三浦春馬さん、森川葵を背負い涙 映画「天外者」15秒スポット映像解禁


【モデルプレス=2020/11/24】7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)が主演を務める映画『天外者』(12月11日公開予定)のWEB限定15秒スポットが3本解禁された。


◆三浦春馬さん主演映画「天外者」

脚本・小松江里子氏と監督・田中光敏氏がタッグを組んだ同作は、知られざる偉人・五代友厚(三浦春馬さん)が主人公のオリジナルストーリー。激動の幕末から明治初期、日本の未来のために駆け抜けた男・五代友厚。武士の魂と商人の才を持つこの男は、薩摩藩士から明治政府役人を経て実業家となり、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた。

「天外者」約束編/三浦春馬さん、森川葵(C)2020 「五代友厚」製作委員会
「天外者」約束編/三浦春馬さん、森川葵(C)2020 「五代友厚」製作委員会
東の渋沢栄一、西の五代友厚とも評される功績を挙げながらも、長らく歴史に埋もれていた。近年、多くの人の研究により、その真価が再認識される。「実もいらぬ、名もいらぬ、ただ未来へ…」とひたすら大いなる目標に向かったその志と熱い思いが、時代を超えて今、解き放たれる。

◆三浦春馬さん主演映画「天外者」15秒スポットがWEB限定解禁

今回解禁となった動画は「約束編」「決意編」「友情編」の3本。夢見ることを望み強く生き抜いた女性・はる(森川葵)の手を取りながら、「自由になったら何がしたい?」と聞くと五代友厚(三浦春馬さん)と、「二人で海が見たい」と答えるはる。彼女の涙をこらえた笑顔が印象的な「約束編」は、はるを背負い涙を流す友厚を背景に、「この約束は必ず守る」「誰しもが、夢を見れる国へ」というナレーションが入り、「俺についてこい!」と熱弁する五代友厚のシーンで終わる。

「決意編」は、五代友厚の父(生瀬勝久)が囲碁を打ちながら「あいつの言うことは奇想天外」と言い放つシーンから始まり、まさに五代が「天外者」だったことが伺える。「刀で人を殺しても、世の中は変わりやせん」という力強いセリフの後ろで、五代が自らの髷を刀で切り落とす決意が見られるシーンとなっている。

「友情編」では、「どでかい海を知るんじゃ!」と士気高々に語る五代友厚のシーンから始まり、若かりし頃の伊藤博文(森永悠希)が「あなたがみな皆を引っ張るんじゃ」と憔悴した様子の岩崎弥太郎(西川貴教)を鼓舞する場面や、五代友厚・坂本龍馬(三浦翔平)・岩崎弥太郎・伊藤博文が鍋を囲みながら日本の未来のために志を共にする場面が映し出され、彼らがそれぞれの熱い思いを胸に、友として激動の時代を駆け抜けたことが分かる。

解禁となった3本は、五代友厚を語る上では忘れてならないキーワードになっており、「約束」「決意」「友情」の言葉を聞いただけでも人格者であったことがうかがえる。そんな五代友厚の燃えるような志しに注目だ。(modelpress編集部)

◆三浦春馬さん主演映画「天外者」ストーリー

「天外者」決意編/三浦春馬さん(C)2020 「五代友厚」製作委員会
「天外者」決意編/三浦春馬さん(C)2020 「五代友厚」製作委員会
江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人の青年武士が全速力で駆け抜ける。五代才助(後の友厚、三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)。二人はなぜか、大勢の侍に命を狙われている。日本の未来を遠くまで見据える二人の人生が、この瞬間、重なり始める。攘夷か、開国か。五代は激しい内輪揉めには目もくれず、世界に目を向けていた。そんな折、遊女のはる(森川葵)と出会い「自由な夢を見たい」という想いに駆られ、誰もが夢見ることのできる国をつくるため坂本龍馬、岩崎弥太郎(西川貴教)、伊藤博文(森永悠希)らと志を共にするのであった。

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加