【ロンドンブーツ1号2号 会見/全文 前編】田村亮、活動復帰で涙ぐむ瞬間も


【モデルプレス=2020/01/30】ロンドンブーツ1号2号が、30日に都内にてトークライブ『family』を開催し、田村亮(48)が活動を再開。終了後に田村淳(46)と記者会見を行い、報道陣の質問に応じた。以下、会見の内容。<前半>

会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
― まずは今日お客さんの前に久しぶりに立った感想を聞かせてください。

亮:温かく迎えてくださって、本当にシンプルに嬉しくなりました。もうちょっと冷ややかな目で見られるんじゃないかと正直言うと覚悟してたんですけど、温かく迎え入れてくれたことがすごく嬉しかったです。

淳:お客さんから「お帰りー!」とか「待ってました!」とかっていう声を聞いて亮さんが涙ぐむっていう瞬間があって一度ステージにはけていただいてティッシュで涙を拭いて、また戻ってきてもらうっていうのが冒頭にありました。

会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
―実際、半年前同じ場所に座ってたわけじゃないですか。そのステージに立ったっていうのはご本人はどうだったんですか?

亮:先程淳が言ったのもあるんですけど、ここじゃなくてもよかったっていう気持ちもあったんですけど、さっき言ったように温かく迎えてくださった方のおかげでその気持ちはすぐになくなって、こっちで良かったなって今は思ってます。

―お客さんの質問コーナーもあったと聞いているのですが、どんな質問があってどんな答えをしたのか教えてもらっていいですか。

淳:質問コーナーっていうか、トークライブのあとに記者会見があるのでみなさん記者さんになったつもりで想定質問みたいなのをしてちょっと練習させてくださいっていう。なのでちょっとだけ質問に慣れた感じで座っているのでリラックスね。

亮:まあ、リラックスはできましたね。印象に残ってるのは、シンプルに何してたんですかっていう質問もあったので、そういうのは自分がやってたことを。

淳:お金とかどうしてたんですかっていう質問もありましたね。

会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
亮:お金どうしてたんですか?って。ないよって。お金はないよって。

淳:10月からストップしてたからね。

亮:吉本は2ヶ月遅れで入ってくるので。

淳:オーストラリアのドル建ての貯金をずっと若い頃からしてたからそれで大丈夫なんだよって話して。

亮:淳が言ってたんですけど、そんなん随分前にないし。

― 実際問題、今吉本興業さんとの契約ってどうなってるんですか。

淳:はい。そこはもう社長が入って参ります。株式会社LONDONBOOTSとしての所属タレントが田村亮となっていまして、今まさに吉本興業さんとエージェント契約を結ぶことで話を進めています。ただ、吉本興業も大きい会社で所属タレントのたくさんいるので、まだ亮さんの番にいってないのでここから順番が回ってきて株式会社LONDONBOOTSとしてエージェント契約を結べればいいなという方向で話ができると思います。

― ライブのタイトルが「family」ということですけども、このタイトルに込められた思いというのは?

亮:僕は込めてないです。淳が勝手に込めたんです。

会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
淳:あの騒動の中でファミリーファミリーって言葉が飛び交って、僕が亮さんがこの場所でファミリーっていうキーワードを出したので、そこを本当のファミリーっていうのは、どういったものが本当のファミリーっていうのかを改めて僕たちも知るきっかけになればいいなと思って。実際、今日亮さんが70席しかないチケットをみんなが朝の10時になった瞬間にチケットを取り合ってくれて、第一声を聞きに来てくれてっていうのがすごくありがたいなって思って。だから本当にファミリーっていうタイトルは最初はちょっとしたおふざけも入ってたんですけど、今日来てくれた人をファミリーって感じたんで、血の繋がりはないとしてもいろんな形で信頼しあえるっていう状況を今日作れたのは良かったなって思いますし、何よりも今日ここに集まってくださっている記者のみなさんとも私たちはファミリーになりたいなと。

― ファミリーの一員になりたいと思います。
淳:ファミリーだと思います。お忙しい中ありがとうございます。

― そんな中で2人でステージに立ったわけですけども、改めてそれぞれ相方への思いっていうのはどうですか。

亮:やはり頼りになるなと思いましたね。ライブ始まる前もお客さんに対して自ら前説してみたり俺が出やすい状況作ってくれたりしたてので、それは勝手に淳がやって、それを裏にいたときからちょっと自分の中ではありがてぇなーって。

淳:江戸っ子口調なんですね、急に。(笑)

亮:ありがてぇなって思って。

淳:大阪の方ですよね。(笑)

亮:だからそれで出ていったときにみんなが言ってくれたのもあって…。

淳:どう思ったんですか?

