桐谷健太&東出昌大、W主演ドラマで異色バディに 難事件に挑む<ケイジとケンジ 所轄と地検の24時>


【モデルプレス=2019/12/04】俳優の桐谷健太と東出昌大が2020年1月期のテレビ朝日系木曜ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(毎週木曜よる9時~)でW主演を務めることがわかった。

桐谷健太&東出昌大(C)テレビ朝日
桐谷健太&東出昌大(C)テレビ朝日
同作は、“刑事”と”検事”という“日本のドラマではあまり類を見ない組み合わせの男たち”がタッグを組み、港町・横浜を舞台に人間臭さ全開で大暴れするオリジナルドラマ。この新・異色バディを演じるのは、もはや説明はいらないほど縦横無尽な活躍を続ける桐谷と東出。桐谷が昔ながらの気質(!?)で走り出したら止まらない“元体育教師の異色な刑事”に、東出が頭脳明晰すぎて逆にズレている(!?)“東大卒の頭でっかちな超エリート検事”に扮し、仲良くケンカしながら難事件に挑む。

「この人間くさくて愛らしいキャラクターにしっかりと血を通わせて、東出君との魅力的なやりとりを楽しみたいです。共に全身全霊で切磋琢磨していきたい」という桐谷。かたや「本当に魅力的で大好きな先輩なので、“これから一緒に戦っていく仲間”としても心強いです。そんな桐谷さんに頼りながらも、僕自身も向こうを張れるように全力でぶつかっていきたいです!」という東出。彼らが時にふっと笑っちゃうほど軽やかに、時にグッとくるほど真剣に――。映画『GONIN サーガ』(2015年)でも共演し、互いをよく知る2人がW主演という新タッグ体制のもと、絶妙コンビネーションで“半人前同士だからこそ可能性は底知れない2人”を演じる。

◆「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」とは

桐谷演じる神奈川県警の刑事・仲井戸豪太は今という時代に重視されるコンプライアンスなんて「?」状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる男。一方、東出演じる横浜地方検察庁の検事・真島修平は「犯罪者を裁くための一番の社会正義は、起訴すること。そのために証拠を集める刑事は、検事の“駒”である」と考える男。そんな“ツッコミどころだらけの発展途上”な2人は共に、“個々の正義感”をたぎらせながら数々の事件に立ち向かうことに。

命がけで被疑者を逮捕しても70%は不起訴となり、正義が報われないことの多い刑事。そして、刑事事件は99%以上の確率で有罪となるため、有罪を勝ち取ることがすべての検事。これまで日本のドラマでは描かれなかった真実を大前提に、葛藤を抱え未完全だからこそ逆にのびしろのある仲井戸と真島は、ぶつかり合いながらも共鳴していくことに。その先に生まれるものとは一体!?

半人前な2人の“もうバカだなぁ…”と微笑ましくなる軽妙なやりとりをベースに、“正義とは何か”も問いかけながら、コミカルに展開していく同作。ニュータイプの事件解決バディものが、刑事モノというドラマの定番ジャンルに、思わずニヤリとする新風を吹き込む。

◆福田靖氏「まんぷく」以来の脚本を担当

完全オリジナルストーリーとなる同作の脚本を手掛けるのは、『HERO』(2001年~)や『ガリレオ』シリーズ(2007年~)、テレビ朝日系で放送された『DOCTORS 最強の名医』(2011年~)など、ヒットドラマを多数生み出してきた福田靖氏。今回は高視聴率を獲得したNHK連続ドラマ小説『まんぷく』(2018年10月~2019年3月)の執筆後に“初めて手掛ける連続ドラマ作品”であり、“自身にとって令和初のオリジナル作品”となる。もちろん、今回も福田らしいユーモアやコミカルなタッチが炸裂。老若男女を問わずクスッと笑えて楽しめる“大人の群像コメディー”を創出する。

◆主な登場人物

【仲井戸 豪太(36)…桐谷健太】
神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事。大阪出身。私立高校の体育教師として8年勤めた後、警察官に転職。36歳にして、交番勤務から念願の刑事に昇格した。情に厚く、一度走り出したら止まらない男。もともと“ええかっこしい”なのだが、刑事になってやたら張り切っている。「悪い犯人を逮捕して被害者に感謝されること」が何よりの喜び。腕っぷしや運動神経には自信があるが、勉強は苦手で、今の時代に重視されるコンプライアンス意識も薄い。正義に対する考え方も市民感覚の方が強く、警察組織の矛盾にも物申してしまうことが多い。刑事としても組織人としても青二才。検事・真島修平の“上から目線”にもついカチンと来てしまう。

【真島 修平(32)…東出昌大】
横浜地方検察庁みなと支部の検事。東京大学法学部・法科大学院を卒業し、司法試験に合格した超エリートで、選民意識が強く、プライドも高い。だが、頭が良すぎて逆にズレている部分があり、検事としてもまだまだ半人前…。検事の職に就いて5年になるが、未だ大きな事件を担当させてもらえず、内心焦っている。「犯罪者を裁くための一番の社会正義は、起訴すること。そのために証拠を集める刑事は、検事の“駒”である」というのが持論。ゆえに、手ぬるい証拠集めをした刑事には徹底的にやり直しをさせ、公判では被疑者を完膚なきまでに追い詰める。だが、刑事・仲井戸豪太と関わることで、自らのペースがどんどん乱されて…!?

