嵐・相葉雅紀「僕は前を向きます」“志村どうぶつ園”出演陣、涙で団結


【モデルプレス=2020/04/04】新型コロナウイルスの陽性と診断され、3月29日夜、70歳で死去した志村けんさんが司会を務めていた「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系/毎週土曜よる7時)では4日、志村さんを偲ぶ特別編が放送された。

志村けん(C)日本テレビ
志村けん(C)日本テレビ
◆「志村どうぶつ園」出演者思い新たに

この日は、番組で“飼育係”を務めていた嵐・相葉雅紀の、泣きながらの「志村さんが亡くなられたことは、信じられませんし、受け止めきることができません。嫌です。悲しすぎます」という挨拶からスタート。

過去のVTRとともに、“園長”志村さんの功績を振り返ったほか、スタジオでもレギュラー出演者たちが涙と笑いで思い出を語り合った。

番組最後には、志村さんが同番組でかわいがったチンパンジーのパンくんと、その娘プリンちゃんのトレーナーである宮沢厚氏がVTRで登場。「志村さんは全身全霊で全部のエネルギーを使って動物を愛してくださるんです。だから一瞬で動物の心を動かしてしまうし、動物が心を開いてしまうんです。これが一番園長に教えてもらったことです」と、志村さんとの思い出を振り返った。

そしてパンくんと志村さんとの思い出の映像が流れ、スタジオの出演者たちは皆号泣。

園長秘書を務めていた山瀬まみは、泣きながら「今日スタジオに来たら、本当に園長いないんだと思って、VTR見て耐えられるのかって思ったんだけど、見ていたら心が救われる気がしました。会いたくなったらまた見ようって思いました」と想いを語った。

そして「せっかくこんないい状態を残してくれたんだから、改めて、みんなでこれからも守って行きたいと思いました。頑張ろうね」と呼びかけ、ハリセンボンの近藤春菜も、泣きながら「頑張ります」とうなずいた。

最後に相葉は「園長の周りには、本当にたくさんの愛があって、本当はもっと、その愛情に包まれていたかったですけど、目を閉じれば園長がいるので、だから僕は前を向きます。皆を笑顔にできるように、これからも頑張っていきます」と、今後への意気込みを言葉にした。

同番組では2004年から長年に渡り、志村さんが“園長”として司会を務めた。今後も相葉や山瀬ら出演者たちが番組を守っていく。

◆志村けんさん死去

志村けん(C)モデルプレス
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志村さんの所属事務所は今月25日、志村さんが新型コロナウイルスで入院していることを公表。29日夜、死去した。

志村さんは1950年2月20日生まれ、東京都出身。ドリフターズのメンバーとして「8時だヨ!全員集合」で一躍スターに。「志村けんのバカ殿様」や「志村けんのだいじょうぶだぁ」など、出演番組多数。

現在のレギュラー番組は「天才!志村どうぶつ園」や「志村でナイト」の2本。新型コロナウイルス感染の影響で、2020年12月公開予定の初主演映画「キネマの神様」を辞退していた。(modelpress編集部)

情報:日本テレビ

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