亮:ありがてぇなーって。頼りになるなーって。ありがてぇなーつって(笑)。

― 淳さんはいかがですか?

淳:緊張すごくしてたんで前説をしながら登場をするか、そのまま2人で登場するか直前まで悩んでたんですけど、袖にいる亮さんが思いのほか強張った表情だったので、これは一回お客さんをほぐしたのちに亮さんを呼び込んだほうがいかなと思って。お客さんも緊張してたんですよ。いったらつい最近まで謹慎をくらっててヘコんでた芸能人の人が今からやってくるんで、ちょっと構えてたんで、そのへんをほぐして亮さんを呼び込んで、亮さんもみなさんの温かい言葉に涙したりとか、本当にスタートした時は和やかな感じでスタートできてよかったなと思っていますし、なによりも、そうそう!これこれ!亮さんの第一声。なんか思いを喋ってたんですけど、なにを言ってるか意味がわかんなくって、お客さんも、は?みたいになったんですけど、俺はそれがすごく懐かしいっていうか、半年前にすごく苛ついてたことがこんなに今は気持ちもゆったりと亮さんの何を言ってるかわかんないトークが聞けるんだと思って非常に懐かしくて感動しましたね。これが亮さんの持ち味。喋っても伝わらないっていうのがあって良かったなって思いました。

― 赤く髪の毛も染めて

淳:この場所から始めようってことになって、ロンドンブーツとしては2019年が相当大きな出来事だったんで。芸能生活の中だと。もう一回ふたりでYouTubeを始めたっていうのもありますけど、0からまた始めていきたいって思いで今日はステージに立ちました。本当に地上波の番組の方にも多大な迷惑をかけて、番組を待ってくださっているみなさんにも多大な迷惑をかけて、いろんなところに迷惑をかけているので、もう一回僕たちが0から出発する姿をちゃんと見せられたらいいなと思って今日トークライブやらせていただきました。

― この復帰をもって亮さん今日のトークライブから復帰ということになりますけど、あの時の謹慎された方も既に復帰されていますけど当時のみなさんとはコミュニケーションとか直接お会いしてお話したりとかそういうことはあるんでしょうか。

亮:直接会ってっていうことはやってないです。連絡をしたりすることはあります。

― どんな話を?

亮:謹慎が解除になりました。ごめんねみんなに迷惑かけてっていうようなことを連絡したり、彼らもちゃんと仕事戻ってる方だけではないので、そういうのも迷惑かかったなっていうのがあるので、そういうのは伝えたりしています。

― そんな中で今日の会見に合わせたかのように宮迫さんがユーチューバーとしてデビューされましたけども、それは当然ご存知でらっしゃいますよね。それについてはどんな風に思いますか?

淳:僕は見てないんですよ。会見があるから見ると聞かれるなって想像できるじゃないですか。見たら答えないといけないし、嘘付きたくないんで答えなきゃいけなくなることを回避するために、みなさんには申し訳ないですけど見ないという手段を僕はとりました。きっと亮さんもそうなんだろうなと思ってたら、亮さんは見てたんですよ。

亮:見ました。

淳:でも嘘つかないから成長したなと思いました。亮さんは見たんです。

― 見たんですね?

亮:見ました。

― 感想は?

亮:各々スタートするために宮迫さんYouTube選んだということで、各々前に進んでってるなって感じはしました。

淳:それぞれがね。それぞれの進み方があるんだなっていう。僕は見てないんで。ギガ不足なんですよね。月末で(笑)。

― 宮迫さんもやっぱり蛍原さんと一緒に隣で並ぶことが目標とおっしゃってたんですけど、そうできない状況になってしまってるじゃないですか。でも淳さんと亮さんはこのようになれてるわけですけど、そのへんは淳さんどうですか?

会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
会見を行った田村淳、田村亮 (C)モデルプレス
淳:宮迫さんが今どういう思いでいるのかわからないですけど、蛍原さんはきっと宮迫さんのことを待ってると思いますし、雨上がり決死隊というコンビが解散になったわけじゃないんで、どういう形になるか僕はわからないです。僕は決めてることがあって、よそのコンビとよその家庭のことは口を出さないって決めてるんですよ。だから不倫が起ころうが、コンビの中でなにかあろうが、それは当事者だけが問題意識を持って解決策を見出していけばいいなと思ってるので、願いとしては吉本興業で番組をやってたりしたこともあるので、また雨上がり決死隊として動いてほしいなって思いはありますけど、ああだこうだ言える立場じゃないんで、それはでも蛍原さんの気持ちを考えればきっと蛍原さんは待ち続けているだろうなって思います。

― 亮さんは?

