乃木坂46齋藤飛鳥ら「死ぬのかなとも思った」「追い詰められた」過酷な撮影裏語る<映像研には手を出すな!>


【モデルプレス=2020/09/09】乃木坂46の齋藤飛鳥が主演を務め、山下美月と梅澤美波が出演する映画『映像研には手を出すな!』(9月25日公開)の完成報告オンライン会見が9日、行われ、撮影裏話を語った。

小西桜子、山下美月、齋藤飛鳥、梅澤美波、グレイス・エマ、英勉監督 (提供写真)
小西桜子、山下美月、齋藤飛鳥、梅澤美波、グレイス・エマ、英勉監督 (提供写真)
◆齋藤飛鳥「死ぬのかなとも思った」撮影裏話明かす

印象に残った撮影を聞かれると、齋藤は「ドラマのワイヤーに吊るされてプロペラスカートをやった時」とあげ、「下で動かしてくれる人が、私が身を任せるのがおもしろかったのか、すごい楽しそうにぐわんぐわん動かしていて(笑)。『私死ぬのかな?』とも思ったんですけど、すごく楽しかったので印象に残っています」とにっこり。

山下美月(提供写真)
山下美月(提供写真)
山下は「部室が関東の秘境みたいなところだったんですけど、本当に人がいれるようなところじゃなくて、寒いし虫もいるすごい環境だった。でも逆にそこで追い詰められたからこそ良いお芝居ができたんじゃないかなと思います」と過酷な撮影環境を振り返った。

自分自身に驚いたという梅澤は「ラーメンってすすれるものだと思っていたし、気合い入れてやったんですけど、麺をすすれないし、汁もこぼすし、難しくて!そこはもう少しできたなって悔しかったところです」と心残りなシーンを話していた。

◆映画公開迎えた心境は?

齋藤飛鳥(提供写真)
齋藤飛鳥(提供写真)
映画の公開を迎え、齋藤は「本当に公開しますか…?(笑)」とポツリ。劇中で振り切った演技を見せていることから、「ドラマの放送から少し時間が経ってしまっているので、今見ると私が演じる浅草みどりが、照れくさいというか、恥ずかしいので…本当にいいですか?という気持ちです(笑)」と冒頭から本音を明かし、笑いを誘っていた。

個性的なキャラクター揃いの同作。齋藤は「原作やキャラクターが人気なので、私が演じることへの不安や心配が大きくて…。演じてみてようやく共通点を見つけらたり、愛することができました」とオファー時の心境を告白。

人気読者モデル役を演じる山下は、「2人(齋藤と梅澤)が本業でガチの素敵なモデルさんなので、私がその中でちょうどいい読者モデル感が出せたのは、お2人のおかげだと感謝しています(笑)」と独特な感謝。

梅澤美波(提供写真)
梅澤美波(提供写真)
原作を読んだ時に、自身が演じる金森に1番惹かれたという梅澤は、「自分で自分にプレッシャーをかけてしまって、どう演じるか悩んだのですが、情報をたくさん入れて、2人(齋藤と山下)に引き寄せられて完成していった」と役作りについて語った。

そして齋藤は「この役を演じてからいろんな人に『人間らしくなった』と言われることが多いので、この作品は私を人間にしてくれた作品です(笑)」と言い、「後輩2人のとも関係性も変わったし、私にとっても分岐点というか、人としての最強の世界が見え始めた作品になりました」と笑顔を見せていた。

◆齋藤飛鳥主演「映像研には手を出すな!」

小西桜子、山下美月、齋藤飛鳥、梅澤美波、グレイス・エマ、英勉監督 (提供写真)
小西桜子、山下美月、齋藤飛鳥、梅澤美波、グレイス・エマ、英勉監督 (提供写真)
「月刊!スピリッツ」にて連載中のコミック『映像研には手を出すな!』(作:大童澄瞳/小学館)を実写化する同作は、“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を独特な世界観と共に描き出す物語。

作品設定のアイデアを湯水のように生み出す、極度の人見知りな主人公・浅草みどり役を齋藤、超お嬢様でカリスマ読者モデルながらアニメーターを目指している天真爛漫な水崎ツバメ役を山下、アニメに興味はないものの金儲けの嗅覚と持ち前のビジネスセンスでプロデューサー的立ち位置の金森さやか役を梅澤が演じる。

会見には、齋藤、山下、梅澤のほか、小西桜子、グレイス・エマ、英勉監督が登壇した。(modelpress編集部)


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