劇団番町ボーイズ☆織部典成「僕が君の耳になる」で映画初主演 共演に岡田結実ら


【モデルプレス=2020/04/19】個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」のメンバーで俳優としても活躍中の織部典成が、『僕が君の耳になる』で映画初主演をつとめることが決定した。2021年夏公開予定。

織部典成(提供写真)
織部典成(提供写真)
ボーカル&手話パフォーマンスグループ・HANDSIGNが2017年にリリースした同名の楽曲が原案。耳の不自由な女性と聞こえる男性の実話を基にしたラブソングで、ミュージックビデオはYouTubeで約630万回視聴されている。

ごく普通の大学生・純平を織部が演じ、ヒロインの美咲役にはろう者の梶本瑞希を抜擢。いくつものハードルを乗り越えながら愛を深め、成長していく2人のピュアなラブストーリーを描く。

織部は「映画初主演ということで凄くドキドキしていますが、本当に嬉しく光栄に思います」と喜びのコメント。「初めて台本を読んだ時、純平が美咲という女性に惹かれ『僕の知らないもう一つの世界』を知ったのと同じように、僕自身も知らない世界の中でも、『好きな人のために何かしてあげたい』という純平の思いに共感し、胸に突き刺さるものがありました」とストーリーの印象を明かした。

また「この作品をやらせて頂くにあたり、僕自身少しでも、ろう者の方の気持ちを理解したいと思い、小説を読んだり実際に教室に行ってお話を聞いたり、手話を勉強しています」と役作りに励み、「この作品を通して、見終わった後に皆様の中に何か1つでも心に響くものがあったらなと思います。多くの方にこの作品が届くように僕も頑張ります」と話した。

ほか共演は岡田結実、忍足亜希子、三浦剛、松井健太、三浦大輝、小松みゆき、岡元あつこ、善知鳥いお、ミセスヒロコ、悠綺、阿部祐二、濱田英里、森口瑤子ら。制作にあたってはクラウドファンディングの実施も予定されている。(modelpress編集部)

■映画『僕が君の耳になる』ストーリー
ごく普通の大学生・純平(織部)は、街角で弾き語りをしているが、聞いてくれる人はほとんどいない。そんな中、初めて足を止めてくれる美咲(梶本)と出会う。美咲はろう者の女性だった。手話で拍手をしてくれる美咲だが、その時、純平は意味がわからず、ただ戸惑ってしまう。後日、美咲は純平と同じ大学に通う生徒だとわかる。美咲を通じて、障がい者の世界を初めて知ることになった純平。最初は誤解から好印象を持たなかった二人だが、自ら手話を勉強し真っ直ぐにぶつかっていく純平に美咲も心惹かれ、共に時間を過ごすうちに恋に落ちる。だが、純平と美咲の間にはさまざまなハードルが待ち受けていた…。

■織部典成コメント
今回、映画「僕が君の耳になる」で主演をさせて頂くことになりました。映画初主演ということで凄くドキドキしていますが、本当に嬉しく光栄に思います。

初めて台本を読んだ時、純平が美咲という女性に惹かれ「僕の知らないもう一つの世界」を知ったのと同じように、僕自身も知らない世界の中でも、「好きな人のために何かしてあげたい」という純平の思いに共感し、胸に突き刺さるものがありました。

この作品をやらせて頂くにあたり、僕自身少しでも、ろう者の方の気持ちを理解したいと思い、小説を読んだり実際に教室に行ってお話を聞いたり、手話を勉強しています。手話には日本手話や日本語対応手話があり、これが違うだけで手話をする順番が変わったり、一人称を入れなくてはいけなかったりと色々と苦戦している所ではありますが、僕なりに必死に勉強中です。

また、作中に弾き語りをするシーンがあるので、興味はあったものの触ったことがなかったギターにも初挑戦しています。まだまだ納得いくように弾けませんが、こちらも日々特訓中です。

この作品を通して、見終わった後に皆様の中に何か1つでも心に響くものがあったらなと思います。多くの方にこの作品が届くように僕も頑張ります。楽しみにしてください。

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