林遣都「二度とないチャンス」大役にかける熱量を共演者が絶賛「どれだけ練習するんだ」


【林遣都/モデルプレス=4月21日】俳優の林遣都が21日、沖縄県にて開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」で行われた「Netflix」オリジナル作品『火花』の舞台挨拶に、波岡一喜、門脇麦、好井まさお(井下好井)、村田秀亮(とろサーモン)、廣木隆一監督と出席。第153回芥川賞を受賞したピース・又吉直樹の小説を原作にする同作。話題作の映像化とあり、主演の林は「二度と経験できるかわからないチャンス」と作品へ込めた熱い思いを語った。

林遣都「二度とないチャンス」大役にかける熱量を共演者が絶賛「どれだけ練習するんだ」(C)モデルプレス
林遣都「二度とないチャンス」大役にかける熱量を共演者が絶賛「どれだけ練習するんだ」(C)モデルプレス
林遣都(C)モデルプレス
林遣都(C)モデルプレス
◆自宅・稽古場でも漫才「どれだけ練習するんだ」

同作で、売れないお笑いコンビ「スパークス」のボケ、常に憂鬱な性格の主人公・徳永役を演じる林は、クランクイン前から漫才の練習を重ねてきたそうで、「わからないことだらけだったので、徳永のボケのセンスもわかってらっしゃる好井さんに頼ろうと思いました」と相方役を演じる好井との練習を回顧。

林遣都(C)モデルプレス
林遣都(C)モデルプレス
好井まさお(C)モデルプレス
好井まさお(C)モデルプレス
好井は、そんな林について「すごい練習量なんですよ。林君の家で何回も向かい合って練習して、よしもとの稽古場でも練習して。どれだけ練習するんだと思いました」と役作りへの熱量を絶賛。「(林の)漫才がどんどん上手くなるので、最後の方は劇場でやってもウケるんじゃないのと思うくらいだった」と称賛を送った。

林は今回の大役抜てきに並々ならぬ思いがあるようで、「日本中が大騒ぎする作品。『僕も関西弁喋れます!』というのをアピールして掴んだ役なので、本当に『やった!』と思いました」と主演の座を掴んだ心境を明かし、「映像を見る前からこんなにみなさんが知っている作品というのは、二度と経験できるかわからないチャンスだと思う」と語った。

◆持ちネタは200個?キャスト陣の息ぴったり

門脇麦、林遣都、波岡一喜(C)モデルプレス
門脇麦、林遣都、波岡一喜(C)モデルプレス
舞台挨拶では、キャスト陣が息ぴったりのチームプレーを見せ、林や波岡らも本物のお笑い芸人さながらに爆笑を起こした。撮影中のエピソードを聞かれた林が「濃密過ぎて…波岡さんからお願いします」と回答をパスすると、波岡も「濃密過ぎたので…。村田」と次々に答える順番を譲り出し、観客を笑わせた。

波岡は「いつもこんな感じの空気でミニコントしてましたね。それで常に誰かがスベってる。今日は200個ネタあるうちの一つをやりました」と和やかな現場の様子を振り返った。

◆世界に先駆け初お披露目

好井まさお(井下好井)、門脇麦、林遣都、波岡一喜、村田秀亮(とろサーモン)、廣木隆一監督(C)モデルプレス
好井まさお(井下好井)、門脇麦、林遣都、波岡一喜、村田秀亮(とろサーモン)、廣木隆一監督(C)モデルプレス
同作は、売れない先輩後輩の芸人2人が、さまざまな人との関わり合いの中で「笑いとは何か、生きるとは何か」を模索する姿を描く。この日のワールドプレミア上映では、6月からのNetflixでの世界配信を前に、本作を初お披露目。また、キャスト陣が公の場で集結するのも初となった。

なお、「火花」は6月3日より「Netflix」で全世界190ヶ国同時ストリーミング配信。全10話。

◆「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」

“Laugh&Peace”をコンセプトに、2009年より開催される沖縄国際映画祭は今年で第8回目を迎える。映画、お笑い、アイドル、ファッションをフィーチャーし、期間中は人気俳優、タレント、アイドル、芸人らが沖縄に豪華集結。他に類を見ないエンタテイメントの祭典として年々進化とスケールアップを重ねている。昨年から名称を「島ぜんぶでおーきな祭」に変更し、今回はメイン会場を那覇に設置。恒例のお笑いステージ、アイドルライブ、ファッションイベント、映像コンテストなど映画以外のイベントもより充実して各地の会場で実施され、沖縄をエンタテインメント一色に染めていく。4月21日~24日まで開催予定。(modelpress編集部)

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