佐藤寛太、初の金髪姿披露「軍艦少年」追加キャスト&主題歌を発表


【モデルプレス=2021/09/22】2012年にヤングマガジンにて連載された『軍艦少年』が実写映画化され、12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開。この度、主演の佐藤寛太と共演の加藤雅也に加えて追加キャストが発表された。また、解禁されたポスタービジュアルで佐藤が初の金髪姿を披露している。

『軍艦少年』ポスタービジュアル(C)2021『軍艦少年』製作委員会
『軍艦少年』ポスタービジュアル(C)2021『軍艦少年』製作委員会
今作は「ギャングキング」「セブン☆スター」などを執筆し、ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画「軍艦少年」を実写映画化。

気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは、『HiGH&LOW THE MOVIE』『いのちスケッチ』などに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは、『BROTHER』『キングダム』などに出演し、国内外でバイプレイヤーとして精力的に活動する加藤。

(左上から時計回りに)山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、卓真、大塚寧々、清水美沙(提供写真)
(左上から時計回りに)山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、卓真、大塚寧々、清水美沙(提供写真)
また、海星の同級生・結役に『樹海村』の山口まゆ、海星の友人・純役に『ハニーレモンソーダ』の濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に『どついたるねん』の赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に『うなぎ』の清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に『HERO』の大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めている。

監督を務めたのは、「おっさんずラブ」「あのときキスしておけば」などのYuki Saito。そして、全国ツアーや各地フェスなどに出演し、10-FEETでボーカル/ギターとして作詞作曲も担当する卓真が主題歌を手掛けており、ソロ名義初となる楽曲提供を行なっている。

さらに、『007 スカイフォール』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などに登場し、映像作品のロケーションとして脚光を浴びる軍艦島が舞台となっており、世界文化遺産登録後初となる映画撮影を敢行している。心の拠り所とは、魂の救済とは、自身の幸せとは何か、大切な家族を失った親子が生きる意味を見出していく、喪失と再生を描く珠玉の物語がここに誕生した。

◆佐藤寛太、初の金髪姿披露

解禁されたポスタービジュアルでは、決意を固めた表情で前を見つめる金髪姿に傷だらけの佐藤、愛に溢れた表情で妻を見つめる優しい笑顔の加藤と思い詰めた表情で花を見つめる帽子姿に車椅子の大塚、そして海の向こうに見える美しく朽ち果てた軍艦島、さらに三人を見守る山口、濱田、赤井、清水の写真に、“逃げたくない 自分の心から”というコピーが添えられ、親子の喪失と再生を感じさせる物語に期待が高まるデザインとなっている。

結役を演じた山口は、「今まで挑戦したことのないような役で、現場に入るまで、とても緊張していたことをよく覚えています」と撮影時の心境を振り返った。純役を演じた濱田は、「2年前に撮影をして、このような情勢になってしまいましたが、今こうやって公開できるのがとても嬉しいです」と素直に喜びを口にした。巌役を演じた赤井は、「これはホンマの親子と友情の話しや!」と熱心に大阪弁でアピール。泉役を演じた清水は、「今の時代だからこそ柳内先生の作品のような昭和的な人間のぶつかりあいが熱く心に響くと思っています」と原作の懐かしさに触れた。

坂本小百合役を演じた大塚は、「佐藤さんの純粋でまっすぐな感じは、海星そのもので、母を演じる事が出来て、心から嬉しかったです。加藤さんも、現場で色々話しながら、夫婦役を演じられた事に感謝の気持ちでいっぱいです」と二人の役作りを絶賛。一方、主題歌を手掛けた卓真は、「そっとしておく事だけが優しさでは無く、自分の性分に合った表現でズケズケ介入して目を覚そうとしてくれる巌という男。あんな友達が居たらいいなと思います」とキャラクターの魅力を語った。(modelpress編集部)

◆山口まゆコメント

山口まゆ(提供写真)
山口まゆ(提供写真)
今まで挑戦したことのないような役で、現場に入るまで、とても緊張していたことをよく覚えています。今では立ち入れる場所が限られてしまった軍艦島をもとに作られた神秘的でとても素敵なお話です。公開までお楽しみに!