亮:謹慎開けるときには報告しました。10日で謹慎は開けますという風にはお話しました。「よかったな」と言ってもらいました。心配していたので。

― 亮さんはこの半年どのような1日をおくっていた?できれば1日のスケジュールとかを教えてください。

亮:毎日が同じではなく、本当のことを言うと、この6ヶ月、7ヶ月近く、自分の気持ちの上がり下がりがすごくあったというのが事実で、夏に記者会見やったあととか、怪我したりとかいろいろあって、落ち込んだり。その時は今度、その前までデイサービスの方に啓発活動をすることができてたのが、足の指を骨折したりとかそういうことがあって、せっかくお手伝いできてたのに、行けなくなったりとか、そういうこともあり、気持ちがちょっとうまく行けなくなった時期があり。10月くらいからは週に3、4日デイサービスに行けたり。それがいない時とかは、自分デイサービスに訪問して、特殊詐欺の啓発活動をしてるんですけど、お話させてもらえませんかということで、回ったりして、何件かアポイントもらったり。そういう風なことを。警察の方に相談して、どういう風にやったらいいですか?と聞いたらこういう風にやってください、老人の方にはこう、若い方にはこう、というのを勉強したりとか。

淳:記者さんの質問は1日のタイムスケジュールでしたよ。

亮:あ、そうですね。

淳:私はしばらく見守ってたんですけど、だんだん啓発活動の話に。

亮:うるせえな!(笑)。分かりましたよ。

淳:啓蒙活動じゃなくて啓発活動って言うらしいですよ。それを今日トークライブでしたんです。啓発活動と教わったので。で、啓発活動の話ばかりしてないで。タイムスケジュールですよ。

亮:タイムスケジュールで言うと、朝…タイムスケジュール?基本的に午前中に、飛び込みで行ったりして。もともと予定があるとき、昼からここに来てくださいというのがあればそこにって。

淳:見えはらないでよ。だいたい家にいたじゃない!

― (笑)。

田村亮 (C)モデルプレス
田村亮 (C)モデルプレス
亮:ほとんど家なんですよ。

淳:「たまには謹慎だからといって外に出ちゃいけないわけないんだから、外食したら?」って。家族と外食もしていないらしいんですよ。「そんなことも構わないから、外食しなさい」って言ったら、亮から「大戸屋に行こうと思うんだけどいいかなあ?」って。大戸屋に行ったっていいでしょう。飯食ってるのか!謹慎中に!と怒る人がいるのなら、僕はその人がおかしい人だと思いますよ。なので「ご飯くらい自由にしていいんじゃないか」って言って。スーパーに行ったんですよね?で、外に行ったら誰がいたんでしたっけ?

亮:陣内とSHELLYがヒルナンデスのロケしてて。だから走って逃げました。

淳:日テレの方いらっしゃいます?もし亮さんが逃げてる映像がありましたら、株式会社LONDONBOOTSまで送ってくださると嬉しいです。

亮:焦りました。

淳:なかなか外に出るのが億劫な時期をかなり過ごしてました。

亮:10月くらいまでは。淳に言われたっていうのもあって。あと淳がうちの家族のことも気遣ってくれて、ずっと僕が家にいるのもたぶん本当の事言って、子供も奥さんもしんどいんですよ。ずっと旦那が家にいるのって。嫌だと思うんです。それで(淳が)「外に出てあげたら?」って。それまでは僕出なかったですし、出たら何言われんやろとかちょっと気持ちが滅入ってたっていうのもあって。ランニングとか犬の散歩で出るようになってから、気持ち的にもだいぶ変わってきて。そんな感じです。

― 淳さんとは毎日お話されてたんですか?

亮:最初のほうは心配してくれてたのもあって。(亮が)前向きになったことを感じてからはそこまで毎日みたいなのはなく。「何してる?」みたいなLINEだったり。

淳:確実に謹慎前と比べると会話の量は増えてますね。謹慎が繋いでくれたというのはあるかもしれないですね。

― 淳さんからの電話とかを亮さんどう受け止めてますか?

亮:正直言うと初めの頃は、有り難いという気持ちもあるんですけど、こっち側がやってしまってるっていうのもあったので素直にありがとうっていうのはなかったです。

淳:LINE送っても返事がないこともあって、あんまり「返事返せよ」っていうのもあれなんで、放っておくとだいたい25時間後とかに返ってきます。送った瞬間既読になるんですけど。

亮:時間はあるからすごい既読とかは。

淳:しっかり読み込んでたんだよね。

亮:読み込んでた。

田村淳 (C)モデルプレス
田村淳 (C)モデルプレス
― やっぱり(連絡は)すぐ返せないという感じだったんですか?

