乃木坂46衛藤美彩&深川麻衣、泣いて笑って掴んだ1列目「ここで終わりたくない!」「ダメだって何度も思った」 モデルプレスインタビュー


【モデルプレス】乃木坂46の衛藤美彩(えとうみさ・22)と深川麻衣(ふかがわまい・24)がモデルプレスのインタビューに応じた。

衛藤美彩(左)&深川麻衣(右)、泣いて笑って掴んだ1列目「ここで終わりたくない!」「ダメだって何度も思った」【モデルプレス】
衛藤美彩(左)&深川麻衣(右)、泣いて笑って掴んだ1列目「ここで終わりたくない!」「ダメだって何度も思った」【モデルプレス】
13thシングル『今、話したい誰かがいる』(10月28日発売)で初めて1列目に位置した2人。乃木坂46が結成されて4年と3ヶ月、決して平坦な道のりではなかった。泣いて笑って、また泣いた。現在(いま)振り返って想うこととは――――。

◆初の1列目!不安と期待の狭間で…

モデルプレスのインタビューに応じた、衛藤美彩(左)、深川麻衣(右)
モデルプレスのインタビューに応じた、衛藤美彩(左)、深川麻衣(右)
― 今回のシングルの選抜発表を聞いた時、どんな気持ちになりましたか?

衛藤美彩
衛藤美彩
深川麻衣
深川麻衣
衛藤:初めて聞いた時は、驚きの方が大きくて。ずっと目指してきた場所でしたが、これまで選抜に選ばれても3列目で、今回いきなりの1列目、正直まだ気持ちが追いついていないです。それでも日が経って、握手会やブログのコメントを通してファンの方の声を聞いたり、ミュージックビデオの撮影をしていくうちに、少しずつ実感が湧いてきました。今回のシングルで、まいまいと2人で取り上げていただくことも増えて、1列目としての責任、自覚も芽生えてきました。プレッシャーはありますが、この曲が世の中に出ていき、たくさんの人の耳に触れて、ミュージックビデオも観ていただけることを想像するとすごくワクワクします。

深川:今回の選抜発表では、フロントにいた子が3列目になったりと、列の入れ替わりが多かったので、序盤から動揺していて、自分の名前が呼ばれた時はもう混乱のピークでした。「どうしよう」って。それから一週間くらい経った頃に、やっと気持ちの整理がついてきました。ミュージックビデオは1列目の子がストーリーの中心になっていることが多いので、これまでは表題曲でもなかなか映らず、ファンの方も探すのが大変だったと思いますが、(今回は)みさみさとフロントに選んでいただいて、映る機会が増えました。ただもちろんプレッシャーも…「太らないようにしなきゃっ」って(苦笑)。悔いのないように頑張りたいと思います。

◆白石麻衣&西野七瀬の存在感

― 衛藤さん、深川さんと共に1列目、乃木坂46にとって初のWセンターは白石麻衣さんと西野七瀬さんです。経験豊富な二人から何か刺激は受けましたか?

衛藤:まいやん(白石)は初期からずっとグループの先頭を走っていて、外現場の仕事もメンバーで一番多い。『Ray』のモデルもやっていて、ミュージックビデオの撮影の時、表情を出す瞬発力だったり、バリエーションの多さにびっくりしました。すごく上から目線みたいですが(笑)本当に良い表情をしていて「素敵!」って思いました。これまでいろんな表情を求められてきた、まいやんだからできるのかなって、とても勉強になりました。

深川:2人がミュージックビデオの中で顔を見合わせるシーンがあって、そこが何回見ても可愛いんです。神宮(明治神宮野球場)で初披露した時、私は緊張でどうかなりそうで、後から映像を観たらやっぱりすごく表情が堅くて(苦笑)。でも二人はこれまでも先頭に立ってプレッシャーを受けてきているので、良い意味で余裕が感じられました。

◆二人のターニングポイント

― そんなお二人も評価されて、1列目に抜てきされました。ご自身でも成長や変化を実感されていると思いますが“変われたきっかけ”などはありますか?

