【広瀬アリス・玉木宏／モデルプレス＝6月4日】女優の広瀬アリスと俳優の玉木宏が4日、都内で行われた映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の初日舞台挨拶に出席。IQ300超の探偵が主人公にちなんで「解決してほしい問題」を聞かれた広瀬は「身長は165cmあるけれど、足が小さくてサイズが22.5くらいしかないので、よく転ぶ。街中で転ぶのが悩み」と珍回答。すかさず玉木が「探偵に頼むことじゃないよ、お医者さんでしょ？」とツッコむも、広瀬は「大きくする方法とかあるんですかねぇ」とマイペースに返し、玉木も「知らないよ！探偵に言う事ではないでしょ！」と手を緩めず、さながら夫婦漫才だった。

映画オリジナルのヒロインを務めた広瀬は「明るいキャラクターなのであえて浮いていこうと思った。シリアスな作品にはそぐわないキャラクターだけれど、そこが自分としては良いと思った」と紹介。撮影中はあえて玉木とは会話を交わさなかったそうで「かみ合っていない感じがいいと思ったから」と狙いを明かすと、玉木は「普段もかみ合いませんけれど……」とイジリつつ「それがお互いにキャラクターとしていい空気になった」と認めていた。

◆玉木宏は「想像をはるかに超えていた」

一方、谷村美月は緊張ゆえか「初日に映画を観たことがないので……皆さんの気持ちがわからない」と放言。玉木は「え？え？そこ？」と驚きつつも「初日はね、混んでいますからね」とフォロー。そんな玉木との対峙場面を振り返った谷村は「圧巻というか、涼しい顔を通り越して凄いと思った。“こういう人見たことないな～”と思った。想像をはるかに超えていましたね」と舌を巻いていた。

同作は本格ミステリーの巨匠・島田荘司が描く御手洗潔シリーズ初の映画化作品で、天才脳科学者でありながら探偵に興味を持つクールで冷静沈着な御手洗潔が謎に挑むミステリー。玉木が御手洗を、広瀬が唯一の映画オリジナルキャラクター・小川みゆきを演じる。この日は、石田ひかり、石田ひかり、和泉聖治監督も登壇した。（modelpress編集部）