雨上がり決死隊、蛍原徹から4月に解散提案 きっかけは「ズレが大きくなっていった」<アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会>


【モデルプレス=2021/08/17】17日に解散を発表した蛍原徹と宮迫博之からなるお笑いコンビ・雨上がり決死隊が同日、ABEMAと吉本興業公式YouTubeチャンネルにて配信の「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を行った。

雨上がり決死隊/宮迫博之、蛍原徹 (C)モデルプレス ※過去撮影
雨上がり決死隊/宮迫博之、蛍原徹 (C)モデルプレス ※過去撮影
◆雨上がり決死隊、解散までの経緯明かす

放送が開始すると、蛍原が1人で同番組のセットに登場し「時間を設けていただきありがとうございます」と感謝。その後蛍原が宮迫を呼び込み2人で改めて登場した。久々の同番組のスタジオに登場したことを受けて、宮迫は言葉を詰まらせつつ「まずは本当にご迷惑をおかけしたみなさん、すみませんでした」と2年前の騒動について改めて謝罪した。

そして蛍原が「2人から報告したいことがあります。雨上がり決死隊、平成元年に結成しまして約32年経ちましたが本日をもって解散いたします」と改めて解散を発表。

続けて蛍原は解散に至った経緯について「僕の中で宮迫さんに対する気持ちにちょっとずつズレが生じてきたのかと思います」と説明。コンビでの復帰も望んでいたというが「宮迫さんがYouTubeやり始めたぐらいから、これは個人個人の価値観なり方向性なりがあるもので、僕と宮迫さんの価値観・方向性(のズレ)が大きくなっていったような気がします」と明かし、宮迫と後輩の芸人がコラボする際に蛍原に報告がなされることに複雑な思いを抱いていたといい「そしたらもう雨上がり決死隊という鎧を消してしまったほうがすっきり行くんじゃないかなと思いました」と吐露した。

解散を切り出した時期について「4月に会っていただきまして僕の方から解散しようということを切り出しました」と蛍原から切り出したことも報告。「コンビなので全てお互い様で、僕の価値観が合ってるとか宮迫さんが間違ってるとかはないです」とし「宮迫さんが1人でやってるとかなら応援してたと思うんですけど、そこで宮迫さんは相方の元に戻るために(YouTubeでの活動を続けた)みたいなことだったので、それなら僕はそうしないよ、というズレはありました」と打ち明けた。

その話を受けて、宮迫は「コンビとして僕がこうしようっていうのにそれに蛍原さんは着いて来てくれたとこがあったので僕は逐一説明すべきだったんですけど、そういうところの僕の至らなさがズレを生んでしまったと思うんですけど」と告白。“1番迷惑をかけている人”だという蛍原に「今までの感覚でいてた自分が悪かった」と続けた。

自身が出演していない同番組を視聴するのは「辛かった」というが、蛍原について「たまに辛そうな顔してる時があるんです。なので4月にコンビ解散って話を聞いた時に最初はなんとかならないかと話もしたんですけど色々話を聞いていくうちに受け入れることになりました」と同番組での蛍原の姿も解散を受け入れた理由の一つであるとした。

雨上がり決死隊(C)テレビ朝日
雨上がり決死隊(C)テレビ朝日
◆雨上がり決死隊、解散を発表

吉本興業は17日、同コンビが同日解散となったことを発表。なお、蛍原は引き続き同事務所に所属し活動していくという。

そして「これまで、雨上がり決死隊に多大なご支援をいただきましたファンの皆様、関係者各位には心より感謝いたしますとともに、それぞれの道を歩んでいく2人に今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます」と続けた。

宮迫は、反社会的勢力主催パーティーに参加し金銭を受け取っていたことなどの疑惑を一部メディアにて報じられ、2019年に吉本興業とのマネジメント契約を解消。コンビの冠番組である「アメトーーク!」(テレビ朝日)は、蛍原が1人でMCを担っていた。(modelpress編集部)



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