◆濱田龍臣コメント

濱田龍臣(提供写真)
濱田龍臣(提供写真)
2年前に撮影をして、このような情勢になってしまいましたが、今こうやって公開できるのがとても嬉しいです。自分としてもチャレンジになるような役を演じることが出来た作品でした。こういうご時世ではありますが、是非劇場に足をお運び頂ければ幸いです。

◆赤井英和コメント

赤井英和(提供写真)
赤井英和(提供写真)
親やから、大人やから、いつでも子供の前を胸はって歩いて行かなアカンのやけど、オロオロしたり情けなかったり、みんな弱いんや。子供が背中を押してくれることもある、一歩踏み出す子供の後ろからついて行く事もある。これはホンマの親子と友情の話しや!

◆清水美沙コメント

清水美沙(提供写真)
清水美沙(提供写真)
亡くなった命がどれだけ人にインパクトを与えるか…ましてや愛する人が。痛いぐらいにそれに向き合う親子を支える私の演じた“泉”は“軍艦島の如く動じずに側に居る”そんな役でした。今の時代だからこそ柳内先生の作品のような昭和的な人間のぶつかりあいが熱く心に響くと思っています。この作品は、自分とそして自分に関わる人とのことを見つめなおす機会を与えてくれる作品だと思いますので、是非皆さんに観ていただきたいと思います。

◆大塚寧々コメント

大塚寧々(提供写真)
大塚寧々(提供写真)
とても力のある作品でそれぞれの気持ちや心情がものすごく伝わって、引き込まれました。本当に大切で愛しい夫と息子を置いて、先に死んでしまうだろうと思うと、心が張りさけそうでした。悲しみ、愛おしさ、言葉では語りつくせない想いを胸にきざみながら演じました。

佐藤さんの純粋でまっすぐな感じは、海星そのもので、母を演じる事が出来て、心から嬉しかったです。加藤さんも、現場で色々話しながら、夫婦役を演じられた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

監督もキャストもスタッフも、みんながこの『軍艦少年』にとても熱い気持ちがあった現場だと思います。その気持ちが作品に表われていると思います。私も『軍艦少年』の台本は今でも書斎のテーブルの見えるところに大切に置いてあります。

心を揺さぶる、力のある、映画だと思います。私も何回でも観たい映画です。嵐のような悲しみの時もあるが、心地良い風が吹く時も来る。家族やまわりの人を大切に想う気持ち、優しい気持ちが、皆様に届きますように。

◆卓真コメント

卓真(提供写真)
卓真(提供写真)
過去に打ち勝つ。正義を貫く。どちらもその辺の自己啓発本に書いていそうな当たり前な表現だが果たして全てに於いてそれをやり遂げて人生を走り抜ける者が居るだろうか?私はそうは思わない。何故ならば過去の後悔を乗り越える力は後悔が生み出し、正義を貫く志しもまたそれに反する自らの過ちが生み出すのではないかと思うからだ。少なくとも私はそうでした。最初から真っ白の純白よりも、消しては描いて、また描いては消して後悔の跡が染み付いた灰色がかかったくたびれた白の方が美しい。過去を投影するには大き過ぎる軍艦島での日々とその姿が玄海親子に日々永遠と問いかける。自分の非力さに打ちひしがれ、過去に打ち勝てない苦しみと哀しみを知っている分だけその宿命とジレンマは増す。しかしその向こうにはそれよりも大きく深い生きる指針がある筈だと私は思う。本人にしか分からない苦しみであり、本人しかそれを乗り越えられないと知り、それでも“敢えて”首を突っ込む巌の存在。そっとしておく事だけが優しさでは無く、自分の性分に合った表現でズケズケ介入して目を覚そうとしてくれる巌という男。あんな友達が居たらいいなと思います。

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