【モデルプレス＝2022/04/26】5月に開催される、都市型野外フェス「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022」（METROCK）の大阪公演に、ジャニーズWESTの出演が決定した。ロックフェスといえばバンドのイメージが強いが、今やアイドルが出演することも珍しくはない。ここでは、過去にロックフェスに出演したアイドルを取り上げ、その共通点を探る。

◆ジャニーズのロックフェス出演

ジャニーズWESTがロックフェスに出演するのは初で、今回は地元・大阪での出演ということもあり、期待が高まっている。ジャニーズ事務所所属のグループとしては、これまでにTOKIOと関ジャニ∞がロックフェスへの出演を果たした。

TOKIOは2014年、北海道岩見沢市で開催された「JOIN ALIVE」と、幕張と大阪で開催される日本4大フェスの1つ「SUMMER SONIC」に出演。「SUMMER SONIC」では入場規制が行われるほど満員のライブとなり、バンドファンをも魅了する演奏技術とパフォーマンスで会場を沸かせた。

関ジャニ∞は、2017年の「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017」の東京公演に出演。チケットが全て売り切れた後に出演が発表されるというアウェーな状態の中、勢いのあるバンドサウンドで観客を盛り上げ、話題を呼んだ。

◆欅坂46・モー娘。…女性アイドルのロックフェス出演増加

また、女性アイドルもロックフェスへの参入が増加している。

それが顕著に表れているのは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」。同フェスには、欅坂46（現・櫻坂46）、BiSH、ももいろクローバーZ、でんぱ組.incが出演したほか、モーニング娘。、Juice=Juice、アンジュルムといった「ハロー！プロジェクト」のアイドルも出演を果たしている。

特に出演回数が多いのは欅坂46（現・櫻坂46）。2017年から3年連続で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、2016年から4年連続で「COUNTDOWN JAPAN」に出演。

彼女たちのクールなパフォーマンスや従来のアイドルソングとは一線を画す楽曲はロックファンをも唸らせ、連続出演につながったのだろう。

さらにネット上では、モーニング娘。’19（現・モーニング娘。’22）の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」でのパフォーマンスが一躍話題に。

MCなしで持ち時間をフルに使ったパフォーマンスに「体力おばけ」「休みなしで凄すぎる」「感動した」と多くのコメントが寄せられていた。

◆ロックフェスで活躍するアイドルの共通点とは？

ロックフェスに出演するアイドルには、やはりパフォーマンスのクオリティーの高さが共通していると考えられる。迫力のある生歌やダンス、ロックファンも納得させるバンド演奏など、その卓越したパフォーマンス力が、アイドルという枠組みを超えて観客を魅了するのだろう。

今年の夏には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」をはじめ、数多くのロックフェスの開催が予定されている。今後のフェスでのアイドルの活躍に注目だ。
（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】