「半沢直樹」香川照之の“大和田常務”再び 及川光博ら前作メインキャスト続投決定


【モデルプレス=2020/03/05】4月にスタートする堺雅人主演の日曜劇場『半沢直樹』(TBS/毎週日曜よる9時~)に、前作のメインキャストである及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之らが引き続き出演することがわかった。

「半沢直樹」続投が決定した及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之 (C)TBS
「半沢直樹」続投が決定した及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之 (C)TBS
◆及川光博、片岡愛之助『半沢直樹』に再び

前作と同じく池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズから「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作としている今作。主人公の半沢を前作に続き堺が、半沢の妻を上戸彩が演じる。

半沢の同期で頼りになる情報通、東京中央銀行融資部の渡真利忍(とまり・しのぶ)を演じるのは及川。昨年10月期の日曜劇場『グランメゾン東京』でもその存在感を発揮し、1月3日に放送されたスピンオフドラマに堺とともにゲスト出演した及川が、前作と同じく半沢を的確にサポートする“情報通”として登場。

大阪では大阪国税局統括官、東京では金融庁検査局主任検査官として常に半沢の前に立ちはだかった黒崎駿一(くろさき・しゅんいち)役の片岡も。独特なオネエ口調で視聴者にインパクトを与えた黒崎は、今作でも半沢を阻む存在となるのか?

◆“キーマン”北大路欣也、香川照之も!

さらに、前作で重要なキーマンだった2人も続投。

北大路は、前作で半沢に東京セントラル証券への出向を命じた東京中央銀行の頭取・中野渡謙(なかのわたり・けん)役。圧倒的な存在感と威厳を放つ北大路演じる中野渡が、まさかの出向を命じた後、半沢にどのように関わっていくのか。

そして、半沢に自らの不正を暴かれ倍返しを食らい、歯ぎしりをしながら土下座するシーンをはじめ、その怪演ぶりが話題となった常務・大和田暁(おおわだ・あきら)役の香川。あの“屈辱の土下座”以降、大和田がどんな運命を辿ったのか注目される。(modelpress編集部)

■及川光博コメント

半沢の親友、渡真利忍を再び演じることとなり、喜びを感じています。感覚を呼び起こすために前作を久しぶりに観ました!大変面白かったです!ファンの皆様の期待値も高いことと存じます。軽妙かつ冷静に、平常心を大切にして演じたいと思います。何卒“とまりん”をよろしくお願いします☆

■片岡愛之助コメント

(続編の話を聞いた際は)いよいよ来たか!と思いながらも、本当に実感したのは共演する皆様と顔を合わせた時でした。黒崎駿一というキャラクターを演じられる喜びと、前作のファンの皆様の期待を上回れるだろうかとドキドキの半々でしたが、やはり堺雅人さんはじめ、お馴染みの出演者の皆様、新たな出演者の皆様、そしてスタッフの皆様と再び『半沢直樹』を一緒につくれるんだと、大変うれしく思いました。また出演できることをとても誇りに思います。

そして、前回の『半沢直樹』によって私は全国の皆様に“オネェキャラ”として認識されました(笑)。この作品は社会に対して物凄い影響力を持っているんだと実感しましたし、今回も日本中に元気と活力を届けられるような作品にしたいと思います!私は黒崎を全力で演じ、その歯車の一つになれましたら幸いです。

皆様!いよいよ『半沢直樹』が帰ってきます!そしてうれしいことに黒崎駿一も帰って参ります!高い高い期待に応えられるよう、堺さんをはじめキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨みますので、1話から最終話までお見逃しないよう、どうぞお楽しみください!

■北大路欣也コメント

この『半沢直樹』は、主人公・半沢直樹の切れ味鋭い生き様に魅了されます。続編の新たなる展開を楽しみにしております、しっかりと受け止めていきたい。

そして、頭取・中野渡謙という人物を、私なりに、“らしさ”に集中していきたいと思っております。視聴者の皆様には、“真の正義”とは、という視点で思いっきり楽しんでいただきたいです。

■香川照之コメント

(続編の話を聞いた際は)嘘だと思いました。デマだと。どうやら本当にやるらしい、と聞いても、中々信じませんでした。実は、この瞬間も信じきっておりません(笑)。撮影に入った今も、これから3ヶ月間、長い長い夢を見るのだと(笑笑)。「倍返しだ!」はもちろん、顔芸だの、土下座だの机バンバンだの、数々の名文句を世間に放っていった前作の時のインパクトは忘れられない。あれは二度と見られない稀有な光景でした。

私の演じた大和田常務は、前作で半沢に屈して失脚したあと、原作には登場しておらず、実はあの土下座のその後が描かれておりません。「封印された大和田」をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたいと思っています。

とはいえ今回私たちは、前作のように初陣の手探りから物作りを始めていないのです。『半沢直樹』の世界観を既に充分に知っているところから撮影を始められるのです。つまり、いきなりパワー全開でリスタート出来るのです。初回のファーストシーンで度肝を抜かれると思います(笑)。見るべき、だと思います。

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