FANTASTICS、デビュー当時の葛藤「シンプルに辛かった」田中圭&千葉雄大にアピールバトルも


【モデルプレス=2022/03/04】FANTASTICS from EXILE TRIBEが、4日放送の俳優の田中圭と千葉雄大がMCを務める日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(よる11時05分~)にゲスト出演。デビュー当時の葛藤を語った。

FANTASTICS from EXILE TRIBE(前列左から)佐藤大樹、八木勇征、中島颯太、世界(後列左から)堀夏喜、木村慧人、澤本夏輝、瀬口黎弥 (C)日本テレビ
FANTASTICS from EXILE TRIBE(前列左から)佐藤大樹、八木勇征、中島颯太、世界(後列左から)堀夏喜、木村慧人、澤本夏輝、瀬口黎弥 (C)日本テレビ
◆FANTASTICS「MUSIC BLOOD」登場

(左から)千葉雄大、田中圭、八木勇征 (C)日本テレビ
(左から)千葉雄大、田中圭、八木勇征 (C)日本テレビ
毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。

今回のゲストはFANTASTICS from EXILE TRIBE(以下、FANTASTICS)。前半のトークでは、各メンバーの特技を披露するアピールバトルが予想外の(?)盛り上がりを見せる。また後半ではオーディションで選出され、素人同然だったヴォーカル2人のデビュー当時の苦労秘話を展開。ライヴでは、LDHを象徴する楽曲『Choo Choo TRAIN』と、EXILEの名曲『Someday』のスペシャルメドレー、そして3月9日にリリースとなるFANTASTICS2022年第1弾シングルより表題曲『サンタモニカ・ロリポップ』を披露。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートする。

◆FANTASTICS、楽屋でのコントを再現

FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
FANTASTICSは、世界、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太からなるダンス&ボーカルグループで、昨年から今年にかけて全国30公演以上のツアーを開催するなど、いまLDHの中で勢いのあるグループ。彼らの魅力は、歌って踊れて芝居もできるエンタテインメント集団であるということ。今年4月~5月に開催されるFANTASTICSによる舞台は、3万人以上の動員を予定。さらに日本テレビにて冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS SEASON2』が放送中。いま人気沸騰中のグループなのだ。

最近はオープニングトークで、MC2人にまつわる過去のランキングを発表することが定番に。今回は“2021年に最も活躍した俳優”ランキングで、田中が1位に輝いたということが話題に。しかし当の田中はあまり嬉しくなさそうで、「そりゃ嬉しいですよ1位なんですから。でもいつも2位のランキングを出してくるじゃん?1位を出さないでよ(笑)。どうリアクションしていいかわからないし」と、複雑な胸中を告白。それを聞いた千葉が「1位はすごい。尊敬しています」と一言。「おい!すでにいじり始めてるじゃん(笑)!」と、しっかりとツッコむ田中なのだった。

FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
トークの冒頭、メンバー同士の仲の良さから、よく楽屋で即興コントが行われているという話題に。

佐藤が「いつもわちゃわちゃしているのですが、颯太と慧人が始めるんです」と語り、堀も「気づいたらゴソゴソと始まっている」と続く。そして楽屋でのコントを再現すると、田中は完成度の高さに驚き「すごく面白いんですけど(笑)!」と爆笑する。

◆FANTASTICS、田中圭&千葉雄大にアピールバトル

FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
場があたたまったところで、今回の目玉企画『これなら俺がNO.1!FANTASTICSアピールバトル!』がスタート。時間の関係上、スタジオで盛り上がらなかったアピールはオンエアされないという地獄のような企画だ。

まずは八木から特技を披露。「毎朝のルーティーンで起きたらアミノ酸を摂取して、空腹状態で腕立て伏せを100回やっています。今回は30秒間で何回腕立て伏せができるかチャレンジしたいと思います!」と、八木は意気込み。結果は68回と、かなりの好成績。

FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
続いて澤本。「メンバーの中で最も足首が柔らかい“足首NO.1”です!ダンスのジャンルで『ライトフィート』というものがあるのですが、それを昔からやっていたら、自然と柔らかくなりました」。実現すると、あまりの足首の“クネクネさ”にMC2人も驚愕する。

そして次にアピールしたのは瀬口で、アピール種目は“辛いもの好きNO.1”。「激辛ラーメンで有名な『蒙古タンメン中本』に行けば、最も辛いとされる“北極ラーメン”がちょうど良いほど、辛さには強いです」と豪語。そして今回は、『辛麺屋 一輪』の最高に辛いメニュー“とんでもねぇ”に挑戦した時の写真を見せた。しかしそこに写っていたのは、あまりの辛さに食べきれず、悶絶する瀬口の姿が。これを見た田中から「これはNO.1じゃないでしょー(笑)」とダメ出しをされる始末に。

(左から)千葉雄大、田中圭、FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
(左から)千葉雄大、田中圭、FANTASTICS from EXILE TRIBE (C)日本テレビ
次にアピールをしたのは世界で、アピール種目は“即興ダンスNO.1”。「24時間365日、音楽がかかると体が自然と動くようになっている」と、自信満々の言葉通り、様々なジャンルの音楽をアトランダムに流してみると、どの曲にもキレキレのダンスを乗せてくる世界。満場一致でオンエア決定といった雰囲気となった。

