吉沢亮&吉岡里帆、シッチェス国際映画祭登場 スペイン降臨で観客熱狂<空の青さを知る人よ>


【モデルプレス=2019/10/11】長井龍雪監督最新アニメーション映画『空の青さを知る人よ』(10月11日公開)が、世界三大ファンタスティック映画祭の一つである「シッチェス・カタロニア国際映画祭」のアニマット部門(アニメーション部門)とオフィシャルファンタスティック・コンペティション部門の2部門に選出され、現地時間9日に長井監督、声優キャストの吉沢亮・吉岡里帆がスペインを訪れた。

吉岡里帆、吉沢亮(C)2019 SORAAO PROJECT
吉岡里帆、吉沢亮(C)2019 SORAAO PROJECT
◆吉沢亮&吉岡里帆、シッチェス国際映画祭に登場

シッチェス・カタロニア国際映画祭は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のシッチェスで毎年10月に開催される映画祭であり、SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。

連続TVアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)や、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)で監督を務めた長井監督が手掛けた映画『空の青さを知る人よ』。高校卒業後ミュージシャンとしての成功を夢見て上京するも売れず、地元の友人たちとも音信不通のギタリスト・金室慎之介と、13年前からやって来た18歳の慎之介・通称“しんの”役を吉沢、金室慎之介のかつての恋人である、相生あかね役を吉岡が務める。

(左から2番目より)吉岡里帆、吉沢亮、長井龍雪監督(C)2019 SORAAO PROJECT
(左から2番目より)吉岡里帆、吉沢亮、長井龍雪監督(C)2019 SORAAO PROJECT
9日にシッチェス国際映画祭のメイン会場入りをした吉沢・吉岡・長井監督は、ファンが待ち受ける中、当日午後からメイン会場の「オーディトリ メリア シッチェス」にてレッドカーペットを歩いた。

長井龍雪監督、吉沢亮(C)2019 SORAAO PROJECT
長井龍雪監督、吉沢亮(C)2019 SORAAO PROJECT
本映画祭の副ディレクターでもある、Mike Hostench氏が3人をレッドカーペットの入り口で出迎えたほか、『心が叫びたがってるんだ。』のフライヤーを持ってくる熱烈な現地ファンも。レッドカーペット到着後には、大きな歓声が上がると共に、3人にサインを求める声も多く、3人も笑顔で応えた。

吉岡里帆(C)2019 SORAAO PROJECT
吉岡里帆(C)2019 SORAAO PROJECT
◆吉沢亮、スペイン語で挨拶 吉岡里帆は喜び爆発

公式上映は期間中2回実施され、9日14時30分から上映を行う映画祭メイン会場「オーディトリ メリア シッチェス」は、約800名の観客で埋め尽くされ、上映前から熱気で包まれた。

(左2番目から)長井龍雪監督、吉沢亮、吉岡里帆(C)2019 SORAAO PROJECT
(左2番目から)長井龍雪監督、吉沢亮、吉岡里帆(C)2019 SORAAO PROJECT
吉沢・吉岡・長井監督は舞台挨拶に登場。吉沢は冒頭に「ブエナスタルデス(こんにちは)。ソイ 亮 吉沢(私の名前は吉沢亮です)」とスペイン語で挨拶し、「スペインは今回初めて来たのですが、昨日、シッチェスの海沿いの素敵なレストランで海を見ながらご飯を食べるという、素敵な時間を過ごさせていただきました。最後まで映画楽しんで頂けると嬉しいです」と「空青」の紹介と「スペインでの思い出」を語った。

続く吉岡は、「シッチェスは海外の映画祭で初めて訪れた街です。私にとって、とても特別な街になりました。私も昨日、素敵な晩御飯をたべました。ハモン エスタバ ムイリコ!(生ハムとても美味しかったです)」と喜びを爆発。

さらに、吉岡同様、海外の映画祭での舞台挨拶は初となる長井監督は「この作品は日本の地方都市を舞台にしており、一人の不思議な青年を通して、二人の姉妹やそれをとりまく人々が、様々な思いを紡いでいく作品です。ぜひ、楽しんで頂ければと思います」と作品を紹介した。

