ジャニーズ事務所、嵐の活動休止にコメント「苦しみ抜いて出した結論」経緯を説明<全文>


【嵐/モデルプレス=1月27日】27日、嵐が、2020年12月31日をもってグループ活動を休止することを電撃発表。嵐が所属するジャニーズ事務所がコメントを発表した。

公式サイトで「弊社所属アーティスト『嵐』に関するご報告」と題したコメントを掲載。活動休止を決定した経緯について、「2020年を区切りに、ここで一度嵐をたたみ、それぞれの道を歩んでもいいのではないか」という大野の思いをきっかけに、「2017年6月頃からメンバー全員、個別、そして会社を交えながら幾度となく話し合いを重ねてまいりました」と説明。

そして、「本音で向き合い、時にはぶつかり合いながらも苦しみ抜いて出した結論が、『嵐としての活動は一度お休みさせていただき、メンバーそれぞれの人生を歩んでいく』という答えでした」と5人の話し合いの末にたどり着いた結論であるとし「5人のメンバーに共通していた強い思いは『嵐の活動は5人でしかあり得ない』ということであり、「一貫して変わることはありませんでした」と明かした。

◆嵐、2020年をもってグループ活動休止を電撃発表

嵐は、1999年9月15日に結成され、同年11月3日に「A・RA・SHI」でデビュー。今年結成20周年を迎える。

ファンクラブサイトに動画でメッセージを投稿し、2020年12月31日をもってグループ活動を休止することを発表。

動画では、リーダーの大野が「僕たち嵐はたくさんの話し合いを重ね、2020年12月31日をもって嵐としての活動を休止させて頂くことになりました」と報告。2017年6月中旬、ほか4人のメンバーに集まってもらい「自分の気持ち、想いを話しました。その内容は、2020年をもって自分の嵐の活動を終えたいと。嵐20周年、2020年という区切りで1度嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのかなと。また、勝手ではありますが、何事にも縛られず自由な生活をしたいと自分の想いを伝えました」と自身の提案も振り返った。

その後、メンバーと話し合い、「2020年をもって嵐を休止させて頂く結論に至りました」とのこと。「2020年いっぱいまで走り抜きたいと思います」としている。(modelpress編集部)

■ジャニーズ事務所コメント全文

弊社所属アーティスト「嵐」に関するご報告

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

この度、嵐は2020年12月31日をもちまして、嵐として活動を休止いたしますことをご報告申し上げます。
これまで嵐をご支援くださった関係者の皆様、そして何より20年のグループ活動を温かく見守り、応援してくださった全てのファンの皆様には心より感謝申し上げます。

この度、「嵐としての活動を休止する」という結論に至りましたのは、メンバーの一人である大野の気持ちがきっかけとなりました。「2020年を区切りに、ここで一度嵐をたたみ、それぞれの道を歩んでもいいのではないか。」
その大野の思いをきっかけに、2017年6月頃からメンバー全員、個別、そして会社を交えながら幾度となく話し合いを重ねてまいりました。本音で向き合い、時にはぶつかり合いながらも苦しみ抜いて出した結論が、「嵐としての活動は一度お休みさせていただき、メンバーそれぞれの人生を歩んでいく」という答えでした。この結論を導く中で、5人のメンバーに共通していた強い思いは「嵐の活動は5人でしかあり得ない」ということであり、一貫して変わることはありませんでした。

嵐の活動を休止することで、ファンの皆様、関係会社の皆様、そして社会に与える影響も含めまして弊社内でも幾度となく協議を重ねて参りましたが、最終的には20年間走り続けたメンバーの意思を尊重し、この度皆様にお知らせすることを決断いたしました。実質的な活動休止までの約2年ございますが、この時期を選びました理由は、最後まで嵐が嵐らしくあるために、できる限り皆様と嵐が過ごすことができる時間を作り、感謝の気持ちをお伝えする場を設けたいという思いからでございます。

彼らをご支援いただきました全ての方々に心より御礼申し上げますとともに、大切な皆さまへの全ての思いを、2020年に活動休止するまで、心を込めてお届けし続けたいと考えております。

これからも嵐、そして大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤への温かいご支援、ご鞭撻を賜れますと幸いでございます。

2019年1月27日
株式会社ジャニーズ事務所

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