吉沢亮、辛かった別れ語る「青天を衝け」大河主演で“91歳まで”駆け抜けた心境「ちょっと老けた気がする」


【モデルプレス=2021/12/14】俳優の吉沢亮が14日、大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合、毎週日曜よる8時~)のリモート合同インタビューに、演出の黒崎博チーフ・プロデューサーと共に応じ、“大河主演”を駆け抜けた心境を明かした。

吉沢亮「青天を衝け」第41回(C)NHK
吉沢亮「青天を衝け」第41回(C)NHK
◆吉沢亮、大河主演駆け抜けた心境

吉沢亮「青天を衝け」第40回(C)NHK
吉沢亮「青天を衝け」第40回(C)NHK
いよいよ12月26日に最終回を迎える同作。主人公・渋沢栄一役の吉沢は、「大河の主演として、嬉しい思いもたくさんしたけど、苦しい思いも、辛い思いもたくさんして、なにかこう、『めちゃくちゃ生きてるな』と思った時間だったんですよね、渋沢栄一を演じている時間が。すごく、“生”を感じるといいますか。それはすごく印象的だし、なかなか、こんな刺激的な現場にはそうそう出会えるものじゃないなと思いました」と振り返った。

吉沢亮「青天を衝け」第41回(C)NHK
吉沢亮「青天を衝け」第41回(C)NHK
『青天を衝け』に挑む前と撮影を終えた後の変化が話題にあがると、吉沢は「何だろうな、ちょっと老けた気がします(笑)」と声を弾ませ、「やる前の写真とかを見ると、『若けえなあ』って思いますもん、自分で。91歳までていねいに、ちょっとずつ年を重ねていったという。ある一定のところから、自分の年相応のところからかけ離れたところを長い間、演じていたので。人としても成長できていればいいなという感じです」と現在の心境を明かした。

◆吉沢亮、辛かった別れ語る

吉沢亮、高良健吾「青天を衝け」第40回(C)NHK
吉沢亮、高良健吾「青天を衝け」第40回(C)NHK
吉沢演じる栄一は、人生の中でさまざまな別れを経験しているが、「辛かった別れは?」との質問が出る一幕があった。吉沢は「円四郎と千代ですかね」と、一橋家家臣で暗殺された平岡円四郎(堤真一)と、妻でコレラで亡くなった千代(橋本愛)の名前をあげた。

吉沢亮「青天を衝け」第41回(C)NHK
吉沢亮「青天を衝け」第41回(C)NHK
他の人物との別れの中には「やり遂げたものだったり、ポジティブな感情も流れている、次に進める別れ」と感じたものもあったとするも、「円四郎さんと千代とは、突然すぎて。自分の中でも消化しきれないまま、過ぎていってしまったので」と述懐。「引きずりましたか?」との質問には、「引きずりますよ。撮影の当初から一緒だった人ですからね」などとしみじみと語った。

◆吉沢亮、最終回向け「最後までやりきった」

「青天を衝け」第41回(C)NHK
「青天を衝け」第41回(C)NHK
19日放送の第40回、26日放送の第41回(最終回)を待つ視聴者には、「終わりに向けて何かをまとめに入るということじゃなく、最後まで現役で、やりたいことをやって、失敗もして…みたいな。今までの栄一が年を重ねてもどんどん挑戦していっている姿みたいなものは、この作品の肝だと思います。最後までやりきったかなと思っているので、そういう部分を観て頂きたいなと思います」と見どころを紹介。

黒崎博チーフ・プロデューサー (C)NHK
黒崎博チーフ・プロデューサー (C)NHK
黒崎チーフ・プロデューサーは、「吉沢亮が全身全霊で91歳の最後の瞬間まで演じ切ってくれていますので、そのパワーが伝わるのではないかと信じています。そこをぜひ、楽しみに、(放送を)お待ち頂けたらと思っています」とメッセージを送った。(modelpress編集部)



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