そして佐藤のアピールは“サウナNO.1”。「サウナには週4くらいで通っています。あと好きが高じて『サウナ・スパ健康アドバイザー』という資格も取得しました!」と熱のこもったプレゼンをするも、凄さがわかりにくいだけにMC2人も困り顔。そこへ佐藤からサウナに関するクイズが出題されるも、2人とも難なく正解してしまい「これはオンエアはないな(笑)!」と、佐藤は自重することに。

(左から)木村慧人、八木勇征、中島颯太、佐藤大樹、澤本夏輝  (C)日本テレビ
(左から)木村慧人、八木勇征、中島颯太、佐藤大樹、澤本夏輝 (C)日本テレビ
木村がアピールしたのは“体の柔かさNO.1”。「キッズダンサーの時の先生が柔軟体操に厳しい方だったおかげで、柔らかくなりました」。前屈や開脚、さらに肩甲骨を自分でほぐすなど、その軟体っぷりを披露し、MC2人の度肝を抜いた。

そして、中島のアピールポイントは“ツッコミ”。「関西人ということもあって、気になることがあると何でもツッコんでしまうんです」ということから、いざ実践したものの、あまり上手にいかず。代わりに千葉がやってみると、あまりの的確なツッコミっぷりにスタジオは大盛り上がり。「僕よりクオリティの高いツッコミをするのはやめてください(笑)」と、中島も思わずクレームを入れた。

最後に堀が披露した特技は“体内時計”。ストップウォッチを持ち、いかに10秒近くで止められるか挑戦する。「これは本当に自信があるので、普通に数えるのではなくダンスをしながらやります」と自信満々。ところが2回チャレンジして、結果は9.2秒と11.2秒と、惨憺たるものに。「ぜんぜんできてないやないかい(笑)!」という中島のツッコミが、この時初めて生きたのだった。

◆FANTASTICSヴォーカル・中島颯太&八木勇征、デビュー当時の葛藤明かす

中島颯太 (C)日本テレビ
中島颯太 (C)日本テレビ
そしてテーマは変わって、話題はヴォーカル2人がデビュー時に抱えていた葛藤について。中島が神妙な面持ちで語る。「当時は、それまで人前で歌うということを経験していなかったのに対し、パフォーマーの皆さんは全員すでにプロとして活躍していたので、すごくプレッシャーがありました。何もできない自分が悔しかったです」。八木も「経験がないことを言い訳にはできませんでしたし、シンプルに辛かったです。先輩からは時に厳しいアドバイスをいただきましたが、覚悟を持っておっしゃってくれたのも伝わっていましたし、今はすごく感謝しています」と、当時を振り返った。

(左から)瀬口黎弥、八木勇征 (C)日本テレビ
(左から)瀬口黎弥、八木勇征 (C)日本テレビ
そんな2人に対し、リーダーである世界も懐かしそうに語る。「2人とも当時は今とは全く違って、本当にデビューできるのかなって思っていました。デビューするからにはEXILEや他のグループと対等にプロとして戦っていかなければいけないわけですから、そこをどうやって伝えたらいいのかということは、当時すごく悩みました。今はめちゃくちゃ頼もしいですし、本来持っていたポテンシャルが爆発しているように感じます」。

もう1人のリーダーである佐藤も、2人の成長に目を細める。「とにかく成長する速度が凄まじくて毎日驚いています。これからグループ全体でギアをあげて、一丸となって頑張っていきたいです」。

◆FANTASTICS「サンタモニカ・ロリポップ」「Choo Choo TRAIN」など披露

(左から)瀬口黎弥、堀夏喜、澤本夏輝 (C)日本テレビ
(左から)瀬口黎弥、堀夏喜、澤本夏輝 (C)日本テレビ
そして恒例の曲振りタイムだが、今回は特別に曲振りではなく即興コントで締めることに。『千葉の楽屋にCDを持ってあいさつに行ったら』というシチュエーションでスタート。途中グダグダになりかけるも、何とか持ち直し、最後は爆笑をかっさらっていった。

メンバー全員で「よろしくお願いします!」と、元気にあいさつをしながらスタンドイン。各人で振り付けやフォーメーションを入念にチェックする。『サンタモニカ・ロリポップ』では、サンタモニカの爽やかでカラフルな景色や恋愛模様を描いた歌詞と、ダンサブルで爽快なメロディが春のムードを演出。カラフルな照明使いと相まって、ポップな世界観を色濃く構築する。

中島颯太 (C)日本テレビ
中島颯太 (C)日本テレビ
次に披露した『Choo Choo TRAIN』は、特別にEXILEの名曲『Someday』とのメドレーで披露。『サンタモニカ・ロリポップ』のカラフルな世界から一転、シックな衣装を纏っての大人っぽいストイックなパフォーマンスは、まさに芸術的。UNCUTの撮影では、より躍動感のある力強いダンスを披露。臨場感たっぷりの映像となっている。「カメラがかなり近かった分、いつもと違う表情が出ちゃいました(笑)」と木村。

また中島は「ライヴ中、サワナツ(澤本)くんがいままで見たことのない笑顔をカメラに向けていたので、ぜひチェックしてほしいです」と、自分のことはそっちのけで語っていた。(modelpress編集部)

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