渋谷ハロウィン、警察官多数で厳戒態勢 仮装激減でセンター街にも変化


【モデルプレス=2020/10/31】ハロウィン当日を迎えた31日。例年仮装コスチュームに身を包んだ人々でごった返す渋谷だが、今年は一変。安全を守る警察官の数が増えた厳戒態勢で、仮装してハロウィンを楽しむ人の姿は激減していた。

スクランブル交差点の様子/2020年10月31日撮影 (C)モデルプレス
スクランブル交差点の様子/2020年10月31日撮影 (C)モデルプレス
◆「渋谷に来ないで」新型コロナ感染リスクを考えて

例年、仮装した人が多く訪れるハロウィンの渋谷だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のリスクが高いことから、長谷部健渋谷区長を筆頭に「渋谷に集まらないように」「外出自粛モードで安全に」などと呼びかけてきた。

また、一般財団法人渋谷区観光協会は『HOME HALLOWEEN 感染者“0”迷惑行為”0”』をスローガンに掲げ、自宅からハロウィンを楽しんでもらえるよう、5月に公開した渋谷のバーチャル空間『バーチャル渋谷』でハロウィンを楽しめるように。さらに、区は条例に基づき10月30日~11月1日は一部時間帯とエリアでの飲酒を禁止。路上の喫煙スペースも多数閉鎖されていた。

◆コロナ禍の渋谷ハロウィンは…

今年もDJポリスが出動 (C)モデルプレス
今年もDJポリスが出動 (C)モデルプレス
そんな「渋谷には来ないで」「外出自粛モード」が叫ばれてきた中で迎えた31日のハロウィン本番の渋谷は、土曜日ということもあり往来する人の数こそ多いが、その中に仮装している人は極わずか。例年であれば、渋谷駅についてから外に出ることさえやっとだったが、今年は駅構内と出口付近を多数の駅員たちが整理してくれていることもあり、とてもスムーズだった。

また、スクランブル交差点も人こそ多く、各所に配置された警察官・警察車両が物々しい雰囲気だったが、これまでと比較すると別物。仮装を楽しむ人もほとんどいなかった。

多数の警察車両が待機 (C)モデルプレス
多数の警察車両が待機 (C)モデルプレス
スクランブル交差点の様子/2020年10月31日撮影 (C)モデルプレス
スクランブル交差点の様子/2020年10月31日撮影 (C)モデルプレス
多数の警察官が安全を確保(C)モデルプレス
多数の警察官が安全を確保(C)モデルプレス

◆センター街も一変

各所で警察官が呼びかけ (C)モデルプレス
各所で警察官が呼びかけ (C)モデルプレス
そして、特に例年との違いがはっきり出ていたのは渋谷センター街内。ここ数年は超密集、数メートル進むものやっとだったが、今年は人とぶつからずに、普段どおり歩けるほど人の数が減っていた。

各所で警察官が呼びかけ (C)モデルプレス
各所で警察官が呼びかけ (C)モデルプレス
例年のハロウィンと比較すると人が激減 (C)モデルプレス
例年のハロウィンと比較すると人が激減 (C)モデルプレス
仮装は極わずか (C)モデルプレス
仮装は極わずか (C)モデルプレス
◆渋谷ハロウィン、混乱なく

結果、渋谷区の「今年のハロウィンは渋谷には来ないで」という呼びかけが多くの人に届いたのではないだろうか。特に混乱もなく10月31日が終わろうとしている。(modelpress編集部)



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加