衛藤:何で成長できたのか、それを一つに絞るのが難しいくらい、いろんなことをやらせていただいています。すべてが成長のきっかけなんです。でもしいて挙げるなら、私は8枚目のシングル『気づいたら片想い』の時です。7枚目の『バレッタ』で初めて選抜に選ばれて「次も選ばれたい!」と思っていた矢先のアンダー。「1回きりだったのかな…もう入れないのかな…」。とても落ち込んでいましたが、アンダーライブが立ち上がって、アンダーでも見てもらえる輝ける場所ができて、再び奮起することができたんです。みんなが選抜を目指しているから、その場所は自分の目指している場所ではない、でも100%出しきってファンの方に楽しんでもらうために全力を尽くす。その時の経験がなければ、今の私はいないと思います。1回、選抜を落ちて「ここで終わりたくない!」と思ったことは今でも覚えていますし、どんなに嫌なこと、辛いことがあっても「あの時の方が苦しかった」と言えると思います。

深川:乃木坂46に入ったことがまず一つです。最初は自分の引き出しのなさに落ち込むことも多かったですが、他のメンバーの頑張っている姿を見て、刺激を受けて、このままではダメだって何度も思って、自分も頑張ろうと思ってきました。その中でメンタル的に一番辛かったのは『16人のプリンシパル』です。でもメンタルは本当に鍛えられました。(※『16人のプリンシパル』は、乃木坂46の舞台公演。第1幕・第2幕の2部構成となっており、第1幕では全キャストが自己PRを行う。第1幕の終了後、自己PRを受けて観客がキャストに投票、その結果で選出された上位16人が第2幕のミュージカルに出演でき、第2幕の配役も各キャストが獲得した票数により、役が決定する。)

◆お互いへの想いを語り合う「そうやって思ってくれていたの?」

― 二人の関係性について教えてください。とても仲が良さそうに感じます。

深川:ファンの方も仲の良さを知っていて、握手会でも2人がフロントに入った時、「みさみさーくる」「まいみん」(ファンの総称・呼び名)が協力して「おめでとう」横断幕を作って飾ってくれました。私たち二人を同時に応援してくれている方も多いです。仲も良くて、一方でライバル。バチバチではなくて、どこかで意識し合っているような。「みさみさが頑張っているから、私も頑張らなきゃ」って思います。

衛藤:そうやって思ってくれていたの?本当に嬉しい(照笑)。たまたま昨日、私も同じようなことを思っていました。まいまいって私から見て完璧で理想の女の子。自分にないものをたくさん持っている魅力的な女の子で、まいまいのことを“聖母”という言葉で片付けてほしくない(笑)。人間らしいところもあって、怒る時は怒るし、嫌なものを嫌って言う。喜怒哀楽もちゃんとあるんです。だから何でも受け入れる“聖母”って思われるのが私は悲しい。ブログとかもすごく好きで、頑張っているまいまいの姿を見ると「私も頑張らなきゃ、私も頑張れる」って支えてもらっています。まいまいが乃木坂46にいてくれたから、自分も成長できたなって思うことがいっぱいあります。

― なぜかこちらが照れてきました(笑)。最後にファンにメッセージをお願いします。

衛藤:ずっと紅白歌合戦を目標にしてきたので、出られるように頑張りたいと思います。乃木坂46、全員で出たいです。今年を笑顔で締めくくりたいです。

深川:乃木坂46が紅白歌合戦に出ている姿をファンの皆さんに見ていただきたいです。今はそのことを一番に考えています。これからも応援をよろしくお願いします。

(modelpress編集部)

■乃木坂46 プロフィール
AKB48公式ライバルとして、2011年8月に結成。翌年2月、シングル『ぐるぐるカーテン』でCDデビューを果たした。2015年7月にはグループ初のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が公開。13thシングル『今、話したい誰かがいる』が10月28日に発売される。

■衛藤美彩(えとう・みさ)プロフィール
生年月日:1993年1月4日/血液型:AB型/星座:やぎ座/身長:162cm

■深川麻衣(ふかがわ・まい)プロフィール
生年月日:1991年3月29日/血液型:O型/星座:おひつじ座/身長:162cm

乃木坂46・13thシングル『今、話したい誰かがいる』通常盤
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