<市川海老蔵が会見>妻・小林麻央の乳がんを公表 病状を明かす


【市川海老蔵・小林麻央/モデルプレス=6月9日】歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が進行性がんであると一部で報じられたことを受け9日、都内のホテルで記者会見を開いた。1年8ヶ月前に麻央が乳がんを患っていることが発覚し、現在抗がん剤治療を受けていることを明らかにした。

市川海老蔵、妻・小林麻央の乳がんを公表 病状を明かす(C)モデルプレス
市川海老蔵、妻・小林麻央の乳がんを公表 病状を明かす(C)モデルプレス
市川海老蔵(C)モデルプレス
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発覚した段階で医師から「進行が早く、なかなか大変なもの」と診断を受けたといい、進行度合いについて聞かれると「比較的、深刻」と話した。

◆「計り知れない辛さと闘っている」麻央を思いやる

市川海老蔵(C)モデルプレス
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病状については麻央本人も把握しているといい、「誰よりも本人がつらいと思う。元気になりたいという気持ちと小さい子どものそばにいられないという気持ち。私には計り知れない辛さ、苦しさと闘っていると思う」と思いやった。

現在は退院し、抗がん剤治療を受けながら通院中。体調も「落ち着いてきてもいる」と説明し、「さっきも連絡来たんですけど、LINEで『病気が治っても支え続けるよ。逆に俺も支えてね』って送った」と麻央とのやりとりについて気丈に話す場面もあった。

◆乳がん発覚時は「途方に暮れた」

市川海老蔵(C)モデルプレス
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乳がんは夫婦で受けた人間ドックにより判明。その際の心境について海老蔵は「私自身、途方に暮れた」とショックの大きさを語り、「時がすぎるのを忘れるような時を過ごした」と回顧。「女性の方が気丈で冷静な部分はあると思いますけど、ショックは私よりも大きかったと思う」と麻央の心情を気遣った。

◆公表を悩んでいた「公にならなかったことが奇跡」「ホッとする部分も」

また、子供たちの生活を守るため、この日まで公表することを悩んでいたと打ち明けた海老蔵。「1年8ヶ月間公にならなかったことが既に奇跡。これ以上早く見つからなくてよかったという本音と、できればずっと元気になるまで辛抱して支えきりたかったという部分と、公になって少しホッとする部分の3面があった」と胸の内を明かし、「1日でも早く元気になるように支えたい。なるべく静かに見守っていただきたいというのが家族の願いです」と呼びかけた。

◆勸玄くんの初お目見えは「覚悟を決めた上」 子どもたちの様子は?

長男・勸玄(かんげん)くん(3)の初お目見えとなった昨年11月も闘病中。歌舞伎座に姿を見せていた麻央だが、「休むか、歌舞伎座に行かないかという話し合いもしましたが、本人も覚悟を決めた上だった」とその経緯を明かし、「私としては本当にそれでいいのかという思いもあった。話し合った結果、そういう形をとった」と説明した。

長女の麗禾(れいか)ちゃんと勸玄くんについては「なぜママが帰ってこないのかというのはありました」と入院当初の様子を明かし、「もう長いので、特に長女は状況が分かってきている。分かってきたなりに頑張っている」と家族で麻央を支えていると話した。

なお、会見には200人の報道陣(ムービーカメラ30台、スチールカメラが40台)が詰めかけた。(modelpress編集部)

■小林麻央(こばやし・まお)プロフィール
1982年7月21日生まれ、東京都出身。上智大学在学中に日本テレビ系「恋のから騒ぎ」に出演。03年、フジテレビ系「めざましどようび」でお天気キャスターを務め、芸能活動を開始。06年より日本テレビ系「NEWS ZERO」のキャスターを担当。10年3月に市川海老蔵と結婚。翌年2011年に長女・麗禾(れいか)ちゃん、2013年に長男・勧玄(かんげん)くんを出産。

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