<鈴木伸之&滝沢カレン「G線上のあなたと私」インタビュー>夫婦役で共演、印象に残っているシーンは?「幻のアドリブ」も明かす


【モデルプレス=2019/11/19】TBS系火曜ドラマ「G線上のあなたと私」(毎週火曜よる10時~)で夫婦役を演じる劇団EXILEの鈴木伸之(27)とモデルの滝沢カレン(27)が、モデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
◆鈴木伸之&滝沢カレン「G線上のあなたと私」インタビュー

恋愛マンガの名手・いくえみ綾氏の同名漫画をドラマ化した今作は、大人のバイオリン教室を舞台に、世代を超えた友情、そしてちょっぴり切ない恋を描く物語。

寿退社間近に婚約者から婚約破棄を告げられた主人公・小暮也映子を主演の波瑠、大人のバイオリン教室で出会う大学生・加瀬理人を中川大志、主婦・北河幸恵を松下由樹が演じる。

鈴木は理人の兄・加瀬侑人役、連続ドラマ初のレギュラー出演となる滝沢は侑人の妻・加瀬芙美役で出演している。

◆夫婦役・鈴木伸之&滝沢カレン、印象に残っているシーンは?

― ドラマでは夫婦役を演じていますが、これまで共演経験はありましたか?

鈴木伸之:バラエティ番組で何度かお会いしたことがありました。あと、7年ほど前に雑誌のデート企画で横浜ロケを。そのときが初共演でした。

― そこから7年。ドラマ現場でのお互いの印象を教えて下さい。

鈴木:すごく真面目だなという印象があります。バラエティ番組でよく観させていただいているんですけど、面白い方だなと思っていたので、最初に奥さん役と聞いたときからどんな風になるんだろう?って楽しみでした。期待を裏切らない面白さもありつつ、バラエティ番組で観る滝沢さんとは違う一面もあって。とにかく真面目なので、集中して現場に来られているんだなと見ていて感じます。

滝沢カレン:イメージしていた通り、温かくて誰からも愛される方だなという印象です。あと、同い年なんですけど、大人っぽいし年上だと思っていたんですよ。すごくしっかりされていて、皆さんとコミュニケーションをとっているところを見てすごいなーと思っています。明るいですし、(2人が演じる夫婦の子ども・‪飛翔役の)赤ちゃんからも愛されているんです。‬‬‬

鈴木:それは分からないですよ(笑)。

滝沢:赤ちゃんもずっと鈴木さんを見ているんです。愛されていると思います!

鈴木:だといいです(笑)。

― 現場でもよくお話されますか?

滝沢:私は人見知りなので、緊張してしまって自分からはなかなか話しかけられないんですけど、鈴木さんと(中川)大志さんがお話されているところによく混ぜてもらっています。人の話しを聞くのが好きなので、皆さんの和の中に入って「そうなんだー」って。

鈴木:両親役の長野里美さん、信太昌之さんもすごく優しい方で、ドラマ同様、前室でもアットホームな雰囲気が漂っていますね。

和気あいあい!加瀬家のシーン/「G線上のあなたと私」より(C)TBS
和気あいあい!加瀬家のシーン/「G線上のあなたと私」より(C)TBS
― 加瀬家のシーンは和みますよね。滝沢さんは初の連続ドラマレギュラー出演ですが、その点はいかがでしょうか?

滝沢:皆さんが上手すぎるのでいつも緊張しているんですけど、現場が本当に温かくて、私の演技の下手さを隠してくれるし、皆さんのおかげでやれているなと思います。1人では何もできないです。

― 鈴木さんは夫役ということで、その辺りは意識していましたか?

鈴木:いやいや、謙遜されていますけど、すごくしっかりされているので僕は何も。滝沢さんが出てくるシーンは楽しいですし、観ていて面白いです。2話で子どもの名前を何にしようか話しているシーンとかも、ちょっとしたやりとりなんですけど和みました(笑)。大志もすごく笑っていましたし。滝沢さんご自身が持っているキャラクターと重なって現場も明るくなります。

― 子どもの名前を考えているとき、芙美が「苺朗(いちごろう)」と提案するシーンは思わず笑ってしまいました(笑)。

鈴木:「飛翔」になって良かったですよね(笑)。

滝沢:私もそう思います(笑)。

― 台本を読んだときはどう思いました?

滝沢:家族全員、苺が好きだから「苺朗」って、芙美さんは素直な人だなと思いました。でも、芙美さんは真剣に言っているし、色々考えた上で提案しているので全てに真面目なところが素敵だなと思います。

鈴木:芙美の天真爛漫さが出ていますよね。ほかにも、芙美のシーンで個人的に好きなのが、也映子さんが家に来て、玄関で芙美が「お母さんジロジロ見すぎですよ」っていうところ。僕は出ていないシーンなんですけど、オンエアで観ました。芙美の天真爛漫さ、滝沢さんらしさも出ていて好きです。

滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
― お2人が共演されたシーンで印象に残っているシーンは?

