フジ、月曜にドラマ2本立ての戦略 「所JAPAN」火曜9時枠に移動


【モデルプレス=2021/09/06】フジテレビは6日、2021年10月期番組改編記者発表会を実施。この秋より月曜9時台、10時台に、立て続けにドラマを放送する戦略についてコメントした。

フジテレビ本社外観(C)モデルプレス
フジテレビ本社外観(C)モデルプレス
月曜9時には窪田正孝が主演を務める『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』を放送。そして新設となる月曜10時には綾野剛が主演を務める『アバランチ』がスタート(カンテレ制作/10月18日スタート、初回15分拡大)。また“月10ドラマ”の新設に伴い、これまで同枠で放送していたバラエティー番組『所JAPAN』は、火曜9時台に移動。ドラマとバラエティーの枠が入れ替わる。

関西テレビ東京編成部の島本元信部長は、この判断に至った理由として「月曜夜のフジテレビ系列のドラマという枠のイメージを調整させ、視聴者の皆様には2時間どっぷりドラマの世界観に浸っていただきたい」と説明。一方の火曜については「これまでバラエティーに挟まれるかたちで火9ドラマがあった。枠を変更することで、4時間という大きな枠でバラエティーの編成が縦に繋がる。バラエティーの火曜として、視聴者の皆様のご期待にお応えするタイムテーブルを構築したい」と月曜はドラマ、火曜はバラエティーという新たな戦略で放送していくことを明かした。

◆フジ、秋の改編テーマは「家族そろってフジテレビ~DEEPなテレビ体験を!~」

秋の改編のテーマは「家族そろってフジテレビ~DEEPなテレビ体験を!~」。なかなか開けぬコロナ禍において改めてテレビの在り方を問われ、その意義を模索する中、同局では一人でも多くの視聴者に「熱狂的な番組コンテンツで日本中の心を揺り動かす!」ことを目指していく。

「テレビで、最高に笑った!」「テレビで、本気で驚いた!」「テレビで、めちゃくちゃ感動した!」など、テレビは個で観る時代とも言われる今だからこそ、その深い感動と時間を家族そろって共有してほしいという思いが込められている。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加