沖縄に新エンターテインメント施設誕生 アクロバット&琉球空手のノンストップコメディ上演


【TEE!Family/モデルプレス=3月6日】5日、沖縄県那覇市国際通りの琉球王国市場3階に新たにオープンする常設劇場「TEE!Family」のオープニングセレモニーが行われた。

「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
◆「TEE!Family」オープニングセレモニー開催

同劇場は、琉球空手を取り入れたノンバーバル(非言語)のエンターテインメントショー「Comic Dojo TEE! Family」が上演される沖縄の新しいナイトエンターテインメント常設施設。8日にグランドオープンとなる。

「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
セレモニーの冒頭、同劇場の企画・制作を手掛ける井手裕一氏は、「沖縄で育まれた豊かな文化や芸能を土台に新しいものをつくりたいとTEE!TEE!TEE! PROJECTを立ち上げたのが7年前。若い人たちがエンタメをビジネスとして活かせるようにやってきて、こうして専用劇場が常設されることになりました」とこれまでの取り組みを紹介。

「家族連れがナイトタイムを過ごせるスポットの不足が、沖縄観光の課題でしたが、この劇場を沖縄の新しい夜を楽しむエンタメ、家族で安全に過ごせる場所として定着させていきたいです」と力強く挨拶した。

◆「若者たちが世界に羽ばたけるコンテンツ」

セレモニーの様子(提供写真)
セレモニーの様子(提供写真)
続けて、行われたテープカットには、演出協力者のパフォーミングアーティストCYRIL(セロ)のほか、関係者が登壇。紅白テープにハサミが入れられると、会場が大きな拍手で包まれた。

同劇場に協賛・支援している吉本興業の大崎洋社長(※「崎」は正式には「たつさき」)は、「若者たちが世界に羽ばたけるコンテンツとして応援したい。沖縄だけでなく、県外、そしてアジアへと展開していけると夢が広がっています」と話した。

◆「Comic Dojo TEE!Family」琉球空手の演武体感

「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
「Comic Dojo TEE!Family」は無重力のようなアクション、パルクールやトリッキングを使った演者のダイナミックな動きが見どころ。個性豊かな空手一家が営む道場が舞台で、ゲームオタクの次男坊をあの手この手で鍛えていくというストーリー。

頑固そうな白髪の父親が登場すると、いきなり客席に向かって掛け声「押忍(おす)!」の発声練習をはじめた。客席を巻き込む演出に戸惑い気味の来場者たちも、たくみな話術に乗せられ割れんばかりの声量での「押忍!」が響き渡る。

「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
「Comic Dojo TEE! Family」より(提供写真)
また、世界的に人気の対戦型格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」とのコラボレーションが実現。大型スクリーンを駆使し、ゲームの中と現実が交差するようなアクロバット演出に歓声があがった。

さらに、舞台両サイドには水が流れ、途中では舞台前方ぎわから雨が降り注ぐ驚きの演出も。上から落ちる水滴を利用した演出は美しく、これには客席から思わず感嘆の声が漏れた。

舞台上だけでなく客席中央通路も自由に使い、水が流れ、雨が降るという、従来にとらわれない斬新な演出と、アクロバティックな動きに伝統的な琉球空手の演武が体感できる同公演。濃密な60分間の演目に拍手喝采で舞台の幕が下ろされた。(modelpress編集部)



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