松本穂香、今泉佑唯のアイドル時代に興味津々<酔うと化け物になる父がつらい>


【モデルプレス=2020/02/03】女優の松本穂香、今泉佑唯が3日、都内で行われた映画「酔うと化け物になる父がつらい」(3月6日公開)の完成披露試写会イベントに、渋川清彦、ともさかりえ、メガホンをとった片桐健滋監督とともに登壇した。

(左から)松本穂香、今泉佑唯(C)モデルプレス
(左から)松本穂香、今泉佑唯(C)モデルプレス
菊池真理子氏の家族崩壊ノンフィクション『酔うと化け物になる父がつらい』が原作で、松本と渋川がW主演をつとめる同作。父・田所トシフミ(渋川)は毎日アルコールに溺れ、母・田所サエコ(ともさか)は新興宗教信者。その両親のもとに生まれた主人公・田所サキ(松本)が、酔って化け物となった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく姿を描く。

◆松本穂香、今泉佑唯に質問「握手会ってどんな感じなの?」

今泉佑唯(C)モデルプレス
今泉佑唯(C)モデルプレス
サキの妹・田所フミを演じ、同作が映画デビューとなった今泉は、初の映画撮影現場を経験しての感想を聞かれると「撮影場所が一軒家だったので、そこに人が密集していたからなのか、皆さんの圧に…オーラに(笑)、圧倒されすぎちゃって“私、このあと2週間くらい撮影乗り切れるかな”って不安になりました」と不安な心境を告白。

今泉佑唯(C)モデルプレス
今泉佑唯(C)モデルプレス
今泉と共演しての感想を求められた松本は「いろいろ話しましたよね。合間とかにアイドル時代の話とか聞いて、『握手会ってどんな感じなの?』とか(笑)、そういうところから仲良くなろうと必死でした」とニッコリ。これに今泉は「ずっと(松本に)頼っちゃっていました」と感謝した。

◆松本穂香、役作り明かす

松本穂香(C)モデルプレス
松本穂香(C)モデルプレス
また感情の部分で共感しづらいサキという役を演じる上で、どのように役作りをしたか尋ねられた松本。「監督がずっと最初から最後まで『言いづらいセリフがあったら言いやすいように変えてもらって大丈夫なので』とおっしゃってくださっていたので、極力、違和感の内容に、過ごしていて動作とか“私だったらこうする”じゃないですけど、(監督が)私がすることがサキがすることって見てくれていたので、意識はしていなかったですね」と振り返った。

渋川との共演については「ずっとお父さんでしたね。現場でも実際にお酒を飲んでいらっしゃって、リアルに顔がポーッとしていて(笑)、私もサキでいられることができたなって感じですね」とコメント。松本と渋川は現場ではあまり話さなかったそうだが、渋川は「(松本は)現場の居方が美しかったですよ。それってけっこう大事なので」と褒めた。

◆松本穂香の演技にスタッフ涙

松本穂香(C)モデルプレス
松本穂香(C)モデルプレス
松本の演技でスタッフ一同がグッときたシーンがあったそうで、片桐監督は「ウチの組はとてもいいスタッフの方が多くて、和気あいあいとしているんですけど、この映画の最後に松本さんが自分の感情を全部出すくだりがあって、それは撮影の最終日に撮ったんですね」と述懐。

「その撮影をしているときに、(松本の顔に接写して)カメラマンがファインダーを覗いていたんですけど、松本さんが泣く芝居をしているときに、カメラマンの肩が揺れ始めたんです」と言い、「どうしたと思ってカットをかけて、そいつが振り返ったら大号泣していて、『監督も泣いてるじゃないですか』って言われて、振り返ったらメイクさんもみんな泣いていました」と説明。

続けて、片桐監督が「やっぱり人を惹きつける力がとてもあるなと思って見ていました」と絶賛すると、松本は「ありがとうございます。恥ずかしいですけど、愛のある現場でした」と照れ笑いを浮かべた。

◆松本穂香、サプライズバースデーに驚き

松本穂香(C)モデルプレス
松本穂香(C)モデルプレス
なお、イベントでは、この日が節分であることにちなみ「化け物は外、福は内」の掛け声で豆まきをしてヒット祈願をしたほか、2月5日に23歳の誕生日を迎える松本を、恵方巻ならぬ恵方ロールケーキでサプライズでお祝い。

大きなケーキを目にした松本は「すごく嬉しいです。びっくりしています」と驚き、ノーマルサイズの恵方ロールケーキを恥ずかしそうに食べると「すごく美味しいです。ありがとうございます」と声を弾ませた。(modelpress編集部)



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