亮:そうですね。やっぱり考えて。だけど自分が素直に言えることがないとかいうよりも、申し訳ない気持ちになるから。ごめんばっかり返してもしんどくなるし、それも返せへんとか考えてると、全然返せなくなるというか。

淳:言っていいですか?これトークライブで話そうと思ってたけど、心がぐったり疲れてるときに屋久島に行けって。屋久島に行くんですよ。一人旅で。自分を見直そうって、何日か決めずに屋久島に旅立つんです。「行ってきます!」って(亮が)言うんですけど、帰ってきたことを淳に伝えないで二週間すぎるっていう。で、帰ってきてんのか?っていうLINE送ったら「え、2日前に帰ってるけど」みたいな(笑)。なんかすげー甘えてるなって。報告しろよ社長にって(笑)。

― 改めて淳のコンビ愛についてどう思いますか?

亮:ありがとうがまずシンプルにあるんですけど、自分が逆の立場やったときこんなできるのかなって。こんなに上手く立ち回れないだとうなっていう考えになったり。それを淳はやってのけたので、シンプルにありがとうという気持ちでいっぱいです。

― 謹慎中、先輩や淳からもらった言葉で印象深い言葉はありますか?

亮:出川さんの言葉です。番組でもご一緒させていただいてたので、電話がかかってきて「申し訳ございません、ご迷惑かけてって」って言ったら(出川が)「もう、いいいい」って全部話を遮って。「待ってるから。待ってるから」って。その2回しか言わずに。男前だなって。かっこいいなって思いました。

― 世間の声で「おかえりなさい」って思っていない方もいらっしゃると思います。そういう方に対してはいかがですか?

亮:そういう意見は必ずあると思ってますし、そういう意見があることが当然だと思うので、それを真摯に向き合って今、偉そうに啓発活動やってますとか言ってますけど、特殊詐欺がなくなるようにとか、自分が地道でもいいのでちゃんとやっていきたいなと思ってるので、そういうところを見ていただけるとありがたいなって思います。

淳:僕は田村亮っていう人間がこの先どうやって生きていきたいか?って聞いた時に芸能活動をして生きていきたいっていう言葉を聞いたんで、その芸能活動を株式会社LONDONBOOTSの社長としても支えたいですし、相方としても支えたい。僕はできることがあるのであれば、啓発活動に行って、亮の活動を僕も知りたいですし、啓発活動を一生やるぐらいの気持ちでやってほしいなって思います。それを僕も支えていけたらいいですし、後はこうやって芸能の仕事をしている訳ですから、やっぱり東京に出てきて人を楽しませたいっていう気持ちで東京に来てますから、その楽しませるっていうことで納得してらっしゃらない方も含めて、ロンドンブーツ1号2号っていうコンビでコンテンツを作り上げていったときに、嫌なこと忘れられたとか、ちょっとした楽しい時間を過ごせたということをやって理解していただくしかないかなって思ってます。それを自分たちが東京に来た時の気持ちを忘れずに楽しませたいっていうことを念頭に置いて頑張っていきたいと思います。

◆田村亮、活動復帰

亮は昨年6月に報じられた闇営業問題を受け、活動を自粛して以来の活動復帰。

昨年7月に亮が雨上がり決死隊・宮迫博之と会見をした場所でライブが実施された。会見は株式会社LONDONBOOTSと吉本興業の2社で実施した。

なお、会見は2人のTwitterアカウントでも生配信中。2人の背後にはYouTubeの動画用のカメラも設置され、2人の目線から会見の撮影が行われていた。

◆ロンブー田村淳、相方・亮と「株式会社LONDONBOOTS」設立

亮は昨年6月7日、宮迫らとともに特殊詐欺グループとされる反社会的勢力主催の会合へ参加していたことが報じられた。

吉本興業は書面にて7月19日、宮迫のマネジメント契約を解消したことを発表。20日に宮迫と田村が2人で謝罪会見を行った。

その後、昨年12月に淳が亮とともに「株式会社LONDONBOOTS」を設立したことを発表。同社は、亮の「今後の人生で再び芸能活動をしたい」という意思のもと、設立。淳が代表取締役を務め、「吉本興業から独立する為の会社ではなく、田村亮と吉本興業を繋ぐ為の会社です」と明言していた。

そして今年1月10日に吉本興業が同社との間で専属エージェント契約を結び、芸能活動を再開させていくことを発表した。(modelpress編集部)

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