【モデルプレス＝2021/08/07】俳優の吉沢亮が7日、都内で行われたアニメーション映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション」の公開記念舞台挨拶に、声優の山下大輝、岡本信彦、梶裕貴とともに登壇した。

2014年7月より週刊少年ジャンプ（集英社刊）にて連載がスタートし、既刊31巻のコミックスのシリーズ世界累計発行部数は5000万部を突破。さらにこれまでTVアニメ1期～4期が放送され、現在TVアニメ第5期が絶賛放送中の人気作品「僕のヒーローアカデミア」。舞台は総人口の約8割が超常能力“個性”を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵＜ヴィラン＞から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見る中、“無個性”で生まれた主人公・緑谷出久（デク）が、最高のヒーローを目指してヒーロー輩出の名門・雄英高校で成長していく姿を描く。

大のヒロアカファンと公言する吉沢は「連載当初から大ファンであるヒロアカの映画の第3作でご一緒させていただいて、これだけたくさんの方に見ていただいているというのが、ものすごく幸せな気持ちでございます」と感無量な様子で挨拶。今回、原作の堀越耕平氏がデザインの原案を手がけた劇場版オリジナルのキャラクター＜ロディ・ソウル＞の声を務めたが、改めてヒロアカの世界に入った感想を聞かれると「最高です！」と小声で喜び、「めちゃくちゃ嬉しいですよ。それこそ劇場版も見ていますし、アニメも原作も欠かさず見ている作品の3作目に、しかもこんなにいい役で出させていただいて、嬉しいはもちろんですけど、ちょっとおこがましいです」と恐縮した。

これに梶から「見ていただければ納得のロディ・ソウルですよ」と絶賛の声が飛ぶと、吉沢は「最初にお話をいただいたときは、途中でピロッと出てくるヴィランとか、それくらいかなと思っていたんですけど、けっこう出ていてびっくりしちゃったんですけど、本当にそこは原作への、アニメへのリスペクトを込めて全力でやらせていただきました」と目を輝かせた。

◆吉沢亮の“直筆サイン”も登場

さらに、MCから「声だけの出演ではないんですよね」と声をかけられた吉沢は「…声だけです」と目を丸くし、MCから「劇中に出てくるロディ・ソウルが書いた借用書のサインの部分が、実は吉沢亮さんの直筆なんです」と紹介され、スクリーンにサインが映し出されると、吉沢は「これはあえて汚く書いているだけですからね、本気で書けばもっときれいですから。ロディらしさを」と釈明した。

◆“中皿のお亮”誕生

イベントでは、「この夏のNo.1ヒーロー決定戦」と題したミッション3本勝負を実施。ストップウォッチを20秒で止めるという勝負では、21秒81でもっとも20秒から遠ざかってしまった吉沢は「なんかごめんなさい」と膝から崩れ落ちた。

そして、けん玉を中皿に乗せるという勝負で、「こういうのは集中力が大事だと思うので、全集中でいきます」と意気込み、「違うアニメが…」とツッコミを受けた吉沢。1回目は全員失敗するも、2回目で唯一成功し、以降も3度、4度と成功してドヤ顔を浮かべた吉沢は、MCから“中皿のお亮”と名付けられると「すごく嬉しいです」と喜んだ。

◆吉沢亮「これが晒されるとは思ってなかった」

最後に、スクリーンに一瞬だけ映し出される画像は何か当てるという勝負で、吉沢が各キャラクターをイメージしたファッションに身を包んだ写真が一瞬映し出されると、梶が1発で正解。改めてスクリーンに貴重な画像が映し出されると、吉沢は「こんな大勢の方の前にこれが晒されるとは思ってなかった」と赤面。

見事No.1ヒーローに輝いてたすきを受け取った梶は「これをかけるの僕じゃなかったな、山下くんか亮くんどっちかだったって反省しています。わかったことが嬉しくて『はい！』って言っちゃいました」と苦笑していた。（modelpress編集部）



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