【モデルプレス＝2022/06/29】日向坂46「渡邉美穂卒業セレモニー」が28日、東京国際フォーラムにて開催（オンラインでも配信）。グループとして卒業セレモニーを開催するのは初めてとなった。

◆渡邉美穂、ラストステージで涙

渡邉は2000年2月24日生まれ、埼玉県出身の22歳。2017年にけやき坂46の2期生として加入した。同年にドラマ『Re：Mind』に2期生から唯一出演し、2019年に1st写真集「陽だまり」を発売するなど、当初から注目を集める。

2019年「日向坂46」としてデビュー後には、ドラマ「星になりたかった君と」（2021年）でヒロインに抜擢。4月23日からは「ひかりTV」にて放送・配信されたドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」でもヒロインを務めることも発表されており、抜群の演技力も評価されている。

今回、2期生として初の卒業メンバーとなった渡邉は、最後のスピーチで日向坂46の“空色”をイメージした淡い水色のドレスで登場。

涙ながらにグループへの想いや自身の葛藤を語る場面もあったが、5年間のアイドル人生について「幸せだなって言葉では収まりきらないくらい。大袈裟かもしれないけど、本当に生きてて良かったなって、この道に来てよかったなってそう思います」と笑顔で断言。

スピーチの最後には「また違った道を自分の足で歩き始めますが、もっとなりたい自分になって、また皆さんと違った形で会えるのを楽しみにしています」と、おひさま（日向坂46ファンの愛称）へ呼びかけた。

◆日向坂46、渡邉美穂への愛溢れるパフォーマンス見せる

同公演は、渡邉と富田鈴花、松田好花の同期3人組、通称「ごりごりドーナッツ」の影ナレからスタート。

渡邉のこれまでの映像が詰まったOVERTUREが流れると、メンバーが迎える中渡邉が階段から登場し、笑顔溢れる楽曲「ハッピーオーラ」でセレモニーの幕を開けた。

渡邉は今回、1期生楽曲、3期生楽曲を含めた全曲に参加。

ユニット曲パートでは、1期生・加藤史帆と3期生・上村ひなのとともに「やさしさが邪魔をする」、同期の金村美玖と丹生明里とともに「あくびLetter」を披露。パフォーマンス中には、加藤の目から大粒の涙がこぼれていた。

また、この数年間で複数のメンバーが体調不良等により休養していた2期生だが、同公演では9人全員揃ってステージに登場。2期生楽曲「半分の記憶」「沈黙が愛なら」を同期全員で披露するのは久々となり、メンバーが続々と涙を流すと、渡邉もこらえていた涙が溢れ出していた。

◆渡邉美穂への“サプライズ”も盛りだくさん

さらに、同公演では「日向坂で会いましょう」（テレビ東京系）で共演しているお笑いコンビ・オードリーからのメッセージ映像など、渡邉へのサプライズも盛りだくさん。アンコール冒頭には、富田のピアノ伴奏にあわせて渡邉以外の2期生と3期生の上村が「君のため何ができるだろう」を披露し、温かい歌声と寄り添うような歌詞で渡邉の門出を祝福した。

そしてアンコールの最後には、観客全員が渡邉へ「5年間ありがとう」というメッセージカードを掲げるサプライズも。驚きながらも笑顔を見せた渡邉は感謝の言葉を伝え、5年間のアイドルステージに幕を閉じた。（modelpress編集部）

◆日向坂46「渡邉美穂 卒業セレモニー」セットリスト

影ナレ：渡邉美穂、富田鈴花、松田好花

OVERTURE
1.ハッピーオーラ

＜MC＞
＜VTR＞

2.やさしさが邪魔をする（加藤史帆、渡邉美穂、上村ひなの）
3.あくびLetter（金村美玖、丹生明里、渡邉美穂）

＜VTR＞

4.半分の記憶（2期生）
5.沈黙が愛なら（2期生）

＜VTR＞

6.青春の馬

＜企画「ミホワタナベクイズ」＞

7.Right？（3期生＋渡邉美穂）
8.それでも歩いてる（1期生＋渡邉美穂）

＜MC＞

9.僕なんか
10.NO WAR in the future 2020
11.恋した魚は空を飛ぶ（2期生）
12.誰よりも高く跳べ！2020

＜VTR＞

13.飛行機雲ができる理由

＜MC＞

EN1.君のため何ができるだろう（渡邉以外の2期生＋上村ひなの／サプライズ披露）
EN2.JOYFUL LOVE



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