Nissy(西島隆弘)、初の4大ドームツアー完走「とても幸せです」平成最後の東京ドームライブで“奇跡”の連続に感謝<レポ/セットリスト>


【Nissy/モデルプレス=4月27日】ソロ活動5周年を迎えたアーティストのNissy(西島隆弘)が25日、日本人男性ソロアーティスト史上最年少となる全国4大ドームツアー「Nissy Entertainment “5th Anniversary” BEST DOME TOUR」の最終公演を東京ドームで迎えた。

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
◆Nissy「Affinity」でスタート

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
今年3月、ドームツアー初日の前日に公開されたばかりのデジタルシングル「Affinity」をエレベーターの中で歌っているNissyが巨大スクリーンに映し出されると、途中巨大スクリーンが開き始め、映像から出てきたかのようにエレベーターに乗ったNissyが登場。ファーコートを羽織り、クールに歌っているかと思えば、途中、優しく微笑みかける。すると、声援がより一層大きくなった。

「楽しんでいくぞー」と叫ぶと、無数の火花が上がり、ダンスナンバー「LOVE GUN」。Y字になっている花道を歩き始め、ムービングステージで移動しながらスタンド席の近くへ。投げキスをすると、観客は絶叫にも近い声を上げた。

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
「久しぶりだね、花火すごいね」と観客に話しかけてから「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」を語りかけるように歌いだしたNissy。「SUGAR」では、キレキレのダンスをクールに披露しつつも、最後は笑顔でバックステージへ向かった。

◆Nissy、バラードで幻想的な演出

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissyとバスに乗って夜デートを味わえる映像後、スポットライトを浴びながら“女性目線”で描かれた切ないバラード「ワガママ」。Nissyの美声だけが響くと、ドームの天井がレーザーで星空のような幻想的な雰囲気に。歌唱後には温かな拍手に包まれた。

続いて、Nissyが雨に打たれている映像後、花道に噴水が出ると「愛tears」へ。噴水だけでなく、ランタンをイメージしたかのような風船も上がり、先程とは違う優しさ溢れる幻想的なステージとなった。

この2曲を使ってNissyは左右のステージから突然登場し、ファンを驚かせた。

◆Nissy、バラード後はダンスナンバー

歌唱後、時間に追われているかのように花道からメインステージまで走ると、ステージにいたNissyがスクリーンの中に入ったかのような映像に切り替わる。

その後、黒スーツに着替えたNissyは同今年2月4日<Nissyの日>に発売されたベストアルバム「Nissy Entertainment 5th Anniversary BEST」に収録された新曲「Addicted」を披露。ペンライトで赤くなった中で、クールなダンスとともに歌い上げた。

◆Nissy、笑いのセンスも発揮

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
これまでの彼氏感溢れる映像から一変、体操着の青ひげおじさん姿のNissy。映像にて変顔を披露し、オネエ口調で体操を伝授する一幕も。「そっちに行っちゃうわー」と呼びかけると、ダンボール箱に入り、今年の干支であるイノシシの着ぐるみ姿のNissyがミニカーでアリーナを外周する。

「DANCE DANCE DANCE」のイントロに合わせて、観客も手拍子&振りで盛り上げ。移動するダンボール箱の中で、ブルゾン&キャップに生着替えしていると、ステージに多くのチアダンサーが集結し、ラインダンスを披露。会場が一体となり、盛り上がった。

「まだまだいけるかい?」って観客を気遣いダンスナンバー「Playing With Fire」へ。花道を歩きながら熱唱し、ダンサーを紹介した後、自身もキレのあるソロダンスを披露し、観客を沸かせた。

◆Nissy、平成最後の東京ドーム公演

Nissyコールが響く中、MCタイムへ。花道を走り周り、「ありがとう」とファンの近くで感謝したNissy。「東京ドーム公演、平成で行われる最後のアーティストはNissyだそうです」とこの日が平成最後の東京ドーム公演だという。「東京ドームの箱を抑えられるのも奇跡なんです。その確率もそうですが、この日を選んでくれた事、Nissy Entertainment を選んでくれた事、ここに集まれている事がすごいことだと思います」と多くの奇跡が重なり、この日ライブができたことを感謝した。