鈴木:やっぱり「苺朗」(笑)。赤ちゃんが産まれそうってシーンなのに、理人に名前を報告しに行くのがあの夫婦らしいなと思います。

滝沢: 2人ともテンションが高くて面白いシーンですよね。

鈴木:「早く病院行けよ」って(笑)。現場のスタッフさんも大爆笑。

滝沢:実はあのシーンの最後に、鈴木さんがアドリブを入れていたんです。去っていくときに「ヒーヒーフー、ヒーヒーフー」って(笑)。

鈴木:そのアドリブは結局オンエアにはのってなくてカットされたので、幻のアドリブになりました(笑)。

― アドリブは結構入れられるんですか?

鈴木:その1回だけだったかな?

― カットされてしまったから、もう入れていないとか…?

鈴木:(冗談で)それもあるかもしれないですね(笑)。

一同:(笑)。

◆鈴木伸之&滝沢カレン、理想の夫婦像明かす

― ドラマも折返しを過ぎましたが、周囲の反響はいかがでしょうか?

滝沢:友だちはびっくりしています。女優さんのイメージがないと思うので、「よくセリフ覚えたね」とか褒めてもらえます。私が演技をしているというのが意外みたいです。

鈴木:僕は最近、オンラインゲームにハマっていて、高校の同級生とやっているんですけど、ゲーム上で「ドラマ観てるよ」とか、滝沢さんについて「キレイだよね」とか反響を。「会ってみてー」とかも言っていましたね。無理だよって(笑)。

滝沢:まさかそんな声が聞こえてくるとは!嬉しいですね。

滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
― 今回、夫婦役ということで、お2人の理想の夫婦像を教えて下さい。

鈴木:芙美さんもそうですけど、家庭的な奥さんがいいです。ご飯を作って待っていてくれるとか、いいなーって思います。

滝沢:私は、もし子どもが生まれても、お父さん、お母さんにならず、ちゃんと男と女でいられる夫婦が理想です。ずっと恋愛していたいなって思いますし、2人のときは名前で呼び合えるような関係がいいです。

― では、最後になりますが、モデルプレス読者にメッセージをお願いします!

鈴木:ドラマは後半戦に入り、也映子さんたち3人がどうなっていくのか、さらに気になる展開が待っています。そして僕ら夫婦には子どもも誕生したので、その辺も楽しみにして観てほしいです。

滝沢:主人公は3人ですけど、その裏でも物語が動いていますし、加瀬家にも色々なことがあるので注目していただけたら嬉しいです。

― インタビューは以上になります!ありがとうございました。

滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
滝沢カレン、鈴木伸之(C)モデルプレス
複雑な恋愛模様も描かれる今作だが、2人が語っていたように、加瀬家が集合する場面はほっこり笑える癒しのシーンに。それが、切なくキュンとする本編の良いスパイスになっている。第6話以降(11月19日放送)、ますます複雑化する人間関係…也映子らの今後はもちろん、加瀬家の面々からも目が離せない。(modelpress編集部)

■第6話あらすじ

婚活パーティーで白鳥(えなりかずき)とカップルになったものの、白鳥のアプローチを受け入れられなかった也映子(波瑠)は交際を断り、婚活サイトも退会する。

気分を新たに、理人(中川大志)とコンサートの計画を立てていると、理人に好意を寄せる結愛(小西はる)が現れる。理人にバイオリンを教わり、嬉しそうな笑顔を見せる結愛。そんな2人の楽しそうなやりとりに居心地の悪さを感じ、也映子はカラオケを飛び出してしまう。
 
理人は、兄・侑人(鈴木伸之)が眞於(桜井ユキ)と密会していたことを知り、激怒する。しかしそんな理人の態度に、侑人の心境にも変化が…。

そして、也映子、理人、幸恵の3人が久しぶりに揃っての合同練習の日。久しぶりの集合に喜ぶ也映子だったが、理人のある一言でひどく傷つき、気まずくなってしまう。

そんななか、ある日並木楽器店で也映子と理人は偶然遭遇して――。

■鈴木伸之(すずき・のぶゆき)プロフィール

1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。2010年、舞台「ろくでなしBLUES」でデビュー。近年の主な出演作は、大河ドラマ「花燃ゆ」(2015年、NHK)、「あなたのことはそれほど」(2017年、TBS系)、「今日から俺は!!」(2018年、日本テレビ系)、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」など。今後は、劇団EXILE舞台「勇者のために鐘は鳴る」(2020年1月~2月)が控える。

■滝沢カレン(たきざわ・かれん)プロフィール

1992年5月13日生まれ、東京都出身。「ミスセブンティーン2008」に選ばれデビュー。数多くの雑誌でモデルとして活躍する傍ら、バラエティ番組での独特なナレーション、Instagramでの不思議な文章が話題を集め知名度をあげる。

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