小芝風花「恐怖で何を話したらいいか」誤報被害者役で報道陣に呼びかけ<歪んだ波紋>


【モデルプレス=2019/10/28】28日、東京・渋谷のNHK放送センターでプレミアムドラマ『歪んだ波紋』(BSプレミアムにて11月3日スタート/毎週日曜よる10時~)の完成試写会が行われ、松田龍平、松山ケンイチ、小芝風花、長塚京三らが出席した。

小芝風花(C)モデルプレス
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◆松田龍平、記者に親近感

松田龍平 (C)モデルプレス
松田龍平 (C)モデルプレス
原作は、塩田武士氏の同名小説。誤報を出してしまった新聞記者、大学同期のネットニュース編集長、過去の事件を洗う元記者、 子育てに悩む女性記者といった、さまざまな“記者”たちの人生模様を、家庭の問題なども織り込みながら描き、「報道」の現在に迫る、スリルに溢れる社会派ドラマ。

誤報を出してしまった地方新聞社の報記者・沢村政彦を演じる松田は、作品を通じて知った新たな発見について聞かれ、「今もそうだんですけど、記者の方への親近感が湧いた」と、目の前に並ぶ報道陣をみながら回答。「大変な仕事だし…それに尽きます」としみじみ語った。

◆松山ケンイチ“記者”についての疑問

松山ケンイチ(C)モデルプレス
松山ケンイチ(C)モデルプレス
一方、ネットニュースの編集長・三反園を演じる松山は「24時間、割と色んなニュースが出てくるのでいつ寝てるのかなって単純に思いました」と記者という仕事に関する疑問を告白。「結局仕事を24時間やるわけにもいかない。役者とちょっと似ているかもしれないですけど、どこで一旦(仕事の)考えを捨てるのかって気になりました」と打ち明けた。

◆小芝風花「すごく怖くて…」

小芝風花(C)モデルプレス
小芝風花(C)モデルプレス
そして、沢村によって、夫を亡くしたひき逃げ事件の犯人と誤って報じられる妻、森本敦子役の小芝は、同じ質問に対して「私は記者の役じゃなくて、誤報被害に遭う役なのであまり詳しくはないんですけど」と前置きしてから、「(劇中で)訂正記事を書きましたって持ってきてもらうんですけど、小さくてびっくりしました」と驚いたことを紹介。

加えて、「今こうやって皆さん(報道陣)の前に立って、この作品を撮っている最中だからっていうのもあって、すごく怖くて」と役も混じった恐怖を抱いていることも吐露。「言葉を間違えてたらどうしようとか、意図してない方向で載ったらどうしようとか、恐怖で何を話したらいいか分からなくて…」と怯えつつ、「温かい記事をお願いします」と呼びかけていた。(modelpress編集部)



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