セカオワSaori、性被害を受けた過去告白 日本の性教育の現状に問題提起も


【モデルプレス=2022/03/11】4人組ロックバンド、SEKAI NO OWARI(通称:セカオワ)のメンバーSaoriが、自身のInstagramにて性被害を受けた過去を告白した。

Saori(C)モデルプレス
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◆Saori、性被害の過去を明かす

9日付の投稿で「知らない男性に『ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか』と声をかけられたのは、6歳のとき」と、3月8日の国際女性デーを受け、このような書き出しで性被害の体験について告白したSaori。

Saori(C)モデルプレス
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「『一人で閉められなくて困っていた』そう言われて、私は男性と家の陰へ行った。男性の息は荒くて、違和感を感じたけれど、人助けだと思ってチャックを閉めた。でも家に帰ったとき、間違ったことをしたかもしれない、と急に不安になった。怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった。同じような経験がある人は一体どのくらいいるだろう」と幼少期に受けた性被害について告白した。

続けて「私たちの国の性教育は、遅れている。私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった」とし、「それは今でもあまり変わっていない。2022年になっても『性行為』とは何なのか、何に気をつけてどう考えるべきなのか、学校で教えてはいけない規定がある」と日本の性教育の現状について触れて問題提起。

「教わっていないのだから、分からないことも失敗することもあるだろう。でもその責任を取り、社会から糾弾され、傷付いている女の子たちは多い」とした上で、「男女平等がどれだけ実現されているかを示す日本のジェンダーギャップ指数は156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています」と思いを訴えている。

◆Saoriの告白にファンからも反応

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Saoriの投稿を受けてファンからは、「救われました」「この問題について考えていきたいです」などの声が上がっている。(modelpress編集部)

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