羽田美智子、共演した竹内結子さん偲ぶ「消化しきれていない」


【モデルプレス=2020/10/09】女優の羽田美智子が9日、都内で行われた4年ぶりのエッセイ本『羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方』発売記念イベント前の囲み取材に出席した。

羽田美智子 (C)モデルプレス
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◆羽田美智子「52歳から本当の人生がやってくる」

今年9月で52歳になった羽田は、「52歳は昔から人生の転機だと思っていました。女性でいうと更年期で、日本ではネガティブな思いがありますが、英語ではchange of lifeという風に捉えられていると聞いて勇気をもらいました」と素直な思いを明かすと、「52歳から本当の人生がやってくるということで、52歳でエッセイを書くことが近年の目標でした」と夢が叶ったことに笑顔を見せた。

羽田美智子 (C)モデルプレス
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内容については、「わたしは小さな幸せを見つけるのが上手で、日常にあふれていることに幸せを感じる体質なので、日常のルーティンや、どういうときに幸せを感じるかなどを書いています」と説明。さらに、過去の流産経験にも触れつつ、「同世代の希望の星になりたいので、私世代の女性はもちろん、同じ(辛い)思いをさせたくないので、後に続く後輩の方にも、40歳になるこういうことがあるんだ、50歳になるとこういうことがあるんだと、道しるべのような感じで読んでいただいて、年の取り方を予習していただければ」と呼び掛けた。

◆羽田美智子、50代からの意気込みとは

羽田美智子 (C)モデルプレス
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そして、「人生50年と言って、50歳までは坂道を上がる感じで、生を輝かせるために生きてきたけど、50代からは人生の下り坂で、どこかで死を意識しなければいけない年齢。でも、死に向かって坂道を落ちていくのではなく、上手に死ぬために生を輝かせたい」と声を弾ませた。

羽田美智子 (C)モデルプレス
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そんな輝く人生のために「明日日記」を勧める羽田。これは明日の出来事を今日のうちに感謝を込めて書いておくもので、「キレイな夢だけではなく、俗にまみれた願いも叶えてくれます」とにんまり。例えば、『今日、最高の視聴率をいただきました』と書いておくと、翌朝、ドラマの視聴率がよかったという知らせを受けるそうで、「明日日記を流行らせたい!」と意気込んだ。

羽田美智子 (C)モデルプレス
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◆羽田美智子、共演した竹内結子さん偲ぶ

先月27日に40歳の若さで急逝した女優・竹内結子さんについて話が及ぶと、「いまだに信じられていないというか、腑に落ちていなくて、言葉にならないですね。ブログで結子ちゃんのことを書きたいと思っても言葉が出てこなくて、自分の中で消化しきれていない。なんで?という思い」と沈痛な面持ちを見せる。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』(09)で共演したときは「彼女、すごく真面目で、優しくて、気配りをする子で、一瞬にしていい子だなと思って、仲良くなってやり取りがあった」そうだが、その後、10年ほど付き合いがなくなったため、「友人関係が続いていたら、聞きたかったこともいっぱいある」と悔しさをにじませた。一方で、「また会えそうな気がしちゃってる。お子さんも小さいし、あの世から心配でサポートに入っているんじゃないかなぁ」と、故人を偲んでいた。(modelpress編集部)

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