浜中文一&桜井日奈子、W主演舞台で浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」上演決定


【モデルプレス=2022/01/13】俳優の浜中文一と女優の桜井日奈子が、2022年5月に東京・紀伊國屋ホールと大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される舞台「富美男と夕莉子」でW主演を務める。

(上段左から)浜中文一、桜井日奈子(中段左から)松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子(下段左から)緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージ(提供写真)
(上段左から)浜中文一、桜井日奈子(中段左から)松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子(下段左から)緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージ(提供写真)
◆浜中文一&桜井日奈子、W主演舞台で“浪花のシェイクスピア”

本作は、舞台「刀剣乱舞」、「鬼滅の刃」など、ヒット作品の舞台化を手がけ、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛ける。

今回末満が取り上げるのは、世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」。その舞台を中世ヴェローナから猥雑さ溢れる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味溢れる物語へと変貌させた作品が「富美男と夕莉子」。

キャストには、W主演の浜中、桜井のほか、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージらが揃った。この魅力的なキャストが、ド直球で心に響く大阪弁でお届けする、全く新しくもあり、誰しもの原風景でもある、浪花節シェイクスピア。キャスト・スタッフによって彩られるその劇空間は、この時代だからこそ演劇に求められる、ひとときの夢物語となる。(modelpress編集部)

◆紋田富美男役:浜中文一コメント

富美男と夕莉子

このような形で、人生初めてのシェイクスピアに触れるとは思いませんでした。楽しみにしていますが、もしかしたら僕が夕莉子で、桜井さんが富美男の可能性も…一体どういう作品になるかわかりませんが、でも、きっと面白いと思います。それくらい、色んな妄想をしながらこの作品が始まるのをお待ちください。

◆九羽平夕莉子役:桜井日奈子コメント

ロミオとジュリエットという誰もが知る名作に、ヒロインとして出演させていただけるなんてとても光栄です。「富美男と夕莉子」の舞台は昭和の大阪なので、ロミジュリの高貴な世界観とはまた違う、新しい作品になります。大阪弁でのお芝居ですが、私以外のキャストの皆さんはほぼネイティブだとお聞きしているので、猛特訓しなければと少し焦っています。どんな形でも、究極のラブストーリーであるということは変わらないので、そこを大切に夕莉子を演じられたらいいなと思っています。ぜひ観にいらしてください、頑張ります。

◆脚本・演出:末満健一コメント

400年以上前に生み出された物語が、なぜ今もなお愛され続けているのか。シェイクスピアの作品に触れる時、その思いが常に心につきまとい離れずにいます。僕がそれを理解するためには、想像もつかない過去に飛び込むのではなく、想像し得る過去にシェイクスピアをお招きする必要がありました。それが「昭和の大阪」というモチーフです。本作品はかの有名な恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎し、昭和の郷愁的な空気と大阪弁のリズムに乗せて語り直すものです。弱強五歩格で書かれたシェイクスピアの台詞と、丁々発止な大阪弁のリズムは、不思議な親和があるように思えてなりません。浜中文一さんと桜井日奈子さんを筆頭とする心強いキャスト陣とともに、『ロミオとジュリエット』の物語を愛しながら壊していく、そんな作品になればよいなと思います。浪花節シェイクスピア、どうぞご期待ください。

◆あらすじ

時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。

彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。

交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜まで遡っていく。富美男と夕莉子、ふたりが如何にして出会い、愛しあい、死ななければならなかったのかを知るために。

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