私達は毎晩、約2時間、夢を見ることに費やしているそう。毎日映画一本分の夢を見ているわけですね。一生涯では、約6年間を、夢を見ることに使っている計算になります。夢を見るのは、浅い眠りであるレム睡眠のときがほとんどです。朝目覚めたときに覚えている夢というのは、直前のレム睡眠に見ていた夢だといわれています。
夢を見ることはストレス解消に役立つと言われています。悪夢や嫌な夢も、効果はあります。日中の嫌なできごとを解消するための浄化作用が生じているそう。医学的にも健康に害は無く、逆に精神的には良い作用があるとされています。ただ、立て続けに悪夢を見るときは、かなりのストレスが溜まっている可能性があるので、ストレス解消を心がけましょう。
追いかけられる夢は、非常によく報告される夢です。夢の中で感じる焦りが鮮明で、目覚めた後記憶に残るからでしょう。追いかけられる夢は、現実で何かに追われているのではなく、何かから逃げているという状態を示しています。逆に自分が何かを追いかけている夢の場合は、現実世界であなたが注目すべき何かに気がついていないということを示している場合が多いそう。