奈良遺産70
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鹿せんべい(奈良公園)

10枚で150円。奈良の鹿愛護会公認の証紙で巻かれ、製造業者が愛護会から証紙を購入。愛護会の貴重な収入源となっている。鹿の主食は木の芽や実、笹や芝生で、せんべいはおやつになる。米ぬかと小麦粉を約6対4の比で水に溶き、焼きあげたもの。食用のせんべい焼き機が使われている。


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奈良公園の鹿救急車

"奈良公園の鹿は、夜間は森で眠り、夜明けとともに公園に姿を現す。公園内や付近の車道には「鹿飛び出し注意」の標識があるが、鹿と車の接触事故は年間約150件も発生する。事故発生で出動するのが鹿の救急車。24時間体制で通報を受けるとただちに駆けつける。春日大社境内の鹿苑は鹿の保護施設でケガや病気を治療する。

※出動していると見られない場合があります



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奈良のスポーツクラブ

サッカークラブ「奈良クラブ」は日本フットボールリーグに所属しJ3昇格を目指す。奈良の枕詞「あをによし」に由来する青と赤がクラブカラー。毎年、奈良をモチーフにデザインしたユニフォームが話題に。県初のプロバスケットボールチーム「バンビシャス奈良」は平成28年からBリーグに所属。スポーツで奈良の活性化をはかる。

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笑いとともに仏心を育む薬師寺の団体法話

昭和の中興の祖といわれる高田好胤師が始めた法話。訪れる修学旅行生や参拝者を対象に、僧侶が軽妙でユーモアたっぷりの語り口で難解な仏教の教えや奈良の歴史文化を分かりやすく解説する。多くの修学旅行生が奈良で最も印象に残ったと答えるという。より深く奈良文化を学んでもらおうと僧侶が修学旅行生の宿泊旅館に出向いて講義する旅館法話もある。


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水車踏みのジオラマ(奈良県立民俗博物館)

県立民俗博物館内にある昔の大和地方の農作業の様子を表した人形。奈良県出身の漫才コンビ「笑い飯」が漫才大会で同館の人形をモチーフにしたネタを披露したところ全国から脚光を浴びるようになり、来館者が増えたという。ただ、ネタとなった人形は実在しないため、雰囲気を楽しみたい。収集した多くの大和の民具や生活道具は必見。


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金魚の町(お土産処 こちくや金魚すくい道場)

平成7年から開かれている全国金魚すくい選手権大会。今年は全国から約2000人が参加、夏のイベントとして定着した。個人戦と団体戦で、水槽から3分間に1枚のポイですくう金魚の数を競う。地場産業をイベント化し成功した。同大会を目指す人に金魚すくい指導や練習場を提供する「こちくや金魚すくい道場」など金魚の町は盛り上がっている。


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マラソンタオル

出典:kaerunoteshigoto.blog
幼稚園や小学校で、冬のマラソン大会に向けて走る練習の際、体操服の下に着込む。大量の汗を吸うスグレモノ。大会が近づくと学校から製作通知が届き、多くは母親が手作りする。二つ折りにしたタオルの折り目を切り、頭からかぶる。男子は白が多いが、女子はかわいい柄入りを好む。毎年必要なのでバザーに出すとすぐ売り切れる。タオルシャツと呼ぶ地域もある。

各スポットの番号は「奈良遺産70」冊子と連動しております。

情報提供:奈良新聞社




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