【武田玲奈／モデルプレス＝1月8日】8日よる11時56分スタートのTBS×Paraviスペシャルドラマ『新しい王様』に出演する武田玲奈が同日、東京・赤坂のTBSにて共演の杉野遥亮、山口雅俊監督とともに取材に応じ、撮影時のエピソードを語った。

TBSとParaviの共同制作による同作は、藤原竜也演じるアプリ開発者・アキバと、香川照之演じる投資家・越中、正反対の価値観を持つ2人の“王様”がテレビ局の買収を競って激突し、虚々実々の駆け引きを繰り広げる新感覚エンターテインメント。2人に大きく関わる人材派遣会社の駆け出し社長・コウシロウを杉野、看護学校の元生徒・エイリを武田が演じる。

清純なイメージの武田だが、第1話では闇金融の業者に追われるシーンで、超ミニスカートのナース服を身にまとい、なりふり構わず爆走したり、ビルから飛び降りたりと体当たりの熱演を披露。「今見ても『すごいな』って思うくらい、豪華な出演者の方々の中でお芝居することになって、本当にすごく不安でした」という中、撮影初日にいきなり飛び降りのアクションに挑むことになり「『4階から飛び降りる』と（台本に）書いてあって、どうするんだろう？って思いながら現場に行ったら、2mくらいの高さから飛び降りることになって。もちろん分厚いクッションが下にあったんですけど、ちょっと怖かったです」と当時の心境を告白。

ピンク色のナース服は監督のこだわりで選ばれたもので「ナース服を決めるだけでもすごく色々と着たりしましたし、監督の作品に対する思いがすごく伝わってきたので、監督と作っていくことにやりがいを感じました。難しいけどすごく勉強になりました。ナース服には最終的に慣れてきて、不思議な気持ちになりましたね。『慣れちゃったね！』みたいな話をしました」と照れながら振り返っていた。

そんな武田について山口監督は「すごく度胸がある。同世代の女優さんのライバルの中では抜きん出て表情がいい。特に追い込まれたり悩んだりする表情をできる女優はなかなかいない」と絶賛。実は同役に他の候補がいたことを明かしつつ「武田玲奈にしてよかった」と手応えをのぞかせていた。

自身の見せ場となるシーンを聞かれた武田は「私の演じたエイリは物語が進むにつれて、色んな人やお金に振り回されて、最終的には1話からは想像できないところまで行く。本当に私も想像できてなくて。見ているうちに『え！？』と驚くことになると思います」と怒涛の展開を予告していた。

ドラマ『新しい王様』は全17話。Season1（全8話）をTBSで放送、Season2（全9話）をParaviで配信する。（modelpress編集部）



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