また、男性ファンが増えたことを喜ぶ。「男の子のお客さんが増えましたね」と会場を見渡し、「なんで?私のこと好きなの?(昨年のSEX特集の表紙を飾った)anan見たの?どっちの乳首?やめてよ~」とオネエ口調でいつものNissyらしいトークを展開した。

◆Nissy、嵐「One Love」「Love so sweet」などカバー

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
その後、ツアーではお馴染みの“Nissyに歌ってほしい曲ベスト5”を発表。5位は嵐「One Love」。続いて、4位は西野カナ「トリセツ」、3位は安室奈美恵「Love Story」を、それぞれサビだけアカペラで披露。そして2位は嵐「Love so sweet」。Nissyはランキング結果を見て「嵐さんは2曲もランクイン!すごいねぇ!活動休止予定、活動休止、引退された方。私になにを求めているの?」と呼びかけた。

その後、「Love so sweet」をサビだけアカペラで歌った後、「これだけやらせて」といい、「A・RA・SHI」をサビだけ完コピ。Nissyは「やった!最後の公演でもできた」と満面の笑みをみせた。

そしてランキング1位は中島みゆき「糸」。「この曲は前回でも1位でした。1位だったのに、歌いませんでした。みなさん聴きたいんですよね」と確認し、ハイチェアに座りながら、甘い歌声を響かせ、会場をしんみりさせた。

◆Nissy、本編ラストはスヌーピーやエルモ達と“トリコダンス”

Nissy/TM & (C)2019 Sesame Workshop(C)2019 Peanuts Worldwide LLC/TM & (C)Universal Studios.  All rights reserved/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/TM & (C)2019 Sesame Workshop(C)2019 Peanuts Worldwide LLC/TM & (C)Universal Studios. All rights reserved/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
その後、温かい歌声が心に染みる「Don’t let me go」、ダンスナンバー「Double Trouble」、サマーソング「恋す肌」、抜け感のあるミディアムチューン「Relax & Chill」をそれぞれ披露。

そして、「The Days」では、MVで共演しているユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気キャラクターのピーナッツとセサミストリートとともにトロッコで登場。Nissyのソロ活動5周年を祝うかのようにスヌーピーやエルモ達は、Nissyとアリーナ外周を大行進し、ステージに集結した。

Nissy/TM & (C)2019 Peanuts Worldwide LLC/TM & (C)Universal Studios.  All rights reserved/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/TM & (C)2019 Peanuts Worldwide LLC/TM & (C)Universal Studios. All rights reserved/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
そのまま、スヌーピーやエルモ達と本編ラスト曲「トリコ」へ。ステージ上で昨年話題になったキュートな“トリコダンス”を披露し、「今日は本当にどうもありがとうございました」と、終始笑顔で感謝の思いを伝えた。

◆Nissy「とても幸せ」ファン&スタッフに感謝

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
アンコールはお馴染みの気球に乗って登場したNissy。メドレー「17th kiss~ハプニング~GIFT~Never Stop」を畳み掛けた。

アンコールMCでは、客席にペンライトで作られた“THANK YOU Nissy 5th”が浮かび上がると、「超きれい!」とサプライズ演出に驚き。「この感じの雰囲気は何の曲が似合うかな…」といい、「テレパシー」をアカペラで披露した。

「これまでを振り返ってみると1枚目の(シングルの)発表前からずっと試行錯誤しながら、うまくいかないことも何回かあって、1つずつ作品を作り、トータルプロデューサーとしてやらせていただき、1stツアー、2ndツアーとなんとかできました」と振り返り始めた。

Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
Nissy/撮影:田中聖太郎、山内洋枝、青木早霞、立脇卓
今回のツアーについても「いろんな形でどうやったら、みなさんに楽しんでもらえるのか、たくさん考えて…。スケジュールが合わなかったスタッフさんもいるけど、大枠同じスタッフさんと一緒に、何年かステージを作っているから、今回はいろんな形でスタッフさんたちに助けていただきました。初日(公演)でも言ったけど、腰がね、だんだん悪くなっていて、毎日治療しながら日々過ごしているんだけど、その中で制作を、ものづくりを、1stツアー2ndツアーでやってきたから、見に来てくれた方になにを伝えたらいいのか、言葉をかわせなくても大丈夫で、ますますいろんな方に助けられたツアーだなと思いました。基本的に僕だけがステージ立っているけど、ここに立てたのはスタッフさんのおかげ。みなさんに温かい拍手をお願いします」とスタッフに感謝。そして、「そのスタッフ含め、見てくれるみなさんがいる」とファンにも感謝し、「いろんなそれぞれの思いがあって来てくれるけど、同じ時代を生きている。そのタイミング、この5万人の人がチケットをゲットできて、僕たちと一緒にエンターテイメントができたことは素晴らしいことだと思います。本当にありがとうございます」と頭を下げると、会場からは温かな拍手が。顔を上げたNissyは感極まっていた。

涙を堪え笑顔で「当たり前のことを言葉にしておきたい。今日こうやって会えたこと、刻々と過ぎているこの1秒はもう戻ってこないから、同じ時代に生まれて、平成が終わって令和を一緒にまたごうとしている同士。だから、僕は今この時間を過ごせたことがとても幸せだし、みなさんと出会えてとても幸せです」と想いを伝えた。

◆Nissy、ラストはソロデビュー曲「どうしようか?」

「今の気持ちと、僕らのこれからを込めて次の曲にいきたいと思います」と言い、ファンへの愛を歌った「My Luv」へ。スクリーンにはこれまでのジャケット写真やオフショットなどを映し出し、観客1人1人がこれまでを振り返っているかのよう。サビでは観客も大きく手を振り、大合唱。Nissyは「今日は本当にどうもありがとうございました。これで5周年ベストツアーが終わりますが、これからも一緒に楽しんで行きましょう!ありがとうございました」と感謝し、ステージから降りた。

メイキング映像を流したエンドロール後、バックステージにいるNissyが映し出され「みんな、気をつけて帰ってね」と呼びかけるも、帰らない観客を見て「どうしようか?」というやり取りをし、再びステージへ。「BESTなんだから、こいつも歌わせてください」と叫び、ソロプロジェクト第一弾楽曲「どうしようか?」を披露。スクリーンには、2013年a-nation、1stツアー、2ndツアー、現在の4つの自身を映し出しながら歌い、「今日は本当にどうもありがとうございました」と挨拶。最後は観客をバックに写真撮影し、「またどこかでお会いしましょう」と約束し、惜しまれつつも同ツアーが終了した。

◆全国4大ドームツアー「Nissy Entertainment “5th Anniversary” BEST DOME TOUR」

2月4日の“Nissyの日”に発売された自身初のベストアルバム『Nissy Entertainment 5th Anniversary BEST』を引っ提げた同ツアー。日本人男性ダンス&ボーカリストとして一人目、さらに日本人男性ソロアーティスト史上最年少での開催となった。

高い歌唱力と多彩な演出、そしてクール&キュートなギャップが魅力的な素顔で今回も多くのファンをトリコにし、1つの“Nissy Entertainment”を完結させたNissyは、その足を止めることなく次の“Nissy Entertainment”へ向かうだろう。(modelpress編集部)

■セットリスト

1.Affinity
2.LOVE GUN
3.まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL
4.SUGAR
5.ワガママ
6.愛tears
7.Addicted
8.DANCE DANCE DANCE
9.Playing With Fire
10.糸 ※リクエスト曲
11.Don’t let me go
12.Double Trouble
13.恋す肌
14.Relax & Chill
15.The Days
16.トリコ

EC1.17th kiss~ハプニング~GIFT~Never Stop
EC2.My Luv
W EC1.どうしようか?


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