“座長”田中圭、最後の「おっさんずラブ」キャスト集結を噛みしめ挨拶 林遣都と肩組み立ち去る


【モデルプレス=2019/08/23】俳優の田中圭が23日、都内で行われた主演映画『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』初日舞台挨拶に、共演の林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、瑠東東一郎監督とともに登壇した。

肩を組んで降壇する田中圭、林遣都 (C)モデルプレス
肩を組んで降壇する田中圭、林遣都 (C)モデルプレス
「ラブが、とまらない」という今作のキャッチコピーにちなみ、それぞれが最近ハマっている“とまらないもの”をフリップで発表したキャスト陣。眞島が「ソフトクリームがとまらない」、内田が「ゾンビ倒しがとまらない」などそれぞれ珍回答で沸かせる中、林は「非常に出しづらいのですが…“感謝がとまらない”。柄にもなく真面目に書きました」と発表。「圭くんが言ったように、ファンの皆さんあっての作品だったと思います。『おっさんずラブ』に携わった1年で僕自身もいろいろな変化があり、この作品をきっかけに多くの人に自分のことを知っていただいた実感もあります。自分の頑張り以上にご褒美をもらったような気持ちです。『おっさんずラブ』には感謝してもしきれない。ありがとうございました」と感謝を述べた。

林遣都、田中圭、吉田鋼太郎(C)モデルプレス
林遣都、田中圭、吉田鋼太郎(C)モデルプレス
吉田鋼太郎「田中圭がとまらない」(C)モデルプレス
吉田鋼太郎「田中圭がとまらない」(C)モデルプレス
吉田は「ヨイショでもお世辞でもなんでもございません」と前置きしたうえで「田中圭がとまらない」と発表し、「『おっさんずラブ』は3年前に単発で始まりまして、オンエアを家で見てたんです。当時エゴサをしてみたら、ものすごい数の反響があり、次の日もその次の日も続いていて、これまでドラマをやってきてそんな評判はなかった。そしたら連ドラになり、Twitterでも世界トレンド1位になったりと社会現象になり、そして今に至る。この仕事に携わっている者としては夢のような段階を踏んでいる。その中心にこの田中圭がいるんです」と単発ドラマから始まった今作への思いを回顧。「皆さん、『男はつらいよ』の寅さんはご存知ですか?渥美清さんはもう亡くなっているんですけど、ひょっとしたらこの田中圭が寅さんの代わりになってくれるのではないかと思っています。『男はつらいよ』は寅さんがいろいろな人を好きになる話なのですが、『おっさんずラブ』では圭がいろいろな人から好きになられる。圭はとまらないし、とまってほしくないと思っています」と田中へのあふれんばかりの愛を伝え、会場からは大きな拍手が。

田中圭 (C)モデルプレス
田中圭 (C)モデルプレス
最後になった田中は「僕は“おっさんずラブがとまらない”。これはみんながボケ倒してくると思って、僕は最後笑いにいかないほうがいいですよね?って言ったら、前の2人がすごくてスベったみたいになった」と話したが、「今日でこの『劇場版おっさんずラブ』は僕たちの手を離れ、皆さんの手のところにいきました。もう僕らができることは何もない。皆さんの手で『おっさんずラブ』をより大切な作品にしてほしいなと思います。今日でこのメンバーとはオフィシャルで会うのが最後になるのですが、『おっさんずラブ』がくれたものは大きい。仲間を与えてくれたことが嬉しくて、ここにいるキャストだけじゃなくて、スタッフさんともこれからも一緒にお仕事をしていきたいと思っています。皆さんも『おっさんずラブ』の世界に出会えて良かった、と思ってくれているのも知っています。『おっさんずラブ』というものがとまらないのだとしたら、とまらないところまでいけばいいのになと思ってる」と“おっさんずラブ愛”を爆発させていた。

◆「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」

モテない独身ダメ男・春田創一(田中)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ『おっさんずラブ』。2018年4月クール(テレビ朝日系)で放送され話題を呼び、「新語・流行語大賞2018年」にトップ10入りするなど社会現象を巻き起こした。

劇場版には、田中、吉田、林の3人をはじめとした連続ドラマからのお馴染みのレギュラー陣に加え、沢村が、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅(まみあなじん)を、志尊が、春田が所属する天空不動産第二営業所に配属されたキラキラネームの陽気な新入社員・山田正義(ジャスティス)を演じる。(modelpress編集部)



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