木村拓哉「BG~身辺警護人~」新章ドラマ決定・キャスト発表「僕のわがままで」撮影前から集合していた熱い舞台裏


【モデルプレス=2020/03/05】俳優の木村拓哉が主演を務め、2018年1月期にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ『BG~身辺警護人~』の第2弾が、4月16日より放送されることが決定。再び“丸腰で護り抜く男”島崎章を演じる木村が取材に応じ、2年ぶりカムバックの心境や新章の見どころ、キャストたちとのエピソードを語った。

「BG~身辺警護人~」仲村トオル、勝村政信、菜々緒、木村拓哉、斎藤工、間宮祥太朗、市川実日子(C)テレビ朝日
「BG~身辺警護人~」仲村トオル、勝村政信、菜々緒、木村拓哉、斎藤工、間宮祥太朗、市川実日子(C)テレビ朝日
権力や武器を備えた警察官に対し、丸腰でチーム一丸となって敵に挑んでいく章たち民間ボディーガードの姿を描いた前作。新シーズンでは、あえて章の立場を“組織から独立した私設ボディーガード”へと大幅更新。“個人VS. 組織”の物語を軸にした新たなステージへと果敢に攻め込み、章の生き様と魅力をより深く切り開いていく。

◆斎藤工・菜々緒・間宮祥太朗が続投 仲村トオルと13年ぶり共演

前作から引き続き、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗が脇を固め、実力派新キャストも参戦。前作で死亡した身辺警護課の前課長・村田五郎(上川隆也)の後任・小俣健三を演じるのは勝村政信。

また、総合病院の整形外科医で、身辺警護課の契約担当医をしている笠松多佳子を演じるのは市川実日子。命を懸けて任務にあたる章たちボディーガードの数少ない味方、そして癒やしの存在として、心温まる風を吹き込む。

そして、今作“最大の敵”として登場するのは仲村トオル。「日ノ出警備保障」を買収した大会社の社長・劉光明(りゅう・こうめい)として、組織を出た章たちの前に大きく立ちはだかる。木村とは『華麗なる一族』(2007年)以来、13年ぶりの共演となる。

◆木村拓哉「僕のわがままなお願いで…」熱い舞台裏を明かす

2年の月日を経て再び島崎を演じる心境について木村は「以前も今回も、“現場に赴いて、体を張って、警護対象者を守る”という大前提は変わらずブレていない。時間があいて世の中のバックグラウンドが変わっても、本人は変わっていないので、難しく考える必要はないのかなと思います」と語り、「これから始まる現場での作業を心待ちにしているところです。前回からご一緒している斎藤工さん、菜々緒さん、間宮祥太朗さんとは同じモチベーションでクランクインできると思いますし、空気もすぐに出来上がると思います」と続投メンバーたちとの再共演を心待ちにしていた。

脚本を手掛けるのは、前作に引き続き『GOOD LUCK!!』(2003年)や『エンジン』(2005年)でも木村と黄金タッグを組んだ井上由美子氏。人間描写の名手が紡ぐ、躍動の人間ドラマに期待が高まるが、木村の呼びかけにより、キャストたちそれぞれの考えも脚本に反映されているという。

「僕のわがままなお願いだったんですが、決定稿を作る前の段階で、井上さんやプロデューサーの皆さんにも来ていただいて、斎藤さん、間宮さんも同席していただいてセッションをさせていただきました。高梨なら高梨、沢口なら沢口として『全部1回吐き出そうぜ』と。そこが綺麗に整理整頓された脚本になっているので、あとは現場に立つだけ」と、チーム一丸となって作品を作り上げているようだ。

これまでテレビ朝日では様々なドラマがシリーズ化されているが、木村は「継続スタンスや努力、チームワーク、残されてきた結果と比べると、『BG』はまだまだ赤子のようなもの。しっかりとした内容や世界観を作って、継続する意味を持たせないと、ほかのシリーズ作品になると思うので、しっかり現場で、共演者もスタッフも一丸となってやっていきたい」と第2章へ向けた思いを熱く語った。

◆「BG~身辺警護人~」ストーリー

前作では民間警備会社「日ノ出警備保障」の身辺警護課に所属し、組織の一員として任務を全うすることにすべてを賭ける男だった章。しかし、今作では「日ノ出警備保障」を買収した大会社の“利益優先”方針に疑問を感じた章が、警備の基本でもある「弱き者の盾になる」という使命を貫くため、組織を飛び出すことに! そんな中、「日ノ出警備保障」時代からの仲間・高梨雅也(斎藤工)は、章が辞めた本当の理由を聞きだすため、章のもとにやってきます。そこで一緒に警護をするうちに、高梨の心にも変化が生まれ…!?

組織という枠組みから抜け出し、私設ボディーガードとなった章は“個人”として何を考え、どうクライアントを護っていくのか――。独立した章たちを敵視する組織とのせめぎ合い、そんな組織に残ることを選択した仲間・菅沼まゆ(菜々緒)や沢口正太郎(間宮祥太朗)との関係性を縦軸に、各クライアントとの一対一の人間関係をじっくりとドラマチックに描いていく。

(modelpress編集部)

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