ブラッド・ピット、俳優として「アカデミー賞」悲願の初受賞<第92回アカデミー賞>


【モデルプレス=2020/02/10】世界最高峰の映画の祭典「第92回アカデミー賞」授賞式が日本時間10日(現地時間9日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演した米俳優ブラッド・ピットが助演男優賞を受賞した。

ブラッド・ピット/『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
ブラッド・ピット/『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
”ブラピ”ことブラッド・ピットは、2014年に『それでも夜は明ける』のプロデューサーとしてオスカーに輝いているものの、俳優としての受賞は初めて。過去主演男優賞で2回、助演男優賞でも今回を含め2回ノミネートされており、悲願の受賞となった。

ブラッドはアカデミーや監督であるクエンティン・タランティーノに感謝を述べたあと、ハリウッドで働くスタントスタッフに感謝すると会場からは歓声が。最後は自身の子供への愛を伝えた。

同作は主演のレオナルド・ディカプリオ演じる落ち目の“元スター俳優”と、ブラピ演じるそのスタントマンの物語。1960年代のハリウッドを完璧に再現し、世界に衝撃を与えた1696年の「シャロン・テート殺害事件」へのカウントダウンをテーマに大ヒットした。ブラピ演じるスタントマンのクリフは、レオナルド演じるリックから信頼される相棒でありながら、喧嘩早く危険な一面も。ブラピは56歳とは思えない鍛え上げた肉体を披露していることでも話題となった。

◆「第92回アカデミー賞」【助演男優賞】ノミネート

トム・ハンクス「ア・ビューティフル・デイ・イン・ザ・ネイバーフッド(原題)」
アンソニー・ホプキンス「2人のローマ教皇」
アル・パチーノ「アイリッシュマン」
ジョー・ペシ「アイリッシュマン」
ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

◆「アカデミー賞」とは

「アカデミー賞」は、アメリカ映画業界団体である映画芸術科学アカデミーが、その年ベストの仕事をした映画人たちを称える賞。世界で最も権威と伝統がある映画賞と言われている。

授賞式は、2月10日午前8時30分よりWOWOWプライムにて生中継。(modelpress編集部)


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