西島秀俊・窪田正孝・高橋一生・松重豊「世にも奇妙な物語」の主演抜てき ファンから喜びの声「楽しみ」


【西島秀俊・窪田正孝・高橋一生・松重豊/モデルプレス=5月18日】28日に放送されるフジテレビ系「世にも奇妙な物語'16春の特別編」(よる9時)の主演陣が、17日に発表。今回は『夢みる機械』の窪田正孝、『通いの軍隊』の西島秀俊、『クイズのおっさん』の松重豊と高橋一生(W主演)ら3作品の主演が明かされ、「窪田くん初出演&初主演おめでとう」「松重さん&一生さんのコンビが気になる」と反響を呼んでいる。

「世にも奇妙な物語'16春の特別編」の主演陣が発表/『通いの軍隊』西島秀俊(C)フジテレビ
「世にも奇妙な物語'16春の特別編」の主演陣が発表/『通いの軍隊』西島秀俊(C)フジテレビ
◆西島秀俊が戦場に

筒井康隆原作の人気作品「通いの軍隊」をドラマ化した西島主演作品は、会社に通うように人々が軍隊に午前9時から午後5時までだけ参加し戦争をしている、というもしかしたら近い未来にありえなくもないと思わせるストーリー。ひょんなことから気づけば戦争へ加担してしまう前島啓一郎(西島)は、次第にやりがいも感じるようになっていくが、驚くべき結末が待っている。

「過去からの日記」以来12年ぶりに同ドラマに出演する西島は「『過去からの日記』は本当に心に染みる物語でしたけれど、今回はある意味王道と言いますか、ブラックユーモアの作品なのですごく楽しみに現場に入りました」とコメント。実際に富士山を間近に拝む静岡県裾野市で戦闘シーンなどの撮影も行い、「“戦争もの”ということで短編なのですがかなり撮影は大がかりな、贅沢な撮影をしています。やはり『世にも奇妙な物語』ならではの一筋縄ではいかない、普通の戦争ものではない、なにか本当にブラックユーモアにあふれた作品になっていると思います」とアピールした。

◆窪田正孝の母は機械だった?

『夢みる機械』窪田正孝(C)フジテレビ
『夢みる機械』窪田正孝(C)フジテレビ
漫画家・諸星大二郎氏の名作で初主演を務める窪田は、漫画家になる夢を抱きながら作品を描き続けているがなかなか認められない青年・野間崎健二役。ふいに倒れてしまった母親が機械だったことに気づき、恋人の慶子(石橋杏奈)に励まされるも、次々と驚きの事実を目撃し追い詰められていく。

小さい時から見ていたと言う同ドラマに初めて出演するにあたり、「自身はもちろんですが1番喜んでくれたのは母です。母の夢を叶えることができたことも大変幸せに感じます」と歓喜。物語には「どこか真実味を感じました」と語り、「全力で立ち向かいました。リアルな箇所もたくさんあると思いますのでぜひ見て体感してもらえるとうれしいです」と思いの丈を吐露した。

◆高橋一生×松重豊の“世にも奇妙な日々”

『クイズのおっさん』松重豊&高橋一生(C)フジテレビ
『クイズのおっさん』松重豊&高橋一生(C)フジテレビ
W主演の松重・高橋ともに同ドラマでは初主演となった「クイズのおっさん」。古賀三郎(高橋)が軽い気持ちで出演したクイズ番組で、賞金100万円とともに「クイズ1年分」を優勝賞品としてもらったことで、翌日からクイズを出題するナゾの“クイズのおっさん”(松重)に追いかけ回される。

怪しげなおっさんを演じた松重は、「『あなた1年間クイズの景品として生活しませんか』と言われたような、リストラされ家族も失って路頭に迷っている“おっさん”が、もしかしたらこの世の中にいるかもしれないという仮定の上で、気をつけたのはファンタジーの人ではなくてリアルな“おっさん”がこの仕事をしているということを演じようと思いました」と役作りにかけた想いを紹介。

同ドラマの魅力を「見てる人が意表をつかれるというところ」だという高橋は、「かまえないで見ていただいたほうがおもしろいかもしれない。純粋な気持ちでお客さんとしてテレビの前でドラマを楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。

また、松重は「10年周期くらい」で会う高橋に対し「今回の翻弄される側、いわば視聴者の代弁者といったところをリアルに演じていらっしゃる。すごくいい俳優さんになられたなと思いました」としみじみ。一方の高橋は「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」と共演を堪能できたようだ。

◆四半世紀を過ぎても「新たな可能性を感じていただける」

今回のキャスティングについて「他のドラマ以上に、『奇妙』は役との絶妙なハマリ具合が求められる作品だと思っています。そんな中、今回は特に衣装合わせのときから、その絶妙さがカチリと合わさった実感があって、撮影現場ではいち視聴者のようにワクワクしながらモニターを見ていました」と振り返り、「素敵なキャスト・スタッフと一緒に、新たな可能性を感じていただけるような『奇妙』がつくれたと実感しています」と手応えをのぞかせる永井麗子プロデューサー。まる26年、ストーリーテラーを務めるタモリの登場の仕方にも注目が集まる。

◆豪華メンバーにファン歓喜

主演の発表を受けて、ネットでは

「楽しみ」

「“クイズおっさん”が気になる」

「豪華なメンバーに期待しちゃう」

などと放送を待ち焦がれている人が続出している。(modelpress編集部)

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