注目の若手女優・中田青渚「ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞に喜び 今後演じてみたい役は?


【モデルプレス=2022/03/16】映画「街の上で」「あの頃。」「うみべの女の子」で「第43回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞を受賞した中田青渚(なかた・せいな/22)が、モデルプレスのインタビューに応じ、受賞決定の心境や今後演じてみたい役などについて語った。

中田青渚(提供写真)
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◆中田青渚出演「街の上で」「あの頃。」「うみべの女の子」

「街の上で」は、変容する“文化の街”下北沢を舞台に紡ぐ、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての物語。主人公に映画出演を依頼する映画監督が務める現場にいる衣装スタッフ・城定イハ役を演じた。

「あの頃。」は、俳優の松坂桃李が主演を務めた、“ハロプロ”に魅せられた仲間たちの笑いと涙の日々を描いた青春エンターテイメント。「うみべの女の子」は浅野いにおの傑作マンガ「うみべの女の子」を実写映画化した、思春期の繊細で残酷な「恋」と「性」を描いた作品だ。

◆中田青渚、最優秀新人賞受賞に喜び

中田青渚(提供写真)
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― 「ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞おめでとうございます。受賞が決まったときの心境はいかがでしたか?

中田:ありがとうございます。現場中にマネージャーさんからの連絡で知ったので、初めて聞いた時は正直驚きすぎて他人事のように感じていました。時間が経つにつれ少しずつ嬉しいという気持ちが湧いてきました。

― 受賞後、周囲からはどんな反響がありましたか?

中田:現場でご一緒した方に「おめでとう」と言ってもらえたり、こないだ「街の上で」のスタッフさんたちに会ったときに本当に喜んでくださっていたのでとても嬉しかったです。

◆中田青渚、役柄の印象や役作りでの工夫語る

中田青渚(提供写真)
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― 受賞作品「街の上で」「あの頃。」「うみべの女の子」それぞれの役柄の印象や役作りで工夫した点はありますか?

中田:「街の上で」では出てくるキャラクターの中で一人だけ関西弁の役だったので、関西弁を武器にしているようにあざとく見えないようにわざとサバサバした話し方にしました。また、若葉竜也さん演じる主人公の青のことが好きなのか、それとも友達なのかどっちにも見えるギリギリのラインでいたいなと思いながら演じていました。

「あの頃。」では主人公に思わせぶりな態度をとる女の子を演じていました。ただその思わせぶりを本人はあくまで無自覚でやっているので、計算高い女の子に見えないように無邪気さが残るように気をつけていました。

「うみべの女の子」では映画の中で陽のエネルギーを放つ役割を担っていたので、見ている人が私の出ているシーンではホッとするようなキャラクターにしたいと思っていました。現場でも石川瑠華ちゃんにとって私とのシーンが息抜きになるような楽しいシーンにしたかったので、休憩中も意識的に話かけたりして常に私が演じた桂子の陽のエネルギーを放つようにしていました。

― 「街の上で」「あの頃。」はともに今泉力哉監督が務められましたが、現場ではどんな演出や指導がありましたか?

中田:基本的には「まずは自由にしてみて」という形ではじまり、監督の中に思うことがあると「なんでこうしたの?」「今の芝居はこんな風に見えてるよ」という風に演出をつけてくださっていました。

◆中田青渚、今後演じてみたい役柄は?

― 今後演じてみたい役柄はありますか?

中田:学生役はやっぱりいつかはできなくなってしまうものなので、お話をいただけるうちにたくさんやりたいです。あとは少し前はいじめっ子とか悪い子の役が多かったのですが、最近はそういった役を演じることが少なくなったので、キャラクターの濃い役を演じてみたいです。救いようのないくらいの悪人とか…。

― ありがとうございます。これからも応援しています!

(modelpress編集部)

◆中田青渚(なかた・せいな)プロフィール

生年月日:2000年1月6日
出身地:兵庫県
身長:165cm
特技:長距離走(中学校まで陸上競技部)

「Sho-comiプリンセスオーディション2014」グランプリ以降、映画「3月のライオン」(17)、TBS「中学生日記」(18)、映画「見えない目撃者」(19)など、映画、ドラマを中心に活躍中。

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