◆桐谷健太コメント全文

テレビ朝日さんの連続ドラマには8年に1回くらいしか出てないのに(笑)、W主演で呼んでくださるとは本当にありがたいですし、太っ腹だなと(笑)。全身全霊を注いで、最高の作品を作り上げ、お返ししたいと思っています!

『ケイジとケンジ』はシッカリ生きている登場人物たちがまず存在し、そんな彼らが出会うことで物語ができていくドラマ。コメディーとシリアスな要素も共存していて絶妙だなぁ、と思います。僕が演じる豪太は感受性豊かで、本人は至って真剣だけど、傍目には滑稽にも映ったりする男。僕も最近は涙もろい…など豪太と似た部分がありますし、それも含め“演じる”という感覚ではなく、本気で泣いて、笑って、叫んで、走って…“豪太として生きたい”です。彼の根底にある「世の中を明るく元気にしたいし、自分もそうでありたい」という強い思いが視聴者に伝わって、皆さんも元気になってくれたらうれしいです!

一緒にW主演を務める東出(昌大)くんは本当に優しい男。最近はトリッキーな役も演じて高い評価を得ていますけど、彼が今回演じる修平という役もまた“本当にヘンなヤツ”なんですよ! 東出くんならすごく面白く演じてくれると思いますし、楽しみですね。今回は彼との“まっすぐだけどいびつな、対立するけど、どこか共通点を感じるから共にやっていく二人”のやりとりを楽しみながら、一緒に切磋琢磨していきたいです。

福田(靖)さんが書かれたすごく面白い脚本を、もっともっと面白くするべく、僕たち役者勢とスタッフさんが一丸となって取り組んでいきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

◆東出昌大コメント全文

僕はあまり連続ドラマをやってこなかった上に、テレビ朝日さんのドラマに出演するのも今回が初めて。この作品を機に新境地を拓けるのではないか…と楽しみで仕方ありません。しかも今回は“刑事と検事”という、日常生活では馴染みの薄い世界を分かりやすく、コメディードラマに落とし込んでいて「やっぱり福田(靖)さんは素晴らしいな!」と、ワクワクする脚本です。僕も一時期、大学の法学部に通っていたので、六法全書も持っていますし、その重さは分かっているものの、今や具体的な中身に関してはチンプンカンプン(笑)。「僕自身も勉強しながら、頑張らねば!」と、自分を奮い立たせています。

僕が演じる修平は小難しい御託を並べたりもしますが、至って真面目であるがゆえに、周りの人にはヌケているように映る、非常に愛らしい人物だと想像しています。見栄っ張りで、何かと通ぶっているところは僕自身と似ていますね(笑)。ただ、そのボケ加減を意識して表現すると、絶対にスベるので(笑)、“根が真面目”という部分を貫いて大真面目に演じることで、結果的に視聴者の皆さんが「こいつ、ちょっと足りないんだなぁ」と、クスッと笑ってくださる男になればいいなと思っています。

想像すればするほど難しい役ではありますが、今回4年ぶりにご一緒する桐谷(健太)さんは普段からとても男気があって、“いい兄ちゃん”という言葉がピッタリな方。本当に魅力的で大好きな先輩なので、“これから一緒に戦っていく仲間”としても心強いです。桐谷さんと時間を共にすれば、お互いに演じる人物も僕たち自身の関係性も、より厚くなっていくと思います。そんな桐谷さんに頼りつつ、僕自身も向こうを張れるように全力でぶつかっていきたいです!

◆服部宣之(テレビ朝日プロデューサー)コメント

このドラマはタイトル通り、刑事と検事を主人公にしたドラマです。が、お届けしたいのは、“事件”が主役の物語ではなく、脚本家・福田靖さんならではの「出世したい…」、「女性にもモテたい…」、「正義のヒーローにもなりたい…」と人間味あふれるキャラクターの刑事と検事の物語。罪を犯すのも人間で、それを捕まえるのも、裁くのも同じ人間…。このドラマの主人公たちはまだまだ発展途上の二人で、時に失敗もあります。だからこそ、描ける“真実”や“正義”を、今回のドラマではお届けしたいと思っています。所轄と地検の知られざる世界を、そこに集う個性豊かな面々と共に、コミカルに、時にサスペンスフルに描いていきます。

主役を演じていただくのは、桐谷健太さんと東出昌大さんという、名実ともに今のドラマ界・映画界を支えるお二人。テレビ朝日・木ドラ史上最高の“ビッグ・バディ”の誕生です。まだまだ半人前な、主義も主張も学歴も収入も捜査方針もまったく違う二人の男の“対立”と“友情”をどう演じていただけるのか…、今から楽しみでなりません。テンポ感あふれる会話は、桐谷さんの情に厚く猪突猛進な感じと、東出さんのクールで真っすぐな感じをイメージして作り上げたもの。先日はじめてお二人でPR撮影を行ったのですが、ふたりが背中合わせで仁王立ちするだけで、惚れ惚れする格好良さ。そして、お芝居も面白い。必ず、毎週この二人に会いたくなる…、会わずにはいられなくなる…と確信いたしました。ご期待ください!

(modelpress編集部)

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