アリアナ・グランデ「FOREVER 21」を提訴 商標権侵害訴え10億円の損害賠償求める


【モデルプレス=2019/09/04】米歌手のアリアナ・グランデが、アメリカ・ロサンゼルス発のグローバルファッションブランド「FOREVER 21(フォーエバー21)」に対し、商標権の侵害を行ったとして、1000万ドル(約10億円)の損害賠償を求めていることがわかった。

アリアナ・グランデ(Photo by Getty Images)
アリアナ・グランデ(Photo by Getty Images)
◆アリアナ・グランデ、FOREVER 21に損害賠償を求める

アリアナ・グランデ(Photo by Getty Images)
アリアナ・グランデ(Photo by Getty Images)
2日にカリフォルニアの連邦裁判所に提出された訴状によると、同社は2018年の年末から2019年初めにかけてアリアナとのコラボを打診したが、これをアリアナは「自身の影響力に見合った契約料ではなかった」として辞退。

しかし、同社は、契約締結に至らなかったにも関わらず、同社や、同社が運営するコスメブランド「Riley Rose(ライリー・ローズ)」のプロモーションにアリアナの楽曲「7 Rings」の歌詞の一部やMVのイメージなど、合計30以上の商標を無許可で使用したほか、同曲で使用されている衣装に酷似した商品を販売。

さらには、アリアナに外見が似ているモデルをプロモーションに起用し、アリアナが同社のプロモーションに関わっているように見えるような展開も行っていた。

「Forever21」のショッパー (C)モデルプレス
「Forever21」のショッパー (C)モデルプレス
アリアナは、同社による一連の広告展開が誤解を招き、さらに商標権の侵害にあたるとして、1000万ドル(約10億500万円)の損害賠償を求めた。また、訴状と共に、盗用されたという自身の楽曲イメージと、同社がプロモーションに使用したイメージや商品を比較する写真も提出した。アリアナ側はこれらのプロモーションや商品販売に対し削除するよう求めたが、同社は拒否したという。

なお、同社は8月29日、ネット通販の台頭による購買率の低下などにより経営状態が悪化、破産法の適用申請に向けての準備を進めていると報じられたばかりだった。(modelpress編集部)

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