志村けんさんが語っていた見どころ「いつもの志村けんらしくない…」朝ドラ「エール」で追悼テロップ


【モデルプレス=2020/05/01】3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった志村けんさん(享年70)が、1日放送のNHK連続テレビ小説「エール」(NHK総合/月曜~土曜あさ8:00)に出演。撮影の際、コメントを寄せていた。

志村けん(C)モデルプレス
志村けん(C)モデルプレス
◆志村けんさん、朝ドラ初登場で追悼テロップ

志村さんはこの日1日放送回より登場。主人公・裕一(窪田正孝)に大きな影響を与える、日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三役を演じる。今作が志村さんにとって初めての本格的なドラマ出演で、最初で最後の朝ドラとなった。

オープニングのタイトルバックの最後には「志村けんさんは3月にお亡くなりになりました 謹んで哀悼の意を表します」と追悼テロップが流れた。

◆志村けんさん「エール」見どころ語る

今回朝ドラ初出演となった志村さんは撮影の際、「コントとドラマで、そんなに大きな違いはないんだけど…、笑わせなくていいよね。コントは自分たちで考えて、ここはこうでと、ストーリーが全部わかってるから、あまり台本読まないけど、ドラマは脚本、演出があっての芝居だし、間違うと、みんなに迷惑かけちゃうから、役柄になってセリフをどう言おうとか家で台本読んだりしてますよ。だけど、いざ撮影になるとセリフとんじゃうの(笑)」と感想を語っていた。

日本を代表する作曲家の役柄で緊張感のあるシーンも多く、志村さんはカットごとに監督に演技を確認し、話し合いながら撮影に臨んでいたそう。笑わせる役柄ではないといいながら、「でも、ついつい何かしたくなっちゃう(笑)」とも。

どんなところに注目して見てほしいか聞かれると「僕の出ているシーンは、困ったことにあまり笑いがないんですよ。俺、譜面も読めないのに、役柄はみんなが憧れる作曲家で、ちょっと意地悪っぽいところもある。いつもの志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね」と紹介した。

◆窪田正孝×二階堂ふみ 朝ドラ『エール』

連続テレビ小説第102作となる本作は、福島で代々続く老舗呉服屋の長男で、昭和という激動の時代に人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)とその妻・関内音(二階堂ふみ)の音楽とともに生きた夫婦の物語を描く。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加