吉岡里帆、吉沢亮、長井龍雪監督(C)2019 SORAAO PROJECT
吉岡里帆、吉沢亮、長井龍雪監督(C)2019 SORAAO PROJECT
舞台挨拶終了後、上映が始まると、タイトルが出てくるシーンで拍手が沸き起こるなど、早くも映画と観客が一体化。あかねと慎之介が再会し、慎之介が挿入主題歌である「空の青さを知る人よ」を歌うシーンでは、吉沢が披露したモノマネ風のアレンジに会場では笑い声が起きたほか、クライマックスでは鼻をすする人の姿もあった。

◆『空の青さを知る人よ』合計94の国と地域で配給決定

長井龍雪監督、吉沢亮、吉岡里帆(C)2019 SORAAO PROJECT
長井龍雪監督、吉沢亮、吉岡里帆(C)2019 SORAAO PROJECT
また、同作の上映の様子を見たスペインの配給会社より上映後すぐにオファーがあり、スペイン語圏を含む、合計94の国と地域での『空の青さを知る人よ』の配給が決定。

上映会と舞台挨拶を全て終えた吉沢は「会場のアットホームな感じがとても良かったです。日本の文化(新渡戸の演歌など)もわかったうえで反応してくださっているのがわかってすごく嬉しかったです」と述べ、吉岡は「見ている最中に拍手が起こるのが、日本ではあまりないですし、嬉しくありがたかったです。また、シッチェスで多くの方と楽しく観ることが出来、すごくいい映画だなと改めて思いました」とコメント。

一方、長井監督は「日本の細かい小ネタなど入っているので、(上映前は)伝わるのか不安でしたが、会場で沢山笑ってくださっているのを見て驚くとともに、今は無事に上映が終わりホッとしています」と安堵した様子で語った。(modelpress編集部)

■レッドカーペット後コメント

<吉沢亮>
現地の人が盛り上がってくれているというのがやっぱり凄く嬉しいですね。この作品は、日本の風景とか沢山出てきて、日本を象徴する作品だなと思っているのですが、そういうのを含め、ファンの方が熱狂的に反応してくれている感じが、嬉しいなと思います。「空青」は観客の皆さんに、喜んでもらえるのではないかと思っています。作品を観られるみなさんの反応が楽しみです。

<吉岡里帆>
レッドカーペットを現地の皆さんが盛り上げてくださるので、めちゃくちゃ嬉しいです。「空青」も早く観ていただきたいなって思っています。いよいよ始まるワールドプレミアでは皆さんの傍で一緒に作品を感じながら観られるようなので、皆さんがどんな反応をされるのか、とても楽しみです。

<長井龍雪監督>
お客さんの雰囲気が盛り上がっていて、とても嬉しいですね。日本のアニメなのに、海外の方にこんなに喜んでもらえて本当に嬉しいです。ワールドプレミアがこれから始まりますが、緊張してよくわかんないですね(笑)。みなさんに楽しんで頂けたら嬉しいです。

■舞台挨拶時コメント

<吉沢亮>
ブエナスタルデス(こんにちは)。ソイ 亮 吉沢(私の名前は吉沢亮です)。HER BLUE SKY(「空の青さを知る人よの英題」)で慎之介の声を演じさせていただきました。スペインは今回初めて来たのですが、昨日、シッチェスの海沿いの素敵なレストランで海を見ながらご飯を食べるという、素敵な時間を過ごさせていただきました。最後まで映画楽しんで頂けると嬉しいです。グラシアス!

<吉岡里帆>
ブエナスタルデス(こんにちは)。ソイ 里帆 吉岡(私の名前は吉岡里帆です)。私は、このHER BLUE SKY(「空の青さを知る人よの英題」)であかねというお姉さんの役を演じさせていただきました。ここ、シッチェスは海外の映画祭で初めて訪れた街です。私にとって、とても特別な街になりました。私も昨日、素敵な晩御飯をたべました。ハモン エスタバ ムイリコ(生ハムとても美味しかったです)「空青」楽しんでください。

<長井龍雪監督>
オラ(こんにちは)!シッチェスのみなさんこんにちは。HER BLUE SKY(「空の青さを知る人よの英題」)監督の長井龍雪です。この作品は日本の地方都市を舞台にしており、一人の不思議な青年をとおして、二人の姉妹やそれをとりまく人々が、様々な思を紡いでいく作品です。ぜひ、楽しんで頂ければと思います。

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加