのはリハーサル室で、ムロさんの役は初登場で最初からものすごい量のセリフがありました。僕は正座しているムロさんの後ろに座り、初登場とは思えない程完璧に平安時代の言葉使いを流暢に話していました。後ろからは微動だにせず口から発せられる完璧な台詞回しに聞き入っていると、ふとムロさんの足の指が目に入りました。微動だにしない後ろ姿の中で唯一、足の指だけがチョコチョコとリズムを刻んでいるように見えて僕はその指先が妙に可笑しくなって笑ってしまいました。何笑ってんだ!と軽く怒られましたが、今回も、もしムロさんとリハーサルができたらまた注目してみたいと思います。

僕は野菜作りをしていますので、同じく野菜作りをされている山田孝之さんとは是非情報交換などできればと思います。撮影中にはセット脇に自分達が作った野菜を売る直売所を設置するのもいいかもしれません。


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