妻夫木聡主演・蒼井優出演、終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」決定


【モデルプレス=2021/05/26】俳優の妻夫木聡と、女優の蒼井優が、8 月13日放送の終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」(NHK総合、よる10時~)に出演する事が分かった。

(左から)妻夫木聡、蒼井優 (C)NHK
(左から)妻夫木聡、蒼井優 (C)NHK
◆妻夫木聡&蒼井優「しかたなかったと言うてはいかんのです」

妻夫木聡 (提供写真)
妻夫木聡 (提供写真)
“何もしなかった罪というのもあるのではないか…”

同作は、太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」で、命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相を描く終戦ドラマ。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか。人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンスとなっている。

同作の主人公を妻夫木、主人公の妻を蒼井が演じることが発表された。

妻夫木演じる、鳥居太一は、捕虜の実験手術に関わる西部帝国大学医学部助教授。教授に中止を進言したが、手術は続行され、終戦後に戦犯となる。蒼井演じる太一の妻・鳥居房子は、実験手術に反対した夫が、首謀者とされて死刑判決を受けたことに納得せず、夫を救出するために奔走する。

そのほか、死刑囚棟の同じ房で、太一と生活することになる元軍人に永山絢斗、西部帝国大学医学部第一外科教授に鶴見辰吾らが出演する事も決定している。(modelpress編集部)

◆人物紹介

<妻夫木聡/鳥居太一役>

西部帝国大学医学部助教授。捕虜の実験手術に関わる。教授に中止を進言したが、手術は続行され、終戦後に戦犯となる。

<蒼井優/鳥居房子役>

太一の妻。実験手術に反対した夫が、首謀者とされて死刑判決を受けたことに納得せず、夫を救出するために奔走する。

<永山絢斗/冬木克太役>

死刑囚棟の同じ房で、太一と生活することになる元軍人。捕虜処刑事件で死刑囚となった。明るく朗らかな性格で、太一のことをいつも気にかけている。

永山絢斗 (提供写真)
永山絢斗 (提供写真)
<鶴見辰吾/石田幸三役>

西部帝国大学医学部第一外科教授。優れた外科医としての能力をもち、野心に溢れた独裁的な性格で、捕虜の実験手術を実行する。

鶴見辰吾 (提供写真)
鶴見辰吾 (提供写真)
<山西惇/進藤直満役>

西部軍大佐。西部軍司令部に捕らわれていた米兵捕虜8名を大学での実験手術に提供した。BC級戦犯裁判の判決で、太一と同じく死刑囚となる。

山西惇 (提供写真)
山西惇 (提供写真)
<辻萬長/鳥居一郎役>

太一の父。息子が帝国大学医学部の助教授になったことを誇りに思っていたが、生体解剖事件で戦犯となったことを深く悲しんでいる。

辻萬長 (提供写真)
辻萬長 (提供写真)
<中原丈雄/岡島孝輔役>

死刑囚棟で太一が出会う元陸軍中将の死刑囚。1日1日を心穏やかに生きることができるよう、他の死刑囚たちとの対話を重ねている。

中原丈雄 (提供写真)
中原丈雄 (提供写真)
<若村麻由美/三浦清子役>

戦犯裁判の弁護側通訳として活動している。GHQ法務局との交渉も行っており、房子の心強い協力者となる。

若村麻由美 (提供写真)
若村麻由美 (提供写真)
◆妻夫木聡 コメント

“自らの責めは自らが負わねばならない"”罪とは何か、生きるとは何か、ひたすらに自分と向き合い続ける日々です。人間は愚かな生き物であります。しかし、誰かを思いやる温かい心になれるのもまた人間です。人としてあるべき姿とは何か、今一度この時代に問いかけられているような気が致します。時代や環境が変われど、一つ一つの命の重みに変わりはありません。作品を通じて、命の尊さを感じて頂ければ幸いです。

◆蒼井優 コメント

蒼井優 (提供写真)
蒼井優 (提供写真)
胸が締め付けられるようなシーンがたくさんありますが、妻夫木さんが演じられる太一を信じ、最後の最後まで丁寧に演じて行けたらと思っています。タイトルに見合う作品になることを期待しながら、精一杯頑張ります。

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