大森靖子が“共犯者”として加担するアイドル「ZOC」の魅力に迫る 最後は本人を直撃<Vol.6:大森靖子> スゴ得限定


シンガーソングライターの他、エッセイ本の発刊、アイドル番組の審査員など、多種多様な活動を行っている大森靖子(33)を筆頭に結成されたアイドルグループ・ZOC。2019年4月の1stシングル「family name」リリース後、じわりじわり魅力が浸透していっている。今回はソロインタビューを通して彼女たちの魅力に迫っていく。ラストは、大森本人を直撃。


大森靖子(C)モデルプレス
◆アイドルユニット・ZOCとは

大森がアイドルグループに共犯者として加担している「ZOC」。“Zone of Control”の略で、ゲーム用語。簡単にいえば、ゲームにおける“支配領域”の概念のこと。大森が常に提唱している「孤独を孤立させない」の意味を持たせ孤立しない崇高な孤独が共生する場所と定義し、活動を続けている。メンバーは大森、香椎かてぃ、藍染カレン、西井万理那、巫まろ、雅雀り子の6人。


ZOC(C)モデルプレス
◆大森靖子にインタビュー

― 「ZOC」結成のきっかけを教えてください。

講談社主催新世代ミスコン・ミスiD審査段階での引き抜き防止のため、事務所機能を持とうとしたところからアイドルユニットを作ろうという構想があった。

私のプロデューサーをする夢と世の中に仕掛けるタイミング、舞踊家り子との出会いにより軍隊のようにそろえるのでなく個性を活かしたそれぞれが輝く振り付けが自分の表現したいアイドルの理想であったため、私が声をかけたメンバーと、多様性重視のミスiDからの人選により、ZOCが結成される。

― ご自身が影響を受けたアーティストやアイドルを教えてください。

90年代後半からのTKさん、つんく♂さんの女性プロデュースワークのファンです。御二方とも、作曲ペースが尋常ではないことが特徴で、私も多作であることを心掛けています。

― コロナ禍によっていろいろな活動が制限された2020年でしたが、改めてエンタメの役割や価値について思うことを教えて下さい。

カルチャーをエンタメにして増幅したことが、一人一人の生活に寄り添う役割としての芸術をこういった環境にはすごく弱いものにしてしまったんだなという感覚がありました。エンタメが成り行かない季節も文化は消えません。有様を変えて成長するものです。根本が、自分及び社会と擦れた自分であることによる社会批評となる表現活動をしっかりしてゆく芸術であるということをきちんと自覚し、今何をどう表現すべきなのかしっかり向き合い、作り続けてゆくことは、決して政治でも医者でも救えない人の命の瀬戸際に触れられると信じています。


大森靖子(C)モデルプレス
― 美を保つためにこころがけていること(美容、トレーニング、メイク術など)を教えてください。

洗顔やタオルでふくとき顔を絶対こすらないこと、保湿が肌質を保つのに1番なのでお風呂上がり1秒で保湿クリームを塗ること。

― オフの過ごし方は?

子供が温泉にハマっているので、スーパー銭湯によく出かけます。

― 2021年の抱負

ZOCを売ります。

― ありがとうございました。

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