木村拓哉、リング上で特別授業 唯一の女子部員・山田杏奈の“強くなりたい”理由が明らかに<未来への10カウント>


【モデルプレス=2022/04/28】俳優の木村拓哉が主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜よる9時~)第3話が28日、放送される。

山田杏奈、木村拓哉(C)テレビ朝日
山田杏奈、木村拓哉(C)テレビ朝日
◆木村拓哉主演「未来への10カウント」第3話

本作は、木村演じる1度希望を失った男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツドラマ。

前回放送された第2話では、桐沢が松葉台高校の非常勤講師となり、ボクシング部のコーチを続けることも正式に決定。桐沢と顧問・折原葵(満島ひかり)は弱小ボクシング部と一つになり、2カ月後のインターハイ予選に出場し、“強豪・京明高校を倒す”という無謀ともいえる目標に向かって走り出す。臨時コーチ就任時は完全に後ろ向きだった桐沢の心にも変化が訪れ、本格的な指導を開始。世代を超えた青春群像劇は大きく前進し始めた。

そんな中、28日放送の第3話では新たな問題が発生。第1話の放送直後からSNSでも「何かを見つめる時の目力がやばい」、「何か闇がありそう」と、注目を集めていた山田杏奈演じる唯一の女子部員・水野あかりが、ボクシング部を辞めると言い出す。

そんな彼女の危機に、桐沢がついに立ち上がる。あかりのことを心配する桐沢は、非常勤講師であることを理由に、生徒のプライベートな問題には関わらないよう、学校サイドからくぎを刺され、悩んだ末ある行動に出る。

異色の経歴を持ち、網膜剝離でボクシングを断念、さらには最愛の妻(波瑠)に先立たれるなど、様々な辛い経験をしてきた桐沢だからこそ、思いついた秘策、それは、とんでもなく型破りな“リングの上の特別授業”!?桐沢は、その驚きの作戦であかりを救うことができるのか?第3話で、物語は想像を超えた展開に向けて動き出す。

◆山田杏奈、“強くなりたい”理由が明らかに

山田杏奈(C)テレビ朝日
山田杏奈(C)テレビ朝日
第2話ラストでフラッシュバックした回想シーンでもほんの少し明かされたが、実はあかりの家庭環境は複雑。母・響子(吉沢梨絵)はあかりの父の死後、銀行員・今宮智明(袴田吉彦)と再婚したものの離婚。その今宮が最近、家に押しかけては響子に復縁を迫り、時には暴力も振るっていることが、第3話で判明する。

袴田吉彦(C)テレビ朝日
袴田吉彦(C)テレビ朝日
しかし、あかり本人はそんな闇深い事情を自ら語ることなく、ただただ「ケンカで勝てるボクシングを教えてください。インターハイとかどうでもいい。私は強くなれればいい」と訴え、桐沢に別メニューの指導を要求。しかも、桐沢と葵から却下されるや、あろうことか「ボクシング部をやめる」と宣言し、練習場から飛び出しす。

はたして、あかりがずっと抑え込んでいた思いとは一体。闇と力強さが同居する思い詰めた眼差しで、ことあるごとに「強くなりたい」と口にし、男子部員も顔負けの熱量でボクシングと向き合っていた彼女が、一体なぜ。今回、山田の芝居がさらに熱を帯びる。あかりの内なる苦悩、そして「強くなりたい」理由がすべて明らかになる。

本作のキャッチコピー「何度でも、立ち上がる。」、そしてボクシング部のスローガン「不撓不屈」に込められた“不屈の精神”は、今回どんな形で描かれるのか。

◆木村拓哉「未来への10カウント」、場面写真公開

山田杏奈(C)テレビ朝日
山田杏奈(C)テレビ朝日
第3話の放送に向け、シーン写真も公開。そこには桐沢があかりの頭にそっと手を添える姿、射抜くような瞳で桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)が経営するボクシングジムのリングに立つあかり、そして悪役を演じるたび高評価を受けている袴田が体現するあかりの義父のクズっぷりがにじみ出る立ち姿。第3話は、写真だけでもひしひしと伝わってくるキャスト陣の魂の芝居、何より気になる展開の内容となっている。(modelpress編集部)

◆第3話あらすじ

2カ月後のインターハイ予選に出場し、強豪・京明高校を倒す。謀ともいえる目標に向かって走り出した松葉台高校ボクシング部。同校の非常勤講師となり、ボクシング部のコーチも続けることになった桐沢祥吾(木村拓哉)は指導に本腰を入れていた。そんな桐沢にある朝、唯一の女子部員・水野あかり(山田杏奈)が「ケンカで勝てるボクシングを教えてください」と、思い詰めた表情で訴えてくる。授業の時間が迫っていた桐沢は、あかりの言動が気になりながらも、「あとで話そう」と言い残し校舎の中へ。

だが、この出来事について桐沢から聞いたボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)は「生徒の問題に非常勤の先生は関わらなくていい」と、桐沢の介入をけん制する。やがて部活の時間がやって来た。

しかし、あかりは基本練習に励む部員たちの前で「インターハイとかどうでもいい。私は強くなれればいい」と言い放ち、桐沢に別メニューの指導を要求。しかも、桐沢と葵から却下されるや、「ボクシング部をやめる」と言って、練習場から飛び